毎年、名作や高視聴率作品が数多く登場すると言われる春ドラマ。2016年も春ドラマが上位にランクインしたましたね。
2017年も期待値の高い作品が並び、豊作になるかもしれません。そこで今回は2017年4月-6月期の春ドラマの評価や感想、期待度を加味したランキングを発表します。
更新履歴:序盤の感想や評価をもとにランキングが大幅に変動しました。
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【2017春ドラマ】ランキングの前提
まず、2017春ドラマのランキングを発表するにあたっての前提条件のポイントを簡単に説明します。
- キャスト、ストーリー&スタッフ、放送枠※、期待度、評価&感想の5つの項目を当サイトが独自に集計&判断をしてランキング化する。
- 各項目を10点満点で採点する。
- 民放のゴールデンタイムに放送される主要ドラマを対象とする。
※「放送枠」とは放送されるテレビ局と時間帯の枠です。例えば、フジテレビ月9やTBS日曜劇場などのように、放送される枠で期待度や評価も変わってきますよね。
ポイントは視聴率を含まないということです。2017冬ドラマでも『カルテット』のように、視聴率は奮わないけれど、評価の高いドラマもありあした。
関連記事:2017冬ドラマ視聴率一覧&ランキング
「ドラマは視聴率だけじゃない!」と考えている方も数多くいると思うので、視聴率をハズした項目を数値化してランキングを作っています。
「やっぱり視聴率が大事だ!」という方は下の視聴率一覧&ランキングをご覧ください。
関連記事:2017春ドラマ視聴率一覧&ランキング
「このドラマはもっと評価が高いはず!」、「あのドラマこそが1位だ!」などのご意見は記事の下にある「コメント欄」に投稿してくださいね。(匿名OK、メールアドレスなしでも投稿できます)
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【2017春ドラマ】評価・感想・期待度ランキングを発表!
それでは2017春ドラマのランキングを発表していきます。
第11位:『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』
- メインキャスト:観月ありさ、藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、新川優愛、上川隆也
- 原作:太田紫織「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
- 脚本:山岡潤平(代表作:『銀と金』、『受験のシンデレラ』など)
- 放送枠:フジテレビ日曜21時枠
評価
- キャスト:5
- ストーリー&スタッフ:7
- 放送枠:3
- 期待度:4
- 評価&感想:4
- 合計:23
前評判の寸評
原作の太田紫織作「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」は小説もアニメもコアファンが多い人気作品。そのため、ストーリーの期待度は高いが、主人公の九条櫻子役が観月ありのイメージなのか?というのがやや心配。全クールの『大貧乏』をはじめTBS日曜劇場に惨敗し続けている枠なので期待度も低そう。
放送終了後の評価に対する寸評
原作とのギャップが大きすぎるという視聴者が続出。原作のやり取りはゴールデンタイムの方向コード的に無理があるので大幅に改変するしかないが、原作の良さをすべて打ち消す結果となった。キャラクター設定もストーリー展開も”ありきたり感”満載。藤ヶ谷太輔の演技にも酷評が相次いでいる。
世間の反応
- 少年のキャラがひどすぎる。「心の声」がじゃまでしかない、いらないよね。
- 演技下手なジャニーズ主役が全てをぶち壊し。他の俳優が気の毒。
- フジでドラマ化かぁ、原作持ってるし見たいけど、フジテレビなぁ、、、
- もっとミステリアスな 違う人にやってほしかった…。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。
- アニメも原作も結構好みなんだけど、観月ありさじゃ年齢的に無理じゃないのか?
- もう少し面白いかと思ったら、予想よりつまらなかった。
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第10位:『人は見た目が100パーセント』
- メインキャスト:桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみ、室井滋、成田凌、町田啓太
- 原作:大久保ヒロミ「人は見た目が100%」
- 脚本:相沢 友子(代表作:『鍵のかかった部屋』、『恋ノチカラ』、映画『脳内ポイズンベリー』など)
- 放送枠:フジテレビ木曜22時枠
評価
- キャスト:6
- ストーリー&スタッフ:6
- 放送枠:5
- 期待度:6
- 評価&感想:4
- 合計:27
前評判の寸評
大人気コミックを原作とした実写化ドラマ。超真面目なリケジョが女子力アップを目指す物語。オシャレで可愛いメイクやヘアスタイル、ファッション、モテテクなどが登場するので、楽しみにしている女子も多そう。ただし、前クールの『嫌われる勇気』など厳しい評価が続くフジテレビ木曜22時枠ということと、桐谷美玲の演技が少し心配か。
放送終了後の評価に関する寸評
「桐谷美玲が綺麗すぎる」、「ミスキャスト」という酷評が相次いだ。確かに誰もが認める美人の桐谷美玲が城之内純役は無理があったように感じる。しかも、原作のキャラクターを改変して「地味で自信がない」城之内純になっていた。全体的にテンポも悪く間延びしている。出演者一人ひとりを見れば悪くないが、キャストの無駄遣い感は否めない。
世間の反応
- テンポが悪い。 間がありすぎるというか、イライラ。
- 単純にミスキャストです。 桐谷さんではない。。。 途中CMの桐谷さんが邪魔にさえ思う。
- 桐谷美玲さんが綺麗すぎてなぁ… 年齢も若すぎて。
- ブルゾンちえみは声も良く通るし、存在感あるし、演技もなかなかのツワモノです!
