2016年8月26日から公開されている映画『君の名は。』。10日間で38億円の興行収入を突破するなど、社会現象になるほどの人気を誇っています。
実際、映画を見た視聴者から、
- 「おもしろい!」
- 「感動した!」
- 「ここ10年で最高傑作!」
- 「ナウシカ超え!」
- 「2回も3回も映画館で観てしまった!」
と絶賛する評価やレビューが相次いでいます。そこで今回は映画『君の名は。』が面白いと感想が多く、絶賛されている理由について見ていきます。
スポンサードリンク
見出し
なぜ『君の名は。』が面白いと絶賛されているのか?
予告動画を見ると、ドラマなどによくありがちな”男女の入れ替わり”でコメディタッチの恋愛もののようなイメージを受けますが、実際の作品はまったく違います。視聴する前のイメージと、実際の良い意味でのギャップの大きさもこの作品が評価されている所以ですね。
では、なぜ『君の名は。』ここまで評価されているのか?その理由を見ていきます。
1.とにかく景色や描写が美しい
この映画を見てまず思うのが「とにかく景色が美しい」ということ。東京と岐阜県の飛騨を舞台のモデルとして描かれており、時空を超えて東京と飛騨を何度も行ったり来たりします。
山深い飛騨は幻想的でノスタルジック。日本の美しい自然の姿に酔いしれます。逆に東京は機械的でありながらも凄まじい熱気。しかも実に緻密に再現されています。映画のクライマックスシーンに登場する四谷の須賀神社の階段をはじめ、信濃町、新宿、千駄ヶ谷、渋谷、東京駅など、「ここまで精巧に再現するか?」と思えるほどの緻密さ。
「とにかくすべてが美しい!この世界観にずっと浸っていたい!」視聴者はこの緻密さと幻想的かつ情緒的な風景に酔いしれました。
君の名は。見てきましたー!!ネタバレになるから詳しくは言えないけど、とにかく美しい……綺麗で、素晴らしい映画でした…🙏
— まりん (@Rin__marin) 2016年9月7日
君の名は。感想めちゃくちゃ言いたいけどネタバレなるしとりあえず1つ1つの描写が本当に美しくて瞬きするのが勿体ないくらいでそれはまるで夢の景色の様にただひたすらに美しい眺めだった #君の名は pic.twitter.com/qaCcebIC6Q
— ばいばにら (@patbings_izumi) 2016年9月7日
近所のレイトショー、フラフラと、君の名は。を観てきた。
切り取る絵が素晴らしく、、射し込む光が美しい。
眩しくて、刹那くて。
水が飲みたくなった。— 太田基裕 motohiro ota (@motohiro0119) 2016年8月31日
2.いつまでも余韻が残る壮大なストーリー
『君の名は。』は、東京と飛騨、現在と3年前という、場所と時間が異なる2つの舞台を行き来する、壮大な世界観が魅力的。映画の序盤は単に都会と田舎の男女が入れ替わっているだけど思っていましたが、さらに3年という時間をも超えた繋がりに物語の大きさを感じました。
さらに、そこには時空を超えた出会いや”運命”、そして互いの強い想いが結びついたつながりに、鳥肌が立つほどの壮大さを感じます。しかも、その壮大さをアピールして見せびらかすのではなく、視聴者がジワジワ、ジワジワと少しづつ感じられるものでした。
最初は「小っさい話だなぁ」と思わつつも、終わってみたらその壮大さに誰もが震撼し、いつまでも余韻が残るでしょう。「また、観たい!」そう思わせる作品です。
君の名は。面白かったー!
