2017年4月2日にテレビ朝日系列で放送されるスペシャルドラマ『人間の証明』。松田優作の主演映画などこれまで何度も映像化されてきた森村誠一の傑作ミステリー小説を原作に、藤原竜也と鈴木京香が共演することで話題になっています。
そこで今回はSPドラマ『人間の証明』のロケ地となる撮影場所、気になるキャストやあらすじについて紹介していきます。
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SPドラマ『人間の証明』のあらすじ
昭和49年、東京。ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、一人のみすぼらしい身なりの黒人青年が息絶える。胸には深々と突き刺さるナイフ。頬には一筋の涙が伝っていた。現場に駆け付けた麹町東署の棟居弘一良(藤原竜也)は、本庁捜査一課の横渡伸介(緒形直人)とともに捜査を開始。青年が向かおうとしていた最上階で聞き込みを始める。
その日、最上階では高名な美容家の八杉恭子(鈴木京香)による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき、大物議員の夫(中原丈雄)と一人息子(堀井新太)とともにスポットライトを浴びる恭子は、理想の妻、理想の母として日本中の憧れを集めていた。
殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明する。しかし、恭子のパーティー客に該当する人物はいなかった。その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ちであること、片言ながら日本語が話せたこと、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。(公式ホームページから引用)
時代が変わっても”変わらない本質”がここにはある。
森村誠一の小説『人間の証明』が発表されたのは1976年。これまで累計770万部位上の売上を誇る日本ミステリー史に残る傑作です。さらに、40年以上経過した今でも古さを感じさせないこの作品は時代が変わっても変わらない”本質”を捉えているからでしょう。
この作品は傑作推理小説だけでなく、激動の人生を歩んだ女性の生涯記でもあり、ホームドラマでもあり、国境を超えた親子の愛の物語という何重にも重なり合うテーマはまさに芸術と言ってもいいでしょう。
「巡りあえて良かった」名作中の名作。それが『人間の証明』。
今なお色褪せない日本ミステリー界の頂点に君臨する傑作小説。Amazonでも絶賛評価を連発しています。
【Amazonでの口コミ】
- この作品は最も哀しく、最もせつなく、最も美しい、そして最も人間を深く描いた作品だと思う。
- 「子供の哀しみ」「母の痛み」「人間の性」に感動した。
- この物語を読んで泣けるということは『人間の証明』なのではなかろうか。
- めぐり合えてよかった1冊だ。
- 泣けるミステリが好きな人におすすめです。
- 人の醜さ、憎悪、そしてその中に隠れながらも小さく光っている愛、人を信じる心を描いた昭和の最高傑作。
- この傑作を上回る作品がこのあと生まれたのか?
- 人の醜さを否が応でも見せ付けられるので読む際には覚悟の程を。
まだ読んだことがない方は今回のドラマ化を機に一度は読んでおきたいものですね。この壮大な物語に感動すること間違いなし!!
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SPドラマ『人間の証明』のキャスト&相関図
棟居弘一良/藤原竜也
警視庁麹町東署の刑事。幼い頃に受けたある過去から、犯人逮捕に異常な執念を燃やしている。
横渡伸介/緒形直人
捜査一課・那須班のベテラン刑事。棟居と共に捜査をすることになる。
那須英三/宅麻伸
捜査一課・那須班のキャップ。捜査の指揮をとる。
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郡恭平/堀井新太
恭子の息子・私立大学2年生。
山路刑事/山田純大
捜査一課の刑事。
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草場刑事/松永博史
麹町東署の刑事。
ジョニー・ヘイワード/ラバンス
スラム街育ちの青年。ホテルのエレベータの中で息絶える。
郡陽平/中原丈雄
恭子の夫・民友党の大物議員。
中山種/草笛光子
霧積高原に住む老女。
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八杉恭子/鈴木京香
有名な美容家。海外進出を企てるやり手。理想の妻・母としても全国の女性の憧れの的。
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