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今回の物語では、レストランにおけるサービスについて考えさせられました。店長は猛牛太郎で働いた経験を生かし、アイデアを出してレストランの改善に奮闘していましたが、サービスの限度を超えるとお店が壊れ、サービスも大事であるがそれよりもお店のあり方が大事と認識しました。黒須オーナーはそのことを知っていたようで、スタッフに考えさせる良い機会に見えましたが、毎度の思いつきの行動のようで、黒須オーナーの破天荒な発想と行動、言動が面白かったです。

今回は夏らしく、お墓の中にお店があり、裏には葬儀場というリッチを活かしたお話で良かったです。おそらく、まゆみさんのカレは亡くなってはないんだろうなと思いながら見ていましたが、途中のみんなの怖がっている反応が面白かったです。特に、店長の「かちこまりました。」には、クスっとしてしまいました。そして、店長のホスピタリティー大作戦。お客様を大切にし、お客様ファーストのサービスをすることは素晴らしいですが、信念というか、軸というものは大切にしないといけないと思いました。また、オーナーのめんどくさいも、なんとかなるも、今の時代にはあっていますし、最終的には前回に引き続き、川合くんは最強ということで話が落ち着いた気がしました。

昔の仕事仲間がロワン・ディシーに来たことで、やる気を出した店長堤。誕生日プレートや、ホスピタリティーと言って、お客様の要望にすべて答えようとしたりしますが、本当にこれが、ロワン・ディシーとしてのサービスではないですよね。ゆっくりフレンチを楽しみたい人からすれば、賑やかに誕生日を祝うのも。嫌だと思う人もいるでしょう。それに、ひとりの要望を聞くと、他の無理だと思われる要望も、受けなければなりません。ケーキの持ち込みや、シェフが一生懸命作った料理に、マヨネーズや、ソースをかけるのを、許してしまう。でも、それは、本当のサービスではないですよね。本当のサービスというものの難しさを感じました。仮名子は、店長の提案に反対していましたが、本当のサービスというものを知ってほしかったからでしょうか、オーナーとして、仮名子に、深い考えがあるのか、無いのか、わからなくなりました。

オーナーの思いつきで進んでいく店だが、なんと変えたい、良い店にしたいとやる気をだした店長の姿を見て、仕事とはただ言われたことをするのではなく、アイデアを出すことがやる気につながっていくと感じました。しかし、店長がお客様のためにやりたいように、としていくと好き放題になっていくのだと思いました。サービスは大切かもしれないが、それよりも大事なのは店のあり方という台詞に納得してしまいました。しかし、オーナーはみんなのことを考えているのか、本当に適当なのか不思議な人だなぁと思っちゃいました。いつも何かいいように進むのが、このドラマの面白いところだと思いました。最後のなんとかなるって言葉は意外にとても大事なことだと思います。

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