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『この世界の片隅に』の再放送は?
第1話の再放送は6月22日(日)14時から放送されました。第2話以降が判明したら更新します。
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『この世界の片隅に』各話のあらすじ&視聴者の感想アンケート結果
第1話のあらすじ
昭和9年のある日、広島県広島市江波に住む少女・浦野すず(幼少期:新井美羽、大人時代:松本穂香)はお使いに出た帰り道、川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまう。しかし、先に捕まっていた少年・周作(幼少期:浅川大治、大人時代:松坂桃李)の機転で逃げ出すことに成功する。無事自宅に帰りついたすずだが、今日の出来事が夢のように思えて…。
時は経ち昭和18年秋。妹のすみ(久保田紗友)とともに祖母・森田イト(宮本信子)の家で手伝いをしていたすず(松本穂香)のもとに叔母が駆け込んできた。江波の自宅にすずを嫁に欲しいという人が来ていると連絡があったのだ。事情がよくわからないまま自宅へと急ぐ道すがら、すずは海軍兵学校へ進んだ幼なじみ・水原哲(村上虹郎)と出会う。てっきり哲が相手の人だと思っていたすずはさらに混乱する。
その頃、浦野家では北條周作(松坂桃李)とその父・円太郎(田口トモロヲ)がすずの帰宅を待っていた。すずの父・浦野十郎(ドロンズ石本)と母・キセノ(仙道敦子)は突然の来客に恐縮しながら会話をつなぐ。周作は以前にすずを見初めたというが、こっそり家の様子を覗いたすずには見覚えが全くなく…。(公式ホームページから引用)
第1話の感想や評判に関する視聴者アンケート
第1話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
今回の第1話では、幼少期から北条家に嫁ぐまでのすずの姿がメインで描かれていた。主人公のすずの明るくしかしどこか抜けた性格が、すずの顔のちょっとした仕草や、話し方、動き方に現れているところが特に面白かった。また、話しの構成も現代から幼少期、成長期とテンポが良く、視聴者がすんなりと物語の中に入っていけるところも面白かったと思う。戦時中ではあるが、静かできれいな広島の田舎町を表現したことで、これからのすずがどんな激動の人生を送っていくのかがより一層楽しみになった。
またロマンチックな出会いと再会をする主役夫婦ですね。あの時の僅かな時間をしっかりと覚えていて、すずまできちんと辿りつけた周作の記憶力と一途さは素敵です。すずの方はすっかり忘れているというのも彼女らしくて面白かったですが。嫁入り後の新しい生活、戦争、そして「広島」と数々の困難が待ち受けていると予想されるすずの人生。とりあえずは小姑に認めてもらう事が彼女にとっての最初の戦いになりそうですけど、強く生き抜いていってほしいです。
登場人物それぞれが生き生きと描かれていて、あっという間の90分でした。幼少時代のすずが海苔の入った風呂敷を背中で持ち上げるところやお兄ちゃんのげんこつなど、映画版にもあったちょっとした、でも印象的だった描写がドラマ版でもきちんと再現されていたのは良かったです。新婚初夜のキスシーンにもドキドキさせられました。来週は義姉のいじめ(?)が始まりそうですね。ドラマ版のすずが逆境の中でどのように振る舞うのか楽しみです。他にも遊廓のリンとの関係や、映画版にはない現代パートが今後物語にどう絡んでくるかも気になります。先の展開が楽しみになる第1話でした。
第二次世界大戦から70年以上が経ち、日本の世代間での感覚もかなりの違いがみえてきた昨今ですが、広島の呉にはやはり海軍の名残が残っていることを感じるドラマの印象を受けました。今では想像できない人攫いがきっかけとなって出会った二人が夫婦となって、戦時体制下の日本でいかに生きていくのか、当時の文化的な物や生活様式の違いはもちろん、いまの時代との人の感性の違いもみれて、面白かったと思います。
