2017年8月5日にNHKのヒロシマ8.6ドラマとして放送される『ふたりのキャンバス』(中国地方は7月31日に先行放送)。広島の原爆投下をテーマにした物語で、小芝風花が主演を務めることで注目されています。
そこで今回はスペシャルドラマ『ふたりのキャンバス』のロケ地となる撮影場所、気になるキャストやあらすじについて紹介していきます。
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SPドラマ『ふたりのキャンバス』のあらすじ
広島市の高校の美術コースに通う里保(小芝風花)は、憧れのクラスメイト奏美(中村ゆりか)が、「原爆の絵」に取り組むと聞き、自分も参加することにする。被爆体験証言者の記憶に強く残っている場面を聞き取り、何度も打ち合わせを重ねて1年がかりで1枚の油絵を仕上げていく。里保が担当することになったのは、雄造(近藤正臣)。原爆の落ちた日、家族を失い、燃える家を見つめていた時のことを絵にしてほしいと言う。
自分の日常とはかけ離れた話をどう描いていいか分からない里保。高校生が自分の話を絵にすることができるのか半信半疑の雄造。対話を重ねるうちに、少しずつお互いを知っていく二人。里保は、奏美とも被爆体験を絵にすることの難しさを共有しながら親しくなっていく。雄造とも、奏美ともわかり合えるようになってきたと思った矢先、里保の言動が、二人との関係を危うくすることに・・・
自らの想像を超える体験をした人を分かろうと努力することで、成長していく高校生の姿を瑞々しく描き出す物語。(公式ホームページから引用)
人類史上、唯一核兵器が実践投下された広島と長崎。そして、広島は1945年8月6日に史上初めて原爆が投下された場所であります。すでに70年以上が経過しており、その当時の状況をリアルタイムで知る人は少なくなっています。だからこそ、この悲惨な経験を後世に語り継いでいき、風化させないことが、とても大事なことです。
この物語はそんな広島を舞台に、過去の被爆体験を本気で知ろうとする高校生と、その過程で人間的に成長していく姿を描いた物語。このドラマをきっかけに、今一度、戦争や広島について考えてみるきっかけにしたいものですね。
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SPドラマ『ふたりのキャンバス』のキャスト&スタッフ
キャスト
柳井里保/小芝風花
広島市の高校の美術コースに通うごく普通の16歳。絵は好きだが、描くのが遅い。要領が悪い自分に不満はあるが、何かきっかけさえあれば大きく成長できるかもしれないという期待もある。絵が上手く、大人びた雰囲気をもつ奏美に憧れ、一緒に「原爆の絵」に取り組むことにする。
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遠藤雄造/近藤正臣
10歳の時に被爆した体験を持つ82歳。妻に先立たれ、一人暮らし。今まで一切話してこなかった被爆体験の証言を最近になって始めた。自分の記憶の中の光景を高校生が絵に描いてくれると聞き、興味をもって依頼することにした。
窪奏美/中村ゆりか
里保と同じ美術コース1年のクラスメイト。学業・美術ともに成績優秀で、周囲から一目置かれているが、寡黙で大人びた雰囲気から近寄りがたいと思われている。一緒に「原爆の絵」に取り組む里保に、少しずつ心を開き始める。
<中村ゆりか出演のドラマ『富士ファミリー2017』撮影場所まとめ>
大野稔/大浜直樹
根本知子/安部洋花
高嶋陸/興津正太郎
弁当屋の金子/林英世
スタッフ情報
脚本/中澤香織(「異国の太鼓」など)
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