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高校のスクールカウンセラーして、生徒たちの悩みなどを優しく聞いている井上真央さんですが、自分自身が母親との接し方に悩んだ過去があり、実は今でも好きになれないという自覚があるのが面白いと思います。学校に、あんな魅力的なスクールカウンセラーさんがいてくれたら、学校に通う楽しみができると思います。

「私は、母を好きになれない」この一言が親子関係の重みを考えさせられてしまいます。スクールカウンセラーとしての仕事に特に問題はみられることもなく、日向の心の影の深さが想像できないぐらいです。子にとっての「毒親」について理解することは難しいですが、この作品によって現実に近いものを疑似体験できそうに思いました。

仲間由紀恵さんのやや過保護な母親役が新鮮で面白かったです。登場人物それぞれが抱えている闇が深く、そこがどのように物語と絡んでいくのか、と考えながら観るのも醍醐味かなと思いました。親子の関係性は果たしてどのような距離感が正解なのか、そもそ正解なんてものはあるのかと、改めて考えさせられました。

同世代の子供を持つ親としては、いろいろと考えさせられるドラマだったと思います。母親がとんでもない親で、その子供がスクールカウンセラーに話を聞いてもらう場面で、「言葉にしないと親とかでもわからないものだよ。」とカウンセラーの女性が言った言葉が印象的でした。最近、福井の中学二年の男の子が自殺した事件がありましたが、この子供も親には心配かけたくないとかの思いもあったのかなと思いました。うちも小さいころから学校で嫌なことがあっても家に帰るときはニコニコしているタイプだったので、子供の心に寄り添わないといけないと改めてこのドラマを見て思いました。

井上真央さんの演技力、さすがです。突然告白された生徒が、翌日この世からいなくなる、そんな状況にたたされた高校のスクールカウンセラー、藍沢日向。彼女がこれからむかう先に、果たして納得のいく答えがあるのか、誰が彼をそこまで追い詰めたのか、全てにおいて目が離せない作品です。

先ほど、録画をしたのを視聴させて頂きました。自殺や母親の過干渉がテーマになっており、自分自身も実の親から過干渉で自殺してしまった男子生徒の様に、私も同じく軽度のうつ病と診断させたした。偶然にも、学校のいじめも私も抱えていたので、自分ととても重なる点が多く、他人事には感じることができない作品でした。私自身もそうですが、親離れを子供自身が行動に移さないと、何も変わらないのだと感じました。

明日の約束という交換日記を小さい頃に母親としていた主人公の井上真央さん、なぜそのような日記をしていたのか、その意味には何かがきっとあるのだろうと気になりました。毒親と呼ばれている存在の意味、なぜそういうように呼ばれているのかがとても謎で今後のストーリーにとても興味を持ったドラマでした。

女子生徒が万引きして誕生日なのに母親が男と遊んでいて、自分の誕生日をそばにいて祝ってもらいたいのに祝ってもらえなかったのを見て、母親が許せなかったのと同時に、母親は実は寂しがりやだったのかなと思いました。子どもは何歳になっても母親に自分のことをいつも思っていて欲しいと望むものなんだなと感じました。

特に女性とその母親の間によく見られる深い闇をテーマにした社会性のあるドラマだと思いました。子供を束縛、苦しめていることに気づいていない毒親とその母親となるべく面倒を起こさないように気を使う3人、増田希美香、吉岡圭吾、藍沢日向が抱える闇に今後注目しながら見ていきたいと思います。生徒たちの毒親には立ち向かおうとするのですが自身の親には恋人の存在さえ伝えられない藍沢日向を見ていると胸が痛みました。

親が子を捨てるのではなく、子が親を捨てるのは衝撃的でした。ドラマの中では助けてくれる親戚がいたから踏み切れたけど、実際に母や父しかいなかったら「親を捨てる」ことは凄く難しい事だと感じた。また不登校になったのはイジメが原因だとは思ったが、自殺した理由は母にも原因があるのではないかと感じた。今後どのように進むのか楽しみなドラマです。