『植木等とのぼせもん』見逃し動画配信の視聴方法＆再放送日程！【第1話から最終回まで】

自分の親以外にもしっかりと叱ってくれる人がいるという有難さを感じられる内容でした。植木さん演じる山本耕史さんの演技が古風で不器用な感じがしてとても面白かったです。植木さん特有の声の高さも忠実に再現されていて、クスっとくるような内容でした。

クレージーキャッツの植木等さんと付き人である松崎さんの、当時のリアルなやり取りが目に浮かび、心が懐かしいような不思議な温かい気持ちになりました。第２話で、わざわざ博多から訪ねてきた母親を追い返した松崎を叱る植木のシーンがとても泣けました。

小松政夫さんの淀川長治のものまねがとても面白かったです。また、クレイジーキャッツやザ・ピーナッツなどの昭和の歌もうまく再現されていて、こちらの方もとても楽しく見ることができました。

植木さんが活躍していた時代の空気感が、見事に表現されていたと思い、興味深々で見ています。とはいっても、私はリアルタイムで見ていたわけではなく、子供の頃に無責任シリーズの映画を繰り返し放送していた時にずっと見ていたので、それを思い出して興味を持ちました。これからも楽しみにしています。やはり、山本耕史さんは演技が上手いですね。

松崎がお母さんを突っぱねて追い返してしまったことを、植木が怒るところです。お母さんが息子の事を思うばかりの行動にも泣けたし、松崎が突っぱねてしまう気持ちもわかるし、それをきちんと怒ってくれる植木が素晴らしかったです。特に優香さん演じる植木の奥さんが、とても良いです。奔放に見えて実は人情に厚く脆い性格の植木をふんわり包み込みながらもはっきりと自分の意見を言う姿に感銘を受けました。勿論、山本耕史さんの植木は言うまでもなく素晴らしいです。声色や抑揚が本当に変幻自在で、時折植木等ご本人に聞こえます。毎週観たいと思いました。

みんな微妙に似てるキャスティングなのがちょっとおもしろいですね。谷啓さんや奥村チヨさんなどちょっと寄せてるな～と思いながら、そういう部分も楽しみつつ見ています。それから驚いたのは劇中の歌声が植木等さんにそっくりなこと。あれ全部山本さんが歌われてたんですよね！驚きました。

ドラマ全体の雰囲気として、日本が戦後の復興を遂げ、明るい時代になってきた感じが、観ていてとても懐かしく、心が温かくなります。第2話の内容は、親子愛の話でしたが、親の気持ちも、子供の気持ちも痛いほど共感できて、本当にいい話でした。植木等さんのことは、詳しくは知らなかったのですが、とても心の広い、優しい方だったことがわかりました。

無責任時代の象徴といわれた植木等さんの人間性がよくわかり興味深い。特に第２話の小松政夫が上京した母親返したことに対する植木等さんの怒りに共感を覚えた。さらに、自分が過ごした中学生時代に見たシャボン玉ホリデー等のシーン次から次へとでてきて、父母と一緒に見て笑い焦がれていた時代がとても懐かしく感じられた。

1話、植木等という題名だったので、興味本意で見てみましたが、面白かったです。小松政夫さんと鎌田厳さんの会話最高でした。小松政夫さんの意外な家族構成にも驚きましたが、植木等さんの弟子だったのもビックリ。たった30分のドラマでしたが興味シンシンで見入ってしまいました。

植木等さんは、私が小さい頃、テレビで何となく見ていた記憶なので、こうして改めてドラマ化して見てみると、こんな生い立ちだったんだ！こんな裏話があったんだと、引き込まれるように楽しく拝見できました。山本耕史さんも、何とも声からして、植木等さんに似ている気がして、懐かしい気分に浸りました。優香演じる奥様が、植木等をどのように支え、歩んでいたのかも、主婦である私からしたら興味深かったです。「あなたは責任持って無責任してください」のセリフが印象的でした。