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想像以上に重たいドラマでした。坂元裕二さんの脚本という事で重い内容は覚悟していたのですが、主人公ハズレの生い立ちがとても辛く、その辛い思い出さえハズレは幸せな思い出に変えていたのは本当に切なかったです。賛否両論あるドラマだと思いますが、個人的にはこの先のハズレの人生がどんな物になるのか、持本と青羽は本当に死ぬのか気になるので来週も見ようと思います。

広瀬すずさんが演じる主人公の辻沢ハリカが楽しそうに語っていた、おばあちゃんとの思い出がすべてが違っていたのに衝撃を受けました。ネットカフェで住みながら、孤独感に耐えながら生きているのを癒していたと思うと悲しくなりました。ネットカフェで一緒だった友人も無くして、これからのハリカが心配でなりません。

ハリカが祖母と暮らした日々の記憶が偽りであったことに気付いて、真実を思い出したシーンが切なくて考えさせられました。真実を思い出したハリカが苦しむ様子がとてもよく伝わってきて印象的でした。このシーンでのハリカの表情もまたよかったですし、このシーンはドラマ全体を通しても特に印象的なシーンとなりそうです。

私もまだ若いですが、携帯があれば何でもできるのだなと感じました。知らない世界はたくさんあるし、未だにネカフェに住んでる子も居るのかもなと思ったりしました。親からの愛情は大切だし、人は辛いすぎるといい思い出に変わってしまうのだなとも思った。１つの偽札からいろんな人が絡み合っていくので、次が楽しみだなと思いました。

ハリカのネカフェ仲間の裏切りの行動には考えさせられました。友達だと思っていたのに、お金が絡むと簡単に裏切ってしまう、という状況は、それぞれが育ってきた環境がもたらす代償のようなものを感じました。これは現代社会においてリンクするものがあり、フィクションでは終わらせることができない問題提起であるように思います。

ハリカの大切な思い出が実は更生施設での虐待だったのは衝撃でした。辛い思いが記憶を封じ込めていたんですね。そして偶然見つけたハシビロコウの看板から、カノンがいる病院を見つけるシーンはロマンティックな展開でした。カノンはハリカの思い出話を聞いて、ずっとハリカの事を気遣っていたんですね。その気持ちを知ったハリカは、カノンに会いたいという気持ちが溢れ出てしまったのだと思います。ハリカが涙するシーンは印象的でした。ハリカとカノンが今後どうなっていくのか注目ですね。

主人公の広瀬すずさん演じる少女の心の闇や過去のシーンに考えさせられました。冒頭からどこか陰があって物悲しい雰囲気だったけど、過去に更生施設で悲しい思いをしていたのですね。その悲しい思い出を自ら良い思い出に脳内で変換していたシーンも、とても悲しい場面でした。このように見ていていろいろと考えさせられるドラマだと思いました。

お金によって、それまで友達だった人の関係は簡単に壊れてしまうということを初回から見せつけられました。広瀬すずの過去のシーンが幸せなシーンからいじめられているシーンに変わっていましたが、あれは本人にとってあまりに辛すぎたため置き換えられていたのでしょうか…？最後の、彦星君とSNSを通じて会話するシーンは何とも切なかったです。今後は、孤独だった広瀬すずとお金を取り合った人達との交流が描かれると思うのですが、その人達とどうつながっていくのか気になります。来週も楽しみにしています。

「努力は裏切るけど諦めは裏切りません」というセリフがあり、深い意味のある言葉だと考えさせられた。理想としては努力は実ってほしいものであるが、そうも言っていられないのが現実だ。それを改めて突きつけられた気分だった。また、主人公を演じる広瀬すずの演技も期待以上でよかった。

孤独なハリカにとって、カノンさんとのやりとりは唯一の楽しみな時間のように見えました。今の時代、顔の見えない相手とのやりとりは怖さもありますが、何もないハリカにとっては癒しなのかもしれません。後半で、カノンさんが自分の過去を知っている人だと知りました。お互い全くの赤の他人ではなかったので、カノンさんがハリカの心の拠り所になれば、と思いました。人間は一人では生きていけない、誰かを支え誰かに支えられ生きているのだと思います。

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