すずが周作に見初められ、祖母の家から実家へ歩いて向かう途中に「本当は妹と間違っていて、自分ではないのでは?」と不安になっていました。実家へ戻って周作の顔を見てもなかなか実家へ入れず、来た道を引き返しました。すずが実家へ戻って来ない事で諦めて帰ってくる周作と周作の父にすずが着物を被って顔が分からないようにしているところが可愛らしく、すずののんびりおっとりとした表情や口調がすごく癒されました。
まず、最初のシーンが現代から始まるのが印象的でした。そこから主人公のすずを振り返るところで、ようやく話が始まっていくという流れがタイムマシンに乗っているような錯覚を起こしていました。第1話というところもあって、いろんな役者さんがでてくるのを把握しながら見ていました。特にすずの子供時代からの出来事、特に人さらいのところは応援しながら見ていました。映画とは違って、1話ごとにクライマックスがあるのとキャラクターが成長していくのは魅力的だと思います。また、役者さんの話す言葉がしっかりとした広島弁なのでこの作品に対しての思いを感じます。
主人公のすずが、昔、人さらいにあった時に知り合った、名前も知らない男の子が、やがてすずを探して結婚相手になるところが面白いと思いました。すずは当時、名前を聞きそびれたので覚えていなくて、日常でもあり得そうな設定が良いなと思いました。キャラメルが二人をつないだのが素敵な出会いだなと、見ていて感じたからです。すずが、水原が兄を戦地で失って落ち込んでいる時に描いてあげた絵が、入選してしまったのも、びっくりしました。
すずがお嫁に行く前、お父さんからくしをもらうところやお母さんに怖いと泣きつくところが切なかったです。お嫁に来て欲しいと言われた人がどんな人なのか、周作さんをこっそりのぞいたり妹のすみちゃんと間違えていないか何度も確認したりして可愛かったですがやっぱり知らない遠くのところへ行くのは不安だと思います。周作さんのお姉さんが周作さんに向かって女の趣味がわからないと嘆かわしそうに言っていたのが面白かったです。
現実と戦時中が交差しているので、映画とは違った面白さがある。小野真千子の可愛げのない姉の役がとても上手に表現できていると思う。もう少し年齢を重ねれば、キムラ緑子のような演技派になれるのではないかと期待できる。主人公のすずがとてもおぼこく、可愛らしくて良かった。夫役の松坂桃李も、実年齢より若々しくて、かわいかった。広島弁は思ったより難しいのに、役者の皆さんは上手に演じ切っていたと思う。二話からも期待して視聴したいと思います。
呉の段々畑の風景や、北條家の家の外観などがアニメ版に忠実に再現されていたのが良かったです。また、松本穂香さんのぼーっとした演技はすずそのものでした。他のキャストさんに関してもイメージ通りの配役だったと思います。そして、出演者の皆さんの広島弁もほぼ違和感が無くて、アニメ映画版を忠実に再現しつつも、それを超えようという、スタッフの方々の意気込みさえ感じられました。オリジナルで現代の物語が語られているのも興味をひくところです。佳代とすずの関係がこの1話だけでは全く分かりませんでしたが、今後、どういう風に繋がっていくのだろうと思うと楽しみです。
第2話のあらすじ
すず(松本穂香)が北條周作(松坂桃李)のもとに嫁いで数日。山の上に建つ北條家には水道が通っておらず、共同井戸まで水を汲みにいくのがすずの日課となった。近所のことなら隣に住む刈谷タキ(木野花)が何でも教えてくれる。隣保の住民たちとも徐々に馴染みになってきた。中でもタキの娘・幸子(伊藤沙莉)や堂本志野(土村芳)ら同世代の女性とはかしましく話が弾む。すずは自分が嫁に来たことを実感する。
しかし、すずには悩みがあった。義母・サン(伊藤蘭)に家の慣わしを習いたいのだが、足の悪いサンに遠慮して聞けないのだ。一方のサンも敢えて家事に口を出さない。この状態がすずのストレスとなっていた。
そんなある日、径子(尾野真千子)が娘・晴美(稲垣来泉)を連れて北條家に帰ってきた。嫁ぎ先の黒村家と折り合いが悪くしばらくは戻らないという。径子は北條家の家事は自分がやるからすずは実家に帰れと言い放つ。周作は反対するがサンと義父・円太郎(田口トモロヲ)は径子の意見に賛成し、すずは嫁いで一ヶ月で実家に帰ることに…。(公式ホームページから引用)