- 笑えない。 地味な髪形とメイクで登場したけど、充分可愛過ぎる。説得力0。
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第9位:『母になる』
- メインキャスト:沢尻エリカ、小池栄子、板谷由夏、藤木直人、中島裕翔
- 原作:なし。オリジナルストーリー
- 脚本:水橋文美江(『僕が僕であるために』、『ホタルノヒカリ』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』など)
- 放送枠:日本テレビ水曜22時枠
評価
- キャスト:5
- ストーリー&スタッフ:6
- 放送枠:9
- 期待度:5
- 評価&感想:5
- 合計:30
前評判の寸評
それぞれの境遇や立場の違う3人の母親が子育てを通して「母とは何か」を見つめていくストーリー。『世界一難しい恋』、『家売るオンナ』、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』、『東京タラレバ娘』と評価の高いドラマが続く日テレ水曜22時枠で期待が持てるが、これらのドラマとは毛色が違うシリアス系なのでやや不安。この枠は良くも悪くも”わかりやすい”内容が売りだったので、今回の『母になる』はいかに”ママ層”にわかりやすく、共感される内容にするかがポイント。
放送終了後の評価に関する寸評
物語は丁寧に描かれテンポも良いが、いかんせんキャストの演技力に難があるのが残念。吉武歓と道枝駿佑のW柏崎広がブレーキになっていた感は否めない。藤木直人は安定感のある演技はさすがだった。物語の方向性が見えないので今後に期待したい。
世間の反応
- 沢尻エリカさんは「1リットルの涙」の難病を抱えた少女役みたいに、見かけは普通で深い悩みを抱えた人物役が抜群に似合う女優。
- 子供だから仕方ない部分もあるんでしょうが、子役が棒読みでチラチラカメラの後ろに居るであろう保護者か関係者の顔色を伺っている感じが気になって気になって。
- 泣きの演技の安定感。 さすがの一言。
- 夫婦の出逢いや経緯まで遡り、丁寧に描かれていて、その割にダレる事なくラストまで見れました。
- 失われた時間は取り戻せないし、壊れてしまった家族は今後どうなっていくのか、続きが早く見たいドラマです。
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第8位:『ボク、運命の人です。』
- メインキャスト:亀梨和也、木村文乃、山下智久、菜々緒、田辺誠一ほか
- 原作:なし。オリジナルストーリー
- 脚本:金子茂樹(代表作に『世界一難しい恋』、『きょうは会社休みます』、『SUMMER NUDE』など)
- 放送枠:日本テレビ土曜22時枠
評価
- キャスト:7
- ストーリー&スタッフ:6
- 放送枠:6
- 期待度:7
- 評価&感想:5
- 合計:31
前評判の寸評
『野ブタをプロデュース。』以来の亀梨和也と山下智久の共演&修二と彰の復活というだけで、涙がでるくらい嬉しいファンも多いはず。ヒロインが木村文乃というのも秀逸(堀北真希を期待している人もいたはずだが堀北真希は残念ながら引退)。謎の男(山P)からお告げを受けた主人公(亀梨和也)が普通のOL(木村文乃)にいきなり「僕が運命の人です」と猛アプローチするというストーリーだが、山下智久と石原さとみがW主演のドラマ『5→9』に設定がやや似ている気が・・・。キャストに見合うだけの脚本ならばもっと上位にランクインする可能性あり。
放送後の評価に対する寸評
序盤を終了した時点では前評判ほどの評価を獲得できなかったというのが正直なところ。亀梨和也と山Pの共演は十分話題性があるが、この2人の共演を全面に押し出しすぎてストーリーはおざなりになっているような気が。木村文乃のヒロイン役がハマっていないという声も多数あり。亀梨和也や木村文乃の高校生姿は無理がありすぎた。とはいえラブコメディなのでリアルを求めすぎるのも違う。せっかく亀梨和也と山下智久のコンビ、木村文乃と菜々緒のコンビが活かしきれていない気が。今後の挽回に期待したい。
世間の反応
- ボク運、本当に面白かったです。かなり笑えてホッコリできました。山Pと亀ちゃんの掛け合いが絶妙で他の方では出せない空気感ですね。
- 何か内容に新鮮味がないし、亀と木村文乃って合わない感じ。
- 菜々緒と木村文乃の役を替えたらまだしっくりきたかも
- ラストダンスももう蛇足な感じでした。
- 修二と彰コンビも懐かしいですが、菜々緒と木村文乃もサイレーンを思い出します。
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第7位:『貴族探偵』
- メインキャスト:相葉雅紀、武井咲、仲間由紀恵、中山美穂、松重豊、井川遥、滝藤賢一、生瀬勝久
- 原作:麻耶 雄嵩「貴族探偵」
