『もみ消して冬2019夏』見逃し動画の無料配信＆再放送はこちら！【6月29日放送分】

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北沢秀作とＡＩサユリの出会いで転機が訪れ、落ち着きを取り戻したかのように思いましたが、いつものストーリー展開でトラブルと解決を繰り返していくところがこのドラマの面白いところと思います。博文と知晶は父親・泰蔵の味方で、秀作が責められてしぶしぶ対応に追われる展開は、見ていて楽しいです。ＡＩサユリの優しさからＡＩに頼りきりになり、その他の場面でもＡＩというワードが散りばめられており、今回のストーリーのキーワードともいえます。ＡＩが絶対ではないということを証明しているようにも思え、考えさせられる場面でもありました。小岩井のブレない判断と楠木の洒落のある対応は健在で、そこがまた面白くしているような気がします。「たとえばの話として聞いてほしいんだけど・・・」というセリフが懐かしく、秀作が小関にあり得ない相談をするところはいつも楽しんでおります。

今回のAIがコンセプトで今時だなと感じました。山田くんはAIさゆりと恋に落ちたり、その姿があまりにも滑稽でAIとラブラブぶりに爆笑しました。またお姉ちゃんの波瑠もAIに結婚相手を選んでもらったり、お兄ちゃんのハズキルーペ風のAIのプレゼンもユーモアがあって面白くて、相変わらず無茶苦茶な兄弟で安心しました。山田くんの彼女の変な性癖も出てきたりと最初から最後まで本当に楽しくて、またシリーズ化としてドラマ化してほしいです。

相変わらず都合のいい時だけ秀作を頼ってくる北沢家の面々でしたけど、頼った分だけ後で優しく接してくれますし愛情はあるんですよね。それはドラマ版からも分かっていましたが、どうも彼らのその愛情表現や優しさは長続きしてくれないようで……。今回も事件を通じて家族の中を深めていましたが、しばらく経ったらまた同じように秀作の扱いが酷くなっていくような気がしています。その辺りはあのメンバーのままだとずっと変わらないと思うので、尾関や里子といった人達が結婚して北沢家入りすれば変わってくるのかも？　変わらない北沢家も見ていて楽しいですが、新しい風が吹くところも見てみたくなりますね。

めちゃくちゃ面白かったです。昨年の連載時から見ていましたが、ギャグが冴えています。登場人物のキャラが個性的でコミカルな展開が笑えます。それでいて、主人公の秀作（山田涼介）は相変わらず、家族からこてんぱんな扱いを受けていて、みんな冷たすぎでは…と思うのですが、最後にはみんななんやかんや言って秀作のことを思っているのかなとホッとさせられたりするのも魅力です。特にラストで、パティシエになりたいが前科者のため何度面接を受けに行ってもなかなかお店に雇ってもらえない秀作に、お父さんが「誰も雇ってくれないんなら、自分でお店を出せばいい。資金は渡せる」と言ってくれた時はうれしくなりました。家族のために犯罪（と言っても軽犯罪ですが）を犯したりまでする秀作。秀作が家族思いで、家族も本当に冷たいわけではないところにホロっとさせられます。

Iのサユリが書いた文章が秀作の父親に絶賛され、それが本になることになりました。内容は真実と違っている部分が多く、結局それがねつ造として週刊誌に載ってしまいました。結局、秀作はその本に合わせた行動を取ることになるのですが、もしかしたら秀作の本性がそこに現れていたように思いました。そこを通り抜けたことで、秀作はパティシエの道を見つけることができたとしたら、AIのサユリの先見の目はとても凄いものなのではないかと深読みをしてしまいました。結局、今回はAIが通過点のようになってしまいましたが、AIがきっかけで、いろいろなことが進展したと言っても過言ではないと思います。

家族のために、警察官をクビになり、犯罪者となって出所した秀作。なのに、父親泰蔵、兄博文、姉知晶の冷たい以上の態度に、腹立たしく、そして秀作が可哀想で。だから、AIのさゆりちゃんが、よりどころになったのかなと、心が苦しいというか、笑えるというか、秀作らしいのかもしれないと。思いました。恋人里子と別れてしまって、ほんとに、家族がいながら、ひとりぼっちなんて。寂しすぎる展開でしたね。でも、里子は、戻ってきてくれました。里子もかなり変り者ですが。心から秀作が好きなんだという気持ちは、凄く伝わりました。それに、尾関は、知晶を諦めませんね。知晶も、迷惑そうな態度ですが。本当は、かなり気になっているのかな。泰蔵もなんだかんだ言いながら、一番、秀作に頼っているようだし、可愛いんですね。まとまりのない秀作家族ですが、秀作がいるから、まとまっているように感じます。次のスペシャルが楽しみです。

今回も非常に楽しいドラマになっていました。秀作が犯罪者になってしまったのにあまり気にしていない家族の雰囲気や秀作とAIとの恋も笑いました。細かい笑いでは、小澤さんのコミカルな演技は顔つきとのギャップがあってとても好きです。あの家族は本当に無茶苦茶だけど、最終的には秀作も愛されていて絆を感じます。可愛らしくて憎めないところが良いです。今回はもみ消すというか、辻褄を合わせるということをしたのですが、それで何とかなると家族全員が考えるところも面白かったです。ストーリーはこれまでの流れも引き継いでいたのが、さらに楽しめました。

以前連続ドラマで放送されていた時と変わらない独特のテンポが期待を裏切らず面白かったです。主人公秀作の心の声ダダ漏れも面白いし、他の登場人物もいちいちキャラ濃くてツッコミどころ満載で飽きずに観ることができました。最後はまた秀作が家族を守るため世間から見れば悪者、という形にはなってしまいましたが結局周りからどう思われようと家族の当人達がこれが自分達の家族の形、これでいいと思えるのならそれもアリなのかなと思いました。一応まとまるべき所はまとまって終わったと思うので続編はもうないのかなと思うと少しさみしいです。それくらい自分は面白いと思えるドラマでした。

秀作さん、逮捕されてたことに驚きました。記憶では、里子ちゃんと社交ダンスしててそこで終わった記憶があるので、付き合って仲睦まじくやってると思っていたので衝撃を受けました。無職になって、前科持ちの人の再就職は難しいし、パティシエになりたいっていう秀作さんの気持ちわかるけど、それよりも安定した職についた方がいいんじゃないかなと思いました。結局、お父さんのゴーストライターをやることになったけど、AIのさゆりに恋し始めて、刑務所に入って頭おかしくなったんだなと思ってしまいました。

前作も拝見していたのですが、うまいこと前回からの内容が今作へつながっていると感じました。相変わらず、辛辣な家族に笑わせていただきました。毎回思うのですが、山田涼介さんのお芝居が大好きです！不甲斐ない元犯罪者の末っ子という設定にあの演技ははまりすぎてついつい見入ってしまいました。また、今回はAIが話題に上がることが多かったのですが、時代だなと感じます。AIとお付き合いするという斬新な発想はこの時代じゃないと生まれないものかと思います。そういった面も含めて、楽しませていただきました。

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