第2話の感想や評判に関する視聴者アンケート結果
第2話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
すずが嫁いで朝早くから水汲みから炊事を始めるのがさすが昭和19年だなと感心しました。嫁いで1か月経つ頃に尾野真千子さん演じる義姉が梨園すると娘を連れて帰省してきます。義姉がすずが居なくてもいいんじゃないかと言います。そしたらすずの故郷へ帰省しても良いことになります。帰省を喜ぶすずですが義姉の尾野真千子さんの弟嫁をいびる演技があまりにも上手で驚きました。言われてあまり気にしない天然なすずも面白かったですが実は頭にハゲができるくらいなんだなとかわいそうに思いました。梨園した義姉との絡みが面白かったのと、ハゲを隠すすずは可愛かったです。
戦時中の人々の日常や人間模様が丁寧に描かれていて、当時の人々の人生・息遣いをリアルに感じさせるお話だと思いました。戦争の気配が身近にありながらも、一人ひとりの人間にそれぞれの生活があり、日々を大切に生きていたことを感じました。そんな中ですずさんが周作さんの幼馴染みと少しずつ打ち解けていく様子がほほえましく、こちらまで嬉しい気持ちになりました。そしてすずさんが周作さんとの初めての出会いをようやく思い出したシーンも、「遅いよ!」と心で突っ込みつつも、感動的でした。実家に帰ったすずさんをあたたかく迎え入れてくれた家族の優しさにも、とても癒される思いがしました。
この回は胸キュンポイントが一杯でした。周作は今の男の子にない男気満載です。普段は寡黙ですけど言葉でガンガン伝えます。毎日の家事に風呂でウトウトするほど疲れはて頭にハゲを作っているすずに、すずさん、疲れてませんか?と一言。すずさんは母が足が悪くなって家事ができないから家事をやってもらう為に嫁に来て貰った訳じゃない、とハッキリ伝えます。実家に帰ってたすずが戻って来た時も、戻って来なかったらどうしようかと思ってました。明日、迎えに行こうと思ってました。お帰り、すずさん、とちゃんと言葉で伝えてます。戻って来たら心の中で、良かった、と思っても、自分の心の中をこれだけ正直に伝えてくれたら小姑にイビられても家事が激務でもハゲができても頑張れそうですよね。伝えるって大事だと思います。普段、寡黙な周作だけに言葉に重みもあります。ダブル天然のこの夫婦に毎週癒されます。
すずが嫁いでから約ひと月で、義理の姉である径子が実家に戻り、すずと周作の結婚が母のサンの面倒と家のことをしてくれるためのものだったと告げても動じないすずには、この時代の女性の強さとすずの鈍感さか迷う場面がありました。しかし、その後の周作がすずのことを気遣った際に、すずが「それでも私を必要としてくれているのだから、問題ない」といった趣旨のセリフには、戦争中の選択肢の少ない時代の女性の強さを感じました。
松本穂香さんと松坂桃李さんは、もう正式な夫婦になっているのに、まだまだ初々しく、なかでも特に松坂桃李さんは、両親と一緒に夕飯を食べている最中に鼻血を出してしまうほどで、ウブな感じがとても面白かったです。そして、松本穂香さんにとって、義母にあたる伊藤蘭さんが、とてもきれいで穏やかな雰囲気で、あんなお義母さんだったら良いなと思うお嫁さんたちが多いだろうなと感じました。理想のお義母さんだと思います。
2話の内に北條家に戻れたのを見てほっとしました。すずの方も周作との出会いを思い出せましたし。どうして自分がお嫁さんに選ばれたのかにも少し納得がいって、今後はもっと踏ん張れるのではないでしょうか? といっても次回は空襲警報が鳴るような緊迫の事態になるようですが。これから物語は段々とシリアスになっていくのかもしれません。仲良くなれたご近所さん達共々、どうか無事にやり過ごしてほしいですね。
面白かったのはすずさんがキャラメルを買ってとても美味しそうに食べるところ。そしてキャラメルから連想して、なぜ夫に見初められたかを思い出すシーン。これは映画ではなかったシーンです。映画では最後の最後まですずさんは自分がいつどこで見初められたか知らなかったはずです。ただ、初めて会ったときに、キャラメルを食べたような甘い味がした気がした、と。ここで気づいてしまうことで、映画とはストーリーが少し変わってくるのかなと楽しみになりました。