どんな映画かまったく知らずに行ったのですごく壮大な話で震えた🌠
瀧くんかっこいい。— ろこ (@roco_711) 2016年9月4日
映画「君の名は」見てきました😊
評判だけあって、壮大さ・展開の速いストーリー・感動✨
見て正解でしたよ🍀— こうこ (@5kouko13) 2016年9月7日
なんなんだこの余韻は
君の名は。。。題名の意味もそーゆう意味だったのかって感じやし絵が壮大やし話が壮大やし運命ってすげーなって思ったし、東京人多すぎて無理だけど今すごく東京に行きたい— も え ぴ ー (@i_am_moe0327) 2016年9月7日
3.心の奥底に忘れかけていた大切な”何か”を思い出させてくれる
誰もが胸の奥底にもっている”大切な何か”。今は忘れてしまったけれど、漠然としていて言葉に現すことができないけれど、確かにここにある大切な何か。あの頃は確かにあったはずなのに、今はどこにあるか忘れてしまったれど、それでも自分のなかにあり続ける大切な何か。
『君の名は。』は、それを思い出させてくれる作品です。
映画で「忘れたくない人、忘れたくなかった人、忘れちゃダメな人」という言葉が何度も登場します。瀧と三葉が互いの名前を忘れたくないと思っていても、それでも忘れてしまう名前。大切な名前だとわかっているのに、忘れてしまう、思い出せない。
この物語を通じて、「忘れたくない、忘れたくなかった、忘れちゃダメ」と思っていたのに”忘れてしまった何か”、”確かにあるはずなのに思い出せない大切なもの”、この存在を強く訴えかけてくる。そんなメッセージを感じさせる作品です。
忘れたくない人、
忘れたくなかった人、
忘れちゃダメな人、
このフレーズに多くの人が共感し、涙しました。
「君の名は。」見たんだけどね
すごいいい話しだった。
人と人とを結びつけるってこんなに難しいんだって思った。『忘れたくない人
忘れたくない なかった人
忘れちゃダメな人』 pic.twitter.com/2QtfMEsDNa
— 📛ちーちゃん (@hina_omothi) 2016年9月7日
_
『君の名は。』観てきました。
忘れたくない人
忘れたくなかった人
忘れちゃダメな人
大事にそして大切にしたいと思いました#kiminonawa #Importance… https://t.co/LvrMoak0kX— うえのらい (@ueno_rai) 2016年9月6日
君の名は👀🌟
やばくいい。
新海誠てんさーい👀🌟んで誰だっけ。。。
みつはと。。。。
忘れちゃいけない人。忘れたくない人。。。忘れた。。。もっかいみたい👀🌟@8725kaneko560
— さいとうかなこ (@kachun19s21) 2016年8月28日
4.すべては、この時のために。バラバラだった点が繋がっていく。黄昏時と最後のシーンに涙
「すべてはこの時のためにあったんだ」という瀧のセリフ。これが『君の名は。』の物語を実によく表現した言葉になっています。
冒頭から繰り返される瀧と三葉の入れ替わり。最初は断片的でこの行動が何のためにあるのか?わかりません。しかし、三葉は3年前の隕石衝突事故で亡くなっていたこと、事故の前日に瀧に会いに来ていたこと、なぜ瀧が糸守町の事故にここまで執着するのか、これらが次第に明るみになりにつれ、今までバラバラだった点が一気につながっていきます。
クライマックスである、”黄昏時”に時空を超えてはじめてお互いの存在を感じた瀧と三葉のシーン、最後の最後に瀧と三葉が巡りあえたシーン、ここで涙腺崩壊した方が続出しました。
君の名はの彗星が流れていシーンは綺麗やったわ~(^^♪
最後に再会できたのは、感動(´Д⊂ヽ
話が作り込まれていて、最高\(^o^)/#君の名は— ヤッピー (@0717naop4649) 2016年8月28日
君の名は。映画見た
感動して感動して感動した
あんな恋愛、心の動き、感情あるんだな
最後は新海誠の作品だなって感じの終わり方で
やっぱり新海誠の作品好きだって思った。
#君の名は— 黒百合 (@kuroyuri_1025) 2016年8月28日
https://t.co/RNYdlBCEEl
君の名は最高!
三葉と滝の黄昏時のシーンはとっても感動しました!
胸の高鳴りを抑えられませんでした!
君の名は、超最高!!、— RUA@宮水 三葉 (@AceEyz) 2016年9月2日
スポンサードリンク
5.笑いあり、涙あり、ロマンスありでテンポが良い
この作品は”涙涙の物語”、だけではありません。ところどころに「クスッ」と笑えるシーンが散りばめられており、全体像がわからない前半でも視聴者を飽きさせません。
さらに、瀧と三葉の出会い、運命などの、ラブストーリー要素もしっかりと作りこまれています。それぞれがテンポよく進んでいき、あっという間に最後になってしまいます。
物語の序盤で笑い、中盤で壮大さに鳥肌が立ち、終盤で感動して涙する、時間を忘れて物語のストーリーや世界観に没入し、登場人物に感情移入できる、そんな素晴らしい脚本も絶賛される理由の1つと言えるのではないでしょうか。
君の名は面白すぎて面白すぎた。
なんか余韻が半端ない!
— ナオピー(天野眞隆) (@naoppp221099) 2016年9月6日
君の名は面白がっだあああ
また見に行きます絶対!!
三葉(※瀧)を描いてみた( ˇωˇ )#君の名は pic.twitter.com/7LLDflZfUR— らんふ (@1daisuki1998) 2016年9月5日
予告編から「『君の名は』面白そうだなあ」とは思ってたけど、ここまで普遍的で骨太な作品になっているとは夢にも思わなかった。今まで新海誠作品に対して「あのセンチメンタリズムがちょっとね」と食わず嫌いの敬遠をしていた人にこそお薦めしたい。安心して下さい、新海誠監督、完全に化けてますよ。
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年9月2日
ぜひ映画館で観てください!
公開からわずか10日あまりですが、絶賛評価が連発している『君の名は。』。今年の最高傑作であるだけでなく、ここ数年を見渡してみてもこれほどの作品はなかなかお目にかかれません、
とにかく美しい描写、風景を最大限堪能するためにも、ぜひ映画館で視聴することをオススメします。筆者はすでに2回視聴しましたが、それでも「何度も何度も観たい」と思えるほどでした。まだまだ映画館で公開しているので、観ていない方はぜひ。
コメントを残す