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舞台となる熊本の”漱石ゆかりの地”
1896年(明治29年)4月、『坊っちゃん』の舞台となった愛媛県松山市から熊本に移り住んできます。当時の夏目漱石は29歳。松山中学校から第五高校(現在の熊本大学)に赴任することになったのが移住の理由です。
その後、1900年(明治32年)にイギリスに留学するまでの間、熊本に住んでいました。なんと夏目漱石と妻はこの間に6回も引っ越しをして住居を変えているのです。
ここでは夏目漱石の旧居や熊本でのゆかりの地を紹介していきます。
熊本・第一の旧居「光琳寺の家」跡
熊本市内の繁華街にあるホテルサンルート熊本。ここが夏目漱石と妻・鏡子が結婚式を挙げて、新婚生活をともに過ごした家があったと言われてきました。
このホテルの1階には夏目漱石の肖像レリーフが飾られており、その証としています。
photo by 「ひなたまブログ」
ホテルサンルート熊本の住所:熊本県熊本市中央区下通1-7-18
熊本・第3の旧居「大江村の家」
1897年(明治30年)9月から1898年(明治31年)3月まで夏目漱石と妻・鏡子が住んでいた第三の旧居。もともとは熊本市中央区の新屋敷1丁目にありましたが、1947年に熊本洋学校教師ジェーンズ邸の敷地内に移管されています。
ここは『吾輩は猫である』に登場する多々羅三平のモデルとなった股野義郎が書生がいたり、『草枕』の舞台となった小天温泉の旅の出発地がここでした。
大江村の家(熊本洋学校教師ジェーンズ邸)の住所:熊本市中央区水前寺公園22-16
熊本・第5の旧居「坪井旧居」
熊本に居住した中でもっとも長い1年8ヶ月間を過ごした5番目の旧居。ここで長女・筆子が誕生した夏目家にとって思い出の場所。
鏡子が後年、「熊本で住んだ家の中で一番良かった」と語っていました。現在では記念館として内部も公開されています。
坪井旧居の住所:熊本市中央区内坪井町4-22
熊本・第6の旧居「北千畑町の家」
夏目漱石、鏡子、筆子の3人が熊本で最後に住んだ旧居。ほぼ原型を残していますが、現在では一般住宅となっているため、中は公開されていません。
北千畑町の家の住所:熊本市北千反畑町3-18
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第五高等学校(現在の熊本大学)
夏目漱石が英語教師として赴任した第五高等学校は現在の熊本大学。この敷地内にある五高記念館には漱石が作った入試問題などが飾られています。
熊本大学・五高記念館の住所: 熊本県熊本市中央区黒髪2-40-1
山鹿温泉
夏目漱石が1898年11月の修学旅行で山鹿温泉に訪れいています。写真の八千代座は山鹿温泉エリアに1910年に建立された重要文化財。
山鹿温泉(八千代座)の住所:熊本県山鹿市山鹿1499
日奈久温泉
『漱石の思いで』の中に登場する温泉地。詩人・種田山頭火が愛好した温泉としても知られています。
日奈久温泉の住所:熊本県八代市日奈久中町316
最後に
『夏目漱石の妻』は9月24日スタートで全4回の放送です。夏目漱石の熊本におけるゆかりの地がどこまでドラマに登場するのか?楽しみですね。
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