義理の姉の径子が娘を連れて夫の元から出戻ってきた時、「こうなるんだったら嫁のすずさんにはきてもらわなくてよかったね。あんた実家に帰りなさい」と言われ、実家に帰ることにしたすず。少しのお暇をもらうという意味で捉えて実家に戻ったすずは、実家の家族にハゲができていることを知らされる。自分では嫁ぎ先の生活に疲れてない、大丈夫だと言うが、身体には苦労の証拠が出てしまっていた。今の時代とは全く違う昔の日本。貧しい生活の中、弱音など口には出さず、嫁いだ家庭を支えるため必死に働くすず。時代は違うとは言っても、今の時代の人々が学ぶべきものが沢山あるように感じた。
小姑に意地悪なことを言われても、健気に頑張る姿がよかったです。意地悪なことを言われても、周りの人の優しさに救われている部分も多くある感じがしました。今の時代と、女性の考え方、妻とはどんなものか、というのが違い、そこも面白いですし、ご近所さん達との会話も面白いです。実家に帰り、キャラメルを食べ、昔のことを思い出し、急いで嫁ぎ先に戻り、主人と一緒に戦艦を見る。とても続きが気になる内容でした。
すず役の松本穂香さんが非常に良い演技で、気の抜けたところやかわいらしい笑顔がなんだか見ていてホッとしてしまう。内容的にも嫁入りし出戻りになりそうな小姑の小野真知子に嫌味をさんざん言われてもめげないで頑張るすずが愛らしく、近所の同年代の女性とどんどん仲良くなっていくシーンは、がんばれと応援してしまう。また、小さいころに接点のあった人物が徐々に出てきているのがどうなっていくのか気になるし、まだ戦争が始まったばかりのところなのでこれからの展開がどうなっていくのか本当に楽しみ。
第3話のあらすじ
昭和19年6月のある深夜。呉に初めて空襲警報が鳴った。北條家では すず(松本穂香)・ 周作(松坂桃李)夫婦はじめ家族全員が恐怖とともに飛び起きた。呉の街も徐々に戦争の色が濃くなり、北條家・刈谷家と合同で防空壕を掘ることに。そんな状況ではあるが、すずは今さら周作がかっこよくて仕方がない。結婚して3ヶ月。ことあるごとに周作に見とれてはデレデレしてしまう。義姉・ 径子(尾野真千子)や 刈谷幸子(伊藤紗莉)にはそれが心地よいものではなく、キツめに当たってしまう。そしてすずは周作に別の結婚話があったことを知らされる。
デレデレに加えてモヤモヤを抱えたすずは、径子の娘・ 晴美(稲垣来泉)と蟻を観察しているうちに誤って砂糖を水がめの中に落としてしまう。砂糖は8月から配給停止になる高級品。しかもその一部始終を義母の サン(伊藤蘭)に見られていた。心の底からどんよりするすずに、サンはヤミ市で砂糖を買ってくるよう自分のへそくりを渡す。
ヤミ市で砂糖を買ったすずはその値段に驚き、改めて後悔する。そして家に向かって歩いているつもりが、いつの間にか見知らぬ場所に迷い込んでいた。帰り道を通りすがりの人たちに聞くが、誰もが知らんという。途方にくれたすずは リン(二階堂ふみ)という女性に声をかけられる。(公式ホームページから引用)
第3話の感想や評判に関する視聴者アンケート結果
第3話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
すずと周作がようやく落ち着いてゆっくりと二人の時間を過ごしているのを見てこちらもホッとしていたら、最後にまさかの展開が。憲兵さんの剣幕と勘違いぶりに驚愕しましたが、ああまでなるという事は実際にそういったスパイ行為も行われていたという事なんでしょうかね? 次回、小姑の径子がすずを庇うのか、それともまた家から追い出そうとするのかは見ものです。憲兵に楯突くのは怖いですけど、ここは鈴の味方をしてあげてほしいですねえ。
すずが径子から周作の過去の恋愛話を聞いてモヤモヤし、友達に相談している姿が可愛かったです。そして砂糖を水がめの中に落としてしまったすずに、みんなに内緒で闇市で買ってきなさいとお金を差し出してくれた義母のサンにとても感動しました。この時代にこんなに理解のある義母は珍しいと思います。いつも径子に厳しくあたられているすずを周作が連れ出してくれて、アイスクリームを食べさせてくれるシーンは妻を想う気持ちが伝わりとても良かったです。