- 脚本:黒岩勉(代表作に『謎解きはディナーのあとで』、『すべてがFになる』、『ようこそ、わが家へ』、『サムライせんせい』、『僕のヤバイ妻』など))
- 放送枠:フジテレビ月曜21時枠
評価
- キャスト:10
- ストーリー&スタッフ:6
- 放送枠:5
- 期待度:9
- 評価&感想:3
- 合計:33
前評判の寸評
山田涼介主演の『カインとアベル』、西内まりや主演の『あすこん』が2作連続で最低視聴率を更新した月9枠。低迷が続いて打ち切り説まで浮上した月9ブランドの復活の切り札とするべく、超豪華キャストを大量投入。相葉雅紀、武井咲、仲間由紀恵、中山美穂、松重豊、井川遥、滝藤賢一、生瀬勝久というメインキャストだけでも目がくらむほど。原作の麻耶 雄嵩「貴族探偵」は評価が高いので、あとはストーリー内容とキャストの演技が噛み合えば第1位も獲得できるはず。
放送終了後の評価に対する寸評
超豪華過ぎるキャストで、大々的なプロモーションを行い、「月9復活のきっかけ」となる作品だったが、正直”期待はずれ”という声が相次いだ。とくに相葉雅紀の棒演技と中山美穂の聞き取りづらい声はいただけない。推理モノだが推理が陳腐過ぎるのでただのコメディになってしまっている。この作品は武井咲主演で良いと思った方も多いはず。
世間の反応
- 実際観てガッカリ感がハンパないです。
- 想像以上につまらない。
- 相葉くん・・・申し訳ないけどいなくてもいいのでは・・・。全体的にコミカルな演技なのに武井さんが付いていけてない気がしました。メリハリがないというか。
- 脇を大物で固めすぎて、主役の2人がまったく目立ちません。使用人に中山美穂さんと松重豊さんって、存在感もルックスも、貴族探偵より上すぎです。
- 御前様は、幕の後ろにいて、声だけの出演にして、召使いたちが動いてるほうが、いいのでは?
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第6位:『あなたのことはそれほど』
- メインキャスト:波瑠、東出昌大、仲里依紗、鈴木伸之、大政絢、麻生祐未ほか
- 原作:いくえみ綾「あなたのことはそれほど」
- 脚本:吉澤智子(代表作にドラマ『全開ガール』、『学校のカイダン』、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、『アオハライド』など)
- 放送枠:TBS火曜22時枠
評価
- キャスト:7
- ストーリー&スタッフ:8
- 放送枠:8
- 期待度:7
- 評価&感想:7
- 合計:37
前評判の寸評
『逃げ恥』や『カルテット』など高評価の作品が続くTBS火曜22時枠であり、いくえみ綾の「あなたのことはそれほど」を原作としたドロドロの不倫ドラマ。原作はかなり恐ろしい内容なので、ハマれば2017春ドラマの台風の目になる可能性も大でベスト3入りも十分に考えられる。主演は今をときめく波瑠主演ということで注目度も高そう。あとはミスキャストと囁かれている声を払拭できるかどうか。
放送終了後の評価に対する寸評
序盤からさっそく物議をかもしているストーリー。夫に愛情を見せず嘘だらけで、何の悪気もなく不倫を重ねる主人公に嫌悪感を抱くという声も多数あった。まさに”ゲス不倫”という言葉がふさわしく、「救い」が用意されていないストーリーなので、賛否両論が極端に別れるドラマ。「こんなドロドロな展開イヤだけど、気になって観てしまう」という方も少なくないはず。ここまで来たら底なしに”ゲス”な人間の汚い部分をもっと観てみたい。
世間の反応
- この嫌悪感、違和感って、主要登場人物全員に全く救いがないからかも~と思う。 誰を見ても、ああ~良かった!と思えない、誰もが、ただただ不幸になる予感しかない。
- 波留のイメージに合わない役すぎて感情移入が全くできない。
- 出てくる人間出てくる人間がハナから悪人。 カオス。 なんだかんだ2話目観ちゃったけどさ(^^;
- ここまで最低だと、逆にもっともっと最低な場面も見たくなる(笑)
- あなたのことはそれほど。 の、キャスティングのコレジャナイ感半端ない…
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実力派名優、長谷川博己さんが83億円大ヒット「シンゴジラ」主演に続き「小さな巨人」主演!!
そして、「半沢直樹」「下町ロケット」などの名プロデューサー&名スタッフ作品で、期待の高まり
ものすごい!!待ちきれません~!! これは、期待度1位で良いはず! すべて10で良いはず!
『ボク運の人です』の亀と山Pの掛け合いが
凄く面白いし、山Pの謎の神役がとても新鮮で良い。毎週土曜日が楽しみです。
貴族探偵面白いけどなー。
最後に入るテロップのように、ファンタジーとして見る分にはとても楽しい。
力を入れないで見れるし、娯楽もののドラマとしては大変良くできているよ思います。
小さな巨人はキャストの腹の探り合いが見ていて息苦しい。
香川さん好きだけど、顔芸はもうおなかいっぱいです。