2017年6月3日公開の映画『花戦さ』。鬼塚忠の小説を原作に、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、森川葵ら豪華キャストが出演することで注目されています。
そこで今回は映画『花戦さ』のロケ地となる撮影場所、気になるキャストやあらすじについて紹介していきます。
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映画『花戦さ』のあらすじ
十六世紀。戦乱に荒れ果てた京の都に、花を生けることで世の平穏を祈り、人々に生きる希望を与えんとする、「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた。やがて織田信長による天下統一を前に、戦国の世も終わりを告げようとする頃、「池坊」の中でもその生ける花がひときわ異彩を放つ池坊専好は、信長の所望で、「大砂物」なる大がかりな生け花を披露するため、岐阜城へと向かう。
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、巨大な松を中央に据えた大砂物は思わぬ失態を招き、信長の怒りを買う。しかしそのとき、軽妙に事態を取り繕い、専好を救ったのは、信長に仕える若き武将、木下藤吉郎だった。
それから十二年。信長は本能寺の変によってすでにこの世を去り、天下はかつての木下藤吉郎、豊臣秀吉の手に委ねられていた。期せずして池坊の執行となった専好だが、その立場ゆえに、迷いながらも自らの奔放な「花」を封印していた。そんなある日、今は豊臣秀吉の茶頭として、利休を名乗る宋易と再会する。
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として、互いが目指す「美」の世界を高め合う関係となっていく。専好は利休によって、自らが求める「花」の心をようやくつかみ始めるのだった。しかしやがて悲劇が訪れる。天下を握ってから人が変わったように驕り高ぶる秀吉に対し、諌めるように自らの茶を貫き通そうとした利休が、その頑なさゆえに、秀吉に命じられ、自害に至ったのだ。打ちのめされる専好。さらに悲劇は続いた。秀吉の乱心は嵩じ、罪もない街の者たちまでが、次々と命を奪われていく。
ついに専好は立ち上がった。時の最高権力者太閤秀吉に戦いを挑む専好。かけがえのない友、利休の仇討のため、彼が手に取ったのは、刃(やいば)ではなく「花」だった。それこそが、専好にしか成しえない「戦さ」であった。(公式ホームページから引用)
農民から天下人という日本史上まれに見る大出世を遂げた豊臣秀吉。その茶頭として秀吉と千利休は蜜月関係にあったとされますが、次第に関係が悪化し悲劇を招いたという話は有名ですね。
その秀吉に対して”花”で戦いを挑んだ様を描いたこの映画。脚本は『JIN-仁-』、『天皇の料理番』などの名作を手がけた森下佳子氏が脚本を担当するということで、ストーリーもしっかりとしたものになるでしょう。
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映画『花戦さ』のキャスト
[映画ニュース] 野村萬斎が大胆不敵な勝利宣言!「花戦さ」特報公開 https://t.co/U01ywDpzjT #映画 #eiga pic.twitter.com/ydIpfIPSaP
— 映画.com (@eigacom) 2016年11月24日
池坊専好/野村萬斎
池坊と呼ばれた僧侶。戦国時代に花を生けていた。千利休と親交が深い。
豊臣秀吉/市川猿之助
信長亡きあとの天下人。茶頭であった千利休に自害を命じた。
織田信長/中井貴一
戦国時代に天下布武を掲げた大名。芸術にも精通していた。天下目前に明智光秀の謀反で散る。
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前田利家/佐々木蔵之介
織田信長と豊臣秀吉の重鎮。加賀百万石の大名となった。
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千利休/佐藤浩市
天下人の茶人。織田信長、豊臣秀吉と蜜月を築いたが、後に秀吉の命で自害することに。
れん/森川葵
心を閉ざした女性。専好によって少しづつ心を開いていく。
吉右衛門/高橋克実
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