径子が段々すずに対して優しくなって来ていると感じるのは私だけでしょうか。「すずさん、故郷へ帰ったら?」と言ったときはまたかと思いましたが、すずが出かけるときにバタバタしていたら、「そんな格好でみっともない。」とすずに化粧をしてあげていたところを見て、本当の姉妹のように見えました。晴美も径子のような性格で、砂糖のことを径子に言うのかと思いきや、黙っていて結構いい子なんだなと感じました。
すずさんと周作さんがお互い相手の事を思いあって夫婦である前に恋人になってる様子が何とも微笑ましいです。それが3ヶ月と言う短い期間なんですよね。すずさんは寝る前に周作さんに今日あった出来事を話したいけど周作さんが疲れてる事を思って途中で止めます。周作さんは疲れていてもすずさんの話を楽しそうに聞いてあげて、すずさん念願のアイスクリームのサプライズまで考えます。昔の男の人は威張ってて無口で気に入らなければちゃぶ台ひっくり返すとか言うイメージですが周作さんは決して大きな声をあげる事はなく妻のすずさんの事を一番に考え息抜きが必要なすずさんに逢い引きに誘い、アイスクリームをご馳走し帰り道、選ばなかった人生を思う事はあるが、すずさんを選んで良かったと思うと語ります。こんな完璧な旦那様、見たことないです。すずさん羨ましいです。
すずと周作が美味しそうにアイスクリームを食べ合うシーンが見ていてほっこりして幸せを感じました。つらい戦時下であっても確かにそこには生きていた人たちがいて、ささやかな幸せに包まれていたんだなと胸に染みました。径子がすずに白粉をはたいてあげていた場面にも少しずつ距離が縮まっているようで嬉しくなりました。でも最後にすずが絵を描いていて憲兵に捕まり、次回がどんな展開になるのか気になって仕方ありません。
北條周作(松坂桃李)の喧嘩の仲裁に入ったのが、すず(松本穂香)の幼馴染みの水原哲(村上虹郎)だったところ。お互いにすずで繋がっている関係という事をまだ知らず、でもお互いに良い印象であっただろうということ。そして、すずも周作の元恋人であろう白木リン(二階堂ふみ)と出会い、すずは何も気づかないがリンは「北條」という名字を見て薄々気づいたところ。すずも周作もその出来事を話すのかと思いきやそれを話す事はなく、その4人が今後どうに関わっていくのかがとても気になった。周作とリンが久々に顔を合わせたタイミングの数秒後でリンが周作の元に駆けつけ、その様子を遠くから見つめるリンの少し笑みを浮かべる様子も、すずの人柄を知ったから二人の間を暖かく思っているのか、今後周作とまた接触があるのか、とても気になる。それぞれの関係が一気に混ざり合いそうですれ違っているところがドキドキしておもしろかった。
婚した後に恋愛感情が湧くというすずの姿は、今の時代では考えにくいものですが、相手のことをよく知らずに結婚が決まっていた戦時中の日本の状況を考えると無理からぬ状態であるとも思えました。また、結婚した後に相手のことを好きになり、すずのように思えた人はこの時代でも幸せだったのだろうと思います。結婚前の恋愛事情に気を揉む女性たちの姿は、時代にかかわらず共通しているようにも思え、時代背景で変わる心情と変わらないものを痛感させられました。物のない時代の闇市の存在も新鮮に見えました。
すずとリンが急接近した回でしたね。リンと周作が何やら関係があることを匂わせる描写もあり、気になりました。それにしても、リン役の二階堂ふみの色気と美しさ…。まさに適役ですね。そしてお砂糖のシーン!砂糖の入った壺を水の中に落としてしまい、困るすずが何とも可愛らしかったです。砂糖が入ってしまった水を飲む径子のすっとぼけたリアクションも面白かったですね。ラストのすずと周作の逢引きのシーンは見ていてほっこりしました。改めて、ほのぼのとした素敵な夫婦ですね。ところで、今回周作と哲の絡みがありましたが今後二人が再び会うことはあるのでしょうか?今後のすず×周作×リン×哲の関係が気になる回でした。
