1998年1月24日公開の映画『HANA-BI(ハナビ)』。北野武監督作品でヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞した映画として知られています。そして、2018年2月21日に急逝された大杉漣さんを追悼し、2月25日(日)14時からテレビ東京で放送されます。
そこで今回は映画『HANA-BI』の舞台となる撮影場所のロケ地、気になるキャストやあらすじについて紹介していきます。
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映画『HANA-BI』のあらすじ
凶悪犯の張り込みの最中に親友で同僚の堀部の好意に甘え、数カ月前に幼い子供を亡くし失意のまま体調を崩していた妻・美幸を病院に見舞った西は、そこで妻が不治の病で助からないことを聞かされる。ショックを受ける西。
だがそんな彼に、更に堀部が犯人の凶弾に倒れたとの連絡が入った。その後、犯人は別の場所で発見されるも、逮捕へのあせりから西は失態を演じ、後輩の田中が命を落としてしまう。罪悪感にさいなまれ、職を辞す西。彼は、下半身不随となり車椅子の生活を送る堀部に画材道具を贈る為、また田中の妻や余命幾ばくもない美幸との生活資金を工面する為、ヤクザから借金を重ねるようになる。
しかし、その返済に首が回らなくなり、思い余って銀行強盗を決行。盗んだ金を堀部や田中の妻に送り、ヤクザに借金を返済すると、残った金を持って美幸と共に旅に出るのだった。だが、そんな西をヤクザたちは利子が足りないと言って執拗に追いかけてきた。妻との残り少ない時間を誰にも邪魔されたくない。西は、追ってきたヤクザたちを次々に殺害していく。
やがて、後輩の刑事の中村が西の身を案じて駆けつけてきた。しかし、西は彼にもう少し時間をくれと頼む。静かな砂浜、妻をそっと抱き寄せた西は、自ら自分たちの人生に幕を引く。(映画.comから引用)
北野武の映画は昔から数多く制作されており、日本国内では高く評価されてきましたが、”世界の北野”としてワールドワイドに知らしめたのはやはり『HANA-BI』ですよね。金獅子賞を受賞するのは伊達ではありません。そして、この映画での大杉漣さんの演技は最優秀助演賞レベルだったと言われており、大杉漣さんの代表作でもあります。
『HANA-BI』は有名なので一度は観たことがある方も多いとは思いますが、今一度、大杉漣さんを偲びながら、じっくりと観たいですね。
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映画『HANA-BI』のキャスト
西佳敬/北野武
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西美幸/岸本加世子
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堀部泰助/大杉漣
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中村靖/寺島進
東城正次/白竜
スクラップ屋の親父/渡辺哲
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凶悪犯/薬師寺保栄
田中の妻/大家由祐子
田中/芦川誠
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永井/逸見太郎
担当医/矢島健一
石を投げるサラリーマン/つまみ枝豆
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板前/柳憂怜
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板前/玉袋筋太郎
田舎のオヤジ/関時男
刑事課長/田村元治
ヤクザの幹部/西沢仁
チンピラ/鬼界浩巳
凧をあげる少女/松田井子
頭を撃たれるヤクザ/森羅万象
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スクラップ工場の娘/岸菜愛
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