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• 第7話の再放送日→2月24日（土）13時5分～（NHK）

風間杜夫さんと松坂慶子さんが演じる両親が立て続けに亡くなってしまったので、びっくりしました。お二人の出番が終わってしまって残念です。さらにお嫁さんももらって、前回と比べて予想以上に早い展開でした。嫁入り道具の布団が豪華で、新婚初夜をジャマされたのには笑いました。

今回は西郷さんのお父さん、お母さんが立て続けに亡くなったので悲しかったです。お母さんのことをいい嫁だと元気に褒めていたお父さんが先に亡くなったのにはびっくりでした。おじいちゃんも含めて半年で3人亡くすのは辛かっただろうなと思います。お母さんのために江戸行きを申し出なかったのが西郷さんらしいです。

西郷さんにとって、とっても悲しい話でした。おじいちゃんが亡くなり、お父さんも、嫁をもらってすぐに、それも、寝ていて、翌朝には、息をしていなかったとは、悲しいです。もっと悲しかったのは、お母さんの死ですね。雄大な桜島を見ながら、西郷さんが、お母さんを背負って、静かになくなるシーンは、本当に物悲しくて、感動しました。

吉之助の父親の喜兵衛が、妻の満佐子のことを素晴らしい妻と言ったのが、とても印象的で感動しました。嫁いできた須賀の事を思っての発言でしたが、妻の体が病になってしまい、辛く悲しい思いの中で、今までの感謝を、喜兵衛は伝えたかったと感じました。まさか、翌朝に喜兵衛が亡くなるとは思っておらず、更に母親の満佐子が立て続けに亡くなるとは、変革の時代だったとはいえ、吉之助にとってはあまりにも辛く悲しい年だったと感じて、涙を流してしまいました。

吉之助の婚礼と前後して亡くなった祖父､父親､母親との絆､親子愛､家族愛の深さに涙が出ました｡特に吉之助が母親まさの最期の願いを聞き桜島を見ながら会話するシーンが感動的でした｡体調が悪化した母親を心配して望んでいた江戸行きの希望を出さなかった吉之助の愛情と､それに気付きもういいんだよと諭すまさの愛が深く心に沁みました｡

初めからお祖父様が亡くなった話で始まり、まさかお父様お母様まで続いて亡くなってしまうなんてちょっとショックでした。特にお父様は前日まで元気にしていたのにあんなに呆気なく逝ってしまうなんて本当に予想外で。吉之助に背負われてお母様が吉之助の事を語る場面は泣けましたね。そのままお母様は亡くなり、吉之助の心情を思うと辛いシーンでした。両親の願い通りお嫁さんを貰った吉之助ですが、須賀は西郷家の人々と馴染めるのか気になる所です。あの家を切り盛りする女性はかなり大変なはず。家族が多いせいで新婚だというのに二人っきりにもなれないのはちょっとかわいそう。須賀の自然な笑顔は見られるのでしょうか。せっかくお嫁さんを貰ったのに悪いけど、糸が嫁いでいたらとつい思ってしまいました。

西郷どんは祖父が亡くなり、母も病気になっていました。父の進めで家族思いの吉之助は結婚する事になりました。嫁おもいの吉之助は良き嫁にめぐりあえたと母の気持ちが私には感動しました。子供の多い家族で母が嫁を思う気持ちには暖かいものがあります。嫁の正直な言葉には父も喜んで嫁を褒めていたところが、悲しい出来事にはびっくりしました。そのために吉之助の希望がかなえられなかった事には、悲しく思いましたが、親孝行の吉之助を見て将来につながったのではないかと思いました。

斉彬公に於一が謁見する場面、北川景子さんの鹿児島弁がとても上手で、聴き心地が良かったです。渡辺謙さんを前にしての堂々たる演技が素晴らしく、菓子をほうばる姿も頼もしく感じました。また、西郷さんの父親が、亡くなる前夜に、奥さんのことをたいそう褒めていたシーンも記憶に残りました。結婚した相手に、惚れてしまったっと言われることって、恥ずかしくも嬉しいことだったのではないかと思います。愛し愛された夫婦がそろって亡くなる今回は、大変見るのが辛かったです。

西郷どんのお嫁さんが愛想がなく、婚礼の時もニコリとも笑わないのに、西郷どんのお父さんがお母さんを「日の本一の嫁」と褒めちぎり惚気ているシーンで、笑わなくちゃいけないと一生懸命笑おうとして、ぎこちない笑顔になってしまったところ。西郷どんが「無理して笑わなくてもいい」といってくれ、優しさも見えるシーンでした。

今回は、西郷さんの結婚、そして父と母の死という怒涛の展開で驚きました。しかし、丁寧に描かれた各シーンの情景、特にお母さんのお嫁さんに対するまなざしのやさしさ、西郷さんに対する究極の愛の深さに見応えと感動を大きく感じました。次回のお嫁さんとの関係性や生活がどうなっていくのか、期待で待ちきれない感じです。