基本的に面白いストーリーだと思います。昭和19年は非常時の中の非常時と言われていた時代ですが、松坂桃李の嫁役のがいると、正直家の中が明るくなるような感じがし、ホントに太平洋戦争末期の日本の家庭かと思ってしまうぐらいです。オマケに鬱陶しいはずである、尾野真千子さん演ずる義理の姉さんのいびりにも軽くあしらってかわしているようにも見え、あのたくましさには感服させられました。また、松坂桃李の旦那役もなかなか頼りがいのある旦那になってきました。オマケに机の書類を忘れたからと連絡し、嫁に書類を持ってこさせ、デートするなんてなかなかやり手です。そして、当時珍しいモノであった、アイスクリームを食べさせるシーンは今の夫婦関係がいい感じだと言うことを上手く演じていました。他に松坂桃李の旦那役がすずと結婚する前にもともと結婚予定の人がいたと聞いて、やきもちをやくすずも可愛かった。
闇市で買ってきた砂糖をすずが径子のいるすぐそばで砂糖壺と一緒に出していましたが、径子はすずが砂糖を買ってきたことに気づかなかったのでしょうか。その後のシーンで径子が水桶の水を「甘く感じる」と言って飲んでいたので、すずが砂糖壺を水桶に落としてしまったことは知らないはずです。すずがなぜまだ中身が残っているはずの砂糖壺を出してきたのか疑問に思わなかったのでしょうか。見ていて疑問に感じました。サンと同じで見て見ぬふりをしていたのでしょうか。
第4話のあらすじ
昭和19年8月のある日、 すず(松本穂香)が段々畑から見える呉湾をスケッチしていると、通りがかった憲兵からスパイ行為だと厳しく言い寄られる。憲兵のあまりの剣幕にすずは恐怖に包まれる。何とかその場は納まったものの、すずはショックで寝込んでしまう。
その夜、まだ体調が悪いすずを家族は心配する。夏バテや疲れではないかと言い合う中、 円太郎(田口トモロヲ)は子供ができたのではと口にする。この唐突な発言に サン(伊藤蘭)と 径子(尾野真千子)は不快感を露にする。
翌日、すずは病院の帰り道に朝日遊郭を訪れる。リン(二階堂ふみ)と再会したすずは世間話に花を咲かせる。そんな北條家に小さなお客さんが訪ねてきた。広島の黒村家に径子が置いてきた長男・久夫(大山蓮斗)がひとりで呉の北條家までやってきたのだ。久夫はある決意を持って北條家を訪れていた。径子もそれは薄々気付いていたのだが…。(公式ホームページから引用)
第4話の感想や評判に関する視聴者アンケート結果
第4話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
先週のヒキだった憲兵さんの怒りは、笑い飛ばされて終了だったので、ちょっと拍子抜けしました。物資不足や竹やり訓練などで、すこしづつ戦時の話題が増えてきましたが、日常と溶け込んでいるのが、逆にこわかったです。すずが周作の過去の人に気づくシーンとヤキモチの部分とが細やかで、とても共感できました。振り返るシーンを見てみると、ずいぶんたくさん手掛かりが伏線としてちりばめてあったんだなぁと思って、感心しました。
すずのご懐妊疑惑問題、赤ちゃん出来てなくて残念だなと思いました。径子が珍しく「おかわりしんしゃい。お腹の子のためじゃ。」と優しくなったのに間違いだとわかったら水汲みをさせて少しだけかわいそうだなと思いました。でも、すずが嫁いだときより優しくなってきていると思うので、徐々にすずのことを受け入れていくのかなと感じました。径子の息子が径子と晴子と離縁すると決めたとき、現実を受け入れたくない径子の弱さが見えた気がしました。
戦時中は生めよ増やせよの時代で男の子を産む事が良しとされていた時代背景だと言う事がよく分かりました。径子の長男久夫はとてもしっかりした子供ですが祖母と母が一緒に生活してもうまくいかない。どちらが悪い訳でもない、と妙に物分かりが良すぎます。あの時代に生まれた長男の宿命で家を守る為には母と別れて暮らさなければ家を継がなければと子供ながらに考えて決意を言いにやって来ますが別れの日は送り出された途中の帰路で泣いてしまいます。それが本来の子供らしい姿で彼を思う母、径子の電停まで一緒に歩こうと言う言葉も切ないです。すずは意外に勘が鋭くて周作さんの昔の相手がりんさんだと見破りますが、最後にやって来た水原さんも絡んで来週は焼きもち祭りになりそうですね。
第5話のあらすじ
