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仮名子がいなかっただけで職場の雰囲気がとても和やかになったので、従業員はとても楽しく仕事をしているように見えました。しかし仮名子は、出版社から会社がつぶれると聞いた瞬間びっくりしていましたが、すぐにレストランに集中できると開きおなっていたので、タフな人だと思いました。伊賀君のお母さんがこのタイミングで登場したのが一番面白いと思いました。息子をさらっていくぞというニュアンスに感じたので、相変わらずぶっ飛んだ母親だと思いました。展開が読めないのが面白いです。

飲食店経営コンサルタントの中は正確な経営論を語っており、誰もかも中のことを頼りたくなるにも関わらず、オーナーの発言力による影響は非常に大きいのだと痛感した。これでは中が何も言い返せなくなってしまうのも当然である。しかし、伊賀がもしかしたら店をやめるかもしれないという事態が発生しているので、いずれオーナーらが自力ではどうしようもなくなり、中のことを頼る時が来るのではないか？と思った。オーナーも時には人を頼る勇気を持たなければならないのだと感じる。

黒須オーナーがいないことに喜ぶ店長と山縣が、歌を歌いながら窓を拭くシーンがおもしろかったです。２人がシンクロしていて楽しさが伝わってきました。スタッフ一同がやけに一体感を生み、茶柱まで立ってしまったというストーリーはおもしろく感じました。ドラマの中で「花だらけ牧場」の店主がチーズを持って現れましたが、花畑牧場を意識させていました。オーナーが不在で店内は上手くいきますが、オーナー自身には災難が降りかかっているような感じがしました。

毎回、毎回、なんだかんだと難題が巻き込むレストラン。でもオーナーの黒須仮名子のどうどうとした経営方針?わがままな自分ファーストの経営方針でのりきる「ロワン・ディシー」今回も、客足の遠のいた「ロワン・ディシー」に経営コンサルタントが出向くが、見事な自分ファーストな経営方針をぶちまき、経営コンサルタントさえもぎゃふんといわせてしまう黒須仮名子!!さすがなのか?!単なるわがままなのか?全くわからないまま・・・ラストへ・・・経営自体も危ないような「ロワン・ディシー」伊賀くんの存在が失われたらどうなってしまうのでしょう。今後が不安でしかない「ロワン・ディシー」最後まで楽しいレストランであってほしいのに。

仮名子の1日が最悪な1日に終わりそうだと思ったものの、最後の最後にシェフの作った料理を堪能して幸せだと実感したという場面に感動した。仮名子は出版社の方々と食事に行けなくなったことで、ハモやウニ、エゾシカを食べれるなら、という気持ちで店に赴いたにも関わらずハモらがもう残っていない時点で物凄くショックを受けるのも同然ではないか？と感じる。それでもシェフの作った料理で幸せだと実感するくらいに、本当に仮名子はシェフの作った料理が好きなのだと思った。

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