2018年3月10日公開の映画『北の桜守』。北海道を舞台にした『北の零年』、『北のカナリアたち』に続く「北の三部作」の最終章であり、吉永小百合と堺雅人が出演することで注目されています。
そこで今回は映画『北の桜守』のロケ地となる撮影場所、エキストラ募集情報、気になるキャストやあらすじについて紹介していきます。
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映画『北の桜守』のあらすじ
1945年、ソ連の侵攻によって樺太を追われた江蓮てつ(吉永)は網走にたどり着き、意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓に苦しみながらも、息子2人を懸命に守り抜く。やがて時は経ち1971年、行方知れずの夫を待ちながら、1人で質素に暮らしていたてつは、米国で成功した次男・修二郎(堺)と再会。修二郎の計らいによって、札幌で同居することになるが、年老いたてつは戦禍によるPTSDの後遺症に悩まされてしまう、、、戦中から戦後にかけて、北の大地で懸命に生きた親子の約30年の軌跡を描いた物語。(映画.comから引用)
1945年の敗戦で混乱のさなかにあった日本。満州にいた日本人はシベリアに強制連行されられて人も数多くいて、そこでの過酷な生活はこれまで何度も語られてきました。しかし、ソ連軍の親交で北方領土を追われた人たちのその後の生活について、最近は大々的に語られることはありません。
この物語は樺太を追われて北海道で静かに暮らしていた人を描いた物語。そこには現代では考えられないような苦労があったと思います。そして、この『北の桜守』は吉永小百合にとって記念すべき120作品目の映画になります。節目にふさわしい素晴らしい映画になりそうですね。
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映画『北の桜守』のキャスト
江蓮てつ/吉永小百合
ソ連軍に樺太を追われた後、極寒の地・網走で懸命に2人の子どもを育て上げる。次男の計らいで札幌に移り住むもPTSDに悩まされる。
江蓮修二郎/堺雅人
てつの次男。米国に渡り成功する。その後、札幌で母親のてつと一緒に暮らすことになる。
<堺雅人出演の映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』ロケ地まとめ>
江蓮真理/篠原涼子
修二郎の妻。
菅原信治/佐藤浩市
闇米屋として貧困に喘ぐ江蓮親子に仕事を与え、生活を手助けする。
江蓮徳次郎/阿部寛
てつの夫。
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島田光江/高島礼子
かつて網走で江蓮家の隣人だった女性。
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岡部大吉/中村雅俊
真理の父親で修二郎の義父。
笑福亭鶴瓶
てつと修二郎が思い出の地を2人で巡る道中、立ち寄る居酒屋たぬきの主人。
山岡和夫/岸部一徳
樺太で生活していた頃からの友人で、長年てつたちを手助けしてくれる。
杉本久/安田顕
少年時代に修二郎をいじめていた過去のある同級生。
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木村学/野間口徹
修二郎が日本で開業した会社ミネソタ24で、修二郎をサポートする社員。
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せたな町観光協会の阪井です。北の桜守ですが、本当はせたな町でもロケの予定だったのですが、吉永小百合さんと東映さんの意向で、実際には太田山神社での撮影は替え玉さんの演技となってしまいました。町をあげて東映さんをお迎えしたかったのですが、やはり僻地まで来ていただく事ができず非常に残念でした。せたな町の太田山神社の場面は、一応10数名のスタッフと替え玉役者さんで簡単に撮影し、あとは全てスタジオ撮影です。稚内や網走では実際にロケされましたよ!
阪井さん、情報提供いただき、ありがとうございました!記事に追加しました!