昭和19年12月のある日、すず(松本穂香)が水汲みをしていると、軍艦に乗っているはずの水原哲(村上虹郎)が現れた。水原はすずに会いに来たと言う。すずは水原を北條家に連れて行くが、水原は今晩泊めて欲しいと言い出す。 サン(伊藤蘭)と径子(尾野真千子)は突然の客にびっくりするものの、やがて状況を楽しみ始める。
帰宅した周作(松坂桃李)は水原の顔を見て以前会ったことを思い出す。しかし周作が知らないすずの過去を水原が話すのを聞き不機嫌に。水原は周作の気持ちも知らずひたすら笑顔ではしゃぎ続ける。二人に挟まれすずは気が気でない…。
やがて夕食も終わり、居間には水原と周作の2人だけに。水原は戦艦での様子や思いを吐露する。それを聞いた周作は水原に納屋で寝てくれと言い渡し、母屋から追い出してしまう。そしてすずにも2人で昔話をして来いと水を向ける。(公式ホームページから引用)
第5話の感想や評判に関する視聴者アンケート結果
第5話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
戦況が悪化してきているなか、すずの幼なじみの水原がすずに会いに呉に来るという話で、戦況が悪化してきて次は帰ってこれないという覚悟のもと幼い頃から好きだったすずに最期に会いに来たんだなということが画面を通して伝わってきて切なかったです。夫の周作も内心は穏やかでないはずですが、すずに会いに来た水原の心情を察してか、水原が休む納屋にすずを行かせて一人で寝たりと、物がないなか当時は心が豊かで人を思う気持ちが深かったのだなと考えさせられました。
周作の心情と水原さんの心情が本当に切なくて泣けてきます。周作さんは水原さんが死ぬかもしれない最後に会いたいのがすずだと言う事を分かっていて複雑な気持ちではあってもお国の為に戦地へ向かう人の為に納屋で寝る水原さんの元へ行かせます。水原さんも結婚している事も突然訪問して相手が迷惑な事も百も承知ですが、それでも最後にすずに会いたかったのだと思います。周作さんの対応は神対応ですね。自分の事より人の事を一番に考えられる周作さんは、すずさんが大好きになるはずです。最後に空襲が来たようですが広島のお話だし何もないとは考えにくいですが何事もなく終戦を迎えられると良いですね。
第6話のあらすじ
昭和20年春。呉にも空襲がやってきた。北條家に被害はなかったが、戦争の陰が日に日に濃くなっていく。そんなある日、北條家ではこんなご時勢だからと花見が企画される。その花見は幸子(伊藤沙莉)に周作(松坂桃李)の同僚・成瀬(篠原篤)を紹介するという重大な会でもあった。
一行が公園に向かうと大勢の市民が桜を楽しんでいる。いつ空襲に遭うかわからない非常時だが、考えることは一緒らしい。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)は満開の桜に心が和む。しかし、すずは人ごみの中にリン(二階堂ふみ)を見つけてしまい、逆に心乱れる。初対面の幸子と成瀬を皆で盛りたてる中、すずは家族の輪から離れリンと接触する。お互いに言いたいことはあるのだが、すずとリンの会話は噛み合わない。しかし、すずはリンに全てを見透かされている気がして…。
花見からしばらく経ったある日、ラジオから工場が爆撃されたというニュースが。その工場には円太郎(田口トモロヲ)が勤めている。被害は軽微だと報道されているが、帰宅した周作は職場で壊滅的だと聞いたという。さらに、文官だった周作が武官になることになり、教練のため三ヶ月ほど家に帰れないという。突然の報告にすずは絶句する。
第6話の感想や評判に関する視聴者アンケート結果
第6話の感想や評価に関する視聴者アンケートを実施しました。その声を紹介します。
戦争を私達は直接、知りませんが何だかやりきれない思いで一杯です。お国の為に行けと言われたら命をかけて戦わなければならない。周作さんもすずさんを置いて空襲の中、軍事教練に行くのは心配だったと思います。円太郎も海軍病院に入院してたのが分かって良かったですね。でも、最後の花見になるかも知れない、こうやって家族団らんで食卓を囲むのも最後かも知れない、といつ死んでもおかしくない状況で毎日、生活していた当時の人々の事を思うと胸が詰まります。最後、すずさんとはるみちゃんが防空壕を出た後お水を貰って助かったと思ったんですが二人に光が射して何かただ事ではない感じで終わりましたね。怖いですね。私達は何事もなく暮らせる毎日に感謝しなければと感じました。
空襲中に寝てたお父さんが面白かった。空襲の時代にもお花見という行事があったんだと実感した。りんさんとすずさんが木登りしてる姿はちょっと懐かしく感じた。降りる時もすずさんはドジで笑った。お父さんが帰ってこない時は、ソワソワした。自分の家族がそうなってたら、一睡も出来ずにきっと泣いてたと思う。でも、生きててホッとしました。さちこさんとしのちゃんとすずちゃんのシーンはコント見てるみたいで面白かった。ついに、さちこさんも結婚間近で幸せな気持ちになった。次週も楽しみです。
戦争の中にある日常が描かれるこの作品で今回はリンさんの死生観にハッとさせられました。元恋人である仲を探りつつも本人たちからはハッキリ聞けないもどかしさ。そんな友人でもあるリンさんから「秘密にしたまま死んでいく事が贅沢」であるという考えはそれ以上踏み込めない一線をハッキリ引かれたようでした。自分からしたら苦しい事実もリンさんには大切で忘れられない事実なんだと。生命の危機にあるからこそ余計に大切に思わせるのかもしれませんが、現在でもあり得ることなのではないかと感じました。
すずさんの義理のお父さんが不在の中旦那様まで、3ヶ月家を空ける事に大人しいすずさんが感情を出した事がすごく不安や寂しさがあるのだと思いました。またはるみさんと出かけた先で空襲に遭いどれだけ怖かったのかはるみさんを守りたいと思ったか、はるみさんも空襲の恐怖と母親に対しての心配の気持ちが分かり心が痛くなりました。はるみさんは無事なのか気になりました。せつこさんが「暑さを感じるのは生きてる実感を感じてるから」だと言ってるのを聞いて私は暑さが弱いので暑くなる事が恐怖でいましたが戦争を経験した方はこの暑さよりも大変な思いをしたからこの言葉が出るんだと思いましたし、私自身に対して暑さに恐怖を感じてる様では駄目だなと思いました。
第7話のあらすじ
すず(松本穂香)が目を覚ますと、そこは北條家だった。全身包帯だらけで身体は動かない。まだ夢を見ているようだ。しばらくたち、すずは現実を理解し始める。防空壕を出たところで不発弾の爆発に遭ったのだ。すずは、底知れぬ絶望と悲しみに襲われ…。
数日後、呉中が空襲に遭い、北條家の周辺も焼夷弾の被害に。そんな中、戦局の変化で訓練が中止になった周作(松坂桃李)が家に帰ってきた。周作はすずを労うが、夫の顔を見て緊張がゆるんだすずは倒れてしまう。(公式ホームページから引用)
第8話のあらすじ
広島の方角の空には見たこともない巨大なきのこ雲が。新型爆弾が落とされたという。すず(松本穂香)は江波に住む家族が心配で仕方ないが、ひとりでできることはない。やがて帰宅した周作(松坂桃李)に心配されるが気丈に振る舞う。そして、すずはもっと強くなりたいと心に誓うのだった。
数日後、北條家に回覧板が回ってきた。正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達だ。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)だけでなくタキ(木野花)ら近隣住民も北條家に集まり…。(公式ホームページから引用)
最終回のあらすじ
戦争は終わった。空襲に怯えることもなくなったが、戦時中以上の物不足に悩まされる日々が続いている。北條家では円太郎(田口トモロヲ)の再就職が決まり、径子(尾野真千子)も働きに出るようになった。しかし終戦直後に海平団に招集された周作(松坂桃李)は未だ帰ってこない。すず(松本穂香)は夫の無事を願って前向きに日々を過ごしていた。
そんな秋のある日、実家の様子がわからず気を揉んでいたすずは、意を決して広島に向かう。(公式ホームページから引用)
最後に
今回は松本穂香主演の『この世界の片隅に』の見逃し動画を視聴する方法やあらすじ、視聴者アンケートの結果について紹介してきました。ポイントは次の1点です。
- 見逃し動画はTverで最新話放送から1週間以内ならば、完全無料で視聴できる
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