2017年11月5日(日)22時からWOWOWの連続ドラマWとしてスタートする『石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』。佐藤浩市や江口洋介、北村一輝らが出演する本格ドラマということで注目されています。
そこで今回は秋ドラマ『石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』のロケ地となる撮影場所、気になるキャストやあらすじ、スタッフ情報について紹介していきます。
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ドラマ『石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』のあらすじ
警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。情報係には捜査四課時代、斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。そのころ木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期だった。
省庁の中でも最も聖域とされる外務省への疑惑に興奮を隠せない木崎だが、彼にはかつて内閣府に対する捜査情報が漏れ政治的な圧力でつぶされた経験があり、上司でも捜査情報の共有を拒む徹底ぶり。木崎が外務省という巨大な敵を標的にしていると直感した斎見は、単独捜査の無謀さを説き、強引に木崎に近づこうとする。そんな中、外務省への疑惑は、やがて政官界を揺るがす大事件に発展し、彼らの前に国家の壁が立ちはだかる。(公式ホームページから引用)
2001年に発覚し、世間を騒がせた外務省機密費詐取事件。当時、要人外国訪問支援室長だった松尾克俊氏が約7億円もの官房機密費を詐取し、ゴルフ会員権や高級マンション、競走馬などを購入するなどして逮捕されました。
これほどの巨額なお金を詐取していたことに何年もの間、気付かなかった事が驚きですが、この事件を機に、官僚や政治家のお金の問題に対する世間の目が厳しくなってきました。この事件が発覚した当時は小泉純一郎が首相をつとめており、聖域なき構造改革などを断行した時代の転換点ともいえる時代。この事件も国の”古い体質”を象徴していたと言っていいのではないでしょうか。
この事件の背景には何があったのか?そして、どうやってこの事件を暴いてみせたのか?ニュースなどでは見られてない知られざる男たちのドラマを描いた『石つぶて』。重厚なキャストが揃っているので、かなり期待値の高い作品になりそうです。
原作は清武英利の小説
このドラマの原作は清武英利の小説「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」。ノンフィクションライター・清武英利氏の渾身作なので、今回のドラマ化を機に、一度は読んでおきたいものですね。
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ドラマ『石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』のキャスト&相関図スタッフ情報
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相関図
キャスト
木崎睦人/佐藤浩市
武骨で真っ直ぐな男。汚職摘発に執念を燃やす刑事だが、出世からは程遠い。過去に捜査二課内の上司に裏切られた経験から、情報の保秘を徹底している。二課刑事として、誰よりも強い誇りを持っている。
<佐藤浩市、矢島健一出演のドラマ『LEADERS2』撮影場所まとめ>
斎見晃明/江口洋介
捜査四課に10年以上在籍していたが、数年前に起きた暴力団が絡む談合事件での功績が認められ二課に引っ張られた。個人技に頼り、保秘を徹底する二課の特殊な捜査方法に異論を唱える。
<江口洋介、笹野高史出演のドラマ『小さな橋で』キャストまとめ>
真瀬和則/北村一輝
秋村篤郎の後任として93年から要人海外訪問支援室長のポストに就いたノンキャリアの実力者。海外サミットや首脳陣の外遊に同行し、身の回りの世話を徹底して行う。
東田将之/萩原聖人
入庁以来捜査二課畑を歩き、知能犯捜査にはかなりの自信を持つキャリア。芯の通った正義感がある上に人情深いところもある。あだ名は「坊ちゃん」。愛読書は司馬遷の「史記」。
<萩原聖人、田中健出演のドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』撮影場所まとめ>
<萩原聖人出演のドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の標的』撮影場所まとめ>
<萩原聖人出演のドラマ『富士ファミリー2017』撮影場所まとめ>
<萩原聖人出演のドラマ『LEADERS リーダーズ2』撮影場所まとめ>
<萩原聖人出演のドラマ『コードネームミラージュ』撮影場所まとめ>
矢倉かすみ/飯豊まりえ
所轄署から捜査二課に抜擢された三年目の駆け出し若手刑事。新聞のスクラップ等、雑用が主な仕事で、本来の志望が叶えられずにいるが、いつか自分が情報を取る!と燃えている。
<飯豊まりえ出演のドラマ『不便な便利屋2016初雪』撮影場所まとめ>
<飯豊まりえ出演のドラマ『マジで航海してます。』撮影場所まとめ>
<飯豊まりえ出演のドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』撮影場所まとめ>
尾形保/おかやまはじめ
情報係のベテランの刑事。主任ではあるが、中々上手い情報にありつけていない。このまま波風立てずに平穏に定年を迎えたいと考えている。
<おかやまはじめ出演のドラマ『グッドモーニング・コール』撮影場所まとめ>
<おかやまはじめ出演のドラマ『信濃のコロンボ4』撮影場所まとめ>
<おかやまはじめ出演のドラマ『宮沢賢治の食卓』撮影場所まとめ>
<おかやまはじめ出演のドラマ『鑑識捜査官 亀田乃武夫の臨場ファイル』撮影場所まとめ>
近藤哲平/佐藤銀平
情報係の巡査部長。いつも尾形とつるんで、捜査二課で起こるあらゆることを噂している。
町沢貞次/細田善彦
警察庁キャリアで若くして管理官に。しかし捜査経験はほとんど無い。トラブルに巻き込まれないよう、事なかれ主義。独断で動く木崎へのクレ-ム処理に頭を抱えているが、木崎の刑事魂を頼もしく憧れてもいる。
<細田善彦出演のドラマ『富士ファミリー2017』撮影場所まとめ>
<細田善彦、真飛聖出演のドラマ『森村誠一の棟居刑事10 棟居刑事の凶縁』撮影場所まとめ>
<細田善彦出演のドラマ『民衆の敵 世の中、おかしくないですか?』キャストまとめ>
細野辰彦/三浦誠己
二課の出世頭と言われている、将来の幹部候補。元銀行員で経理・簿記に詳しく帳簿上の金の流れを読める人物。帝国証券を横領事件で摘発するという大手柄をあげる。
羽佐間克男/菅田俊
ナンバーの中でも一番の瞬間湯沸かし器と言われていて、彼を恐れる者が多い。常に情報係を敵視している。しかし取り調べは超一流で、彼の手にかかると誰しもが口を割ると言われている。木崎とは高校卒の同期入庁。
山内周治/小野了
警視庁のキャリア。捜査二課で管理官だった頃、木崎が捜査していた浜口事件の情報を官邸にもらし、事件をもみ消した人物。政官界に常に気を使っている。
<小野了出演のドラマ『釣りバカ日誌シーズン2 新米社員浜崎伝助』撮影場所まとめ>
国友尚徳/矢島健一
警視庁のキャリア。政官界や警察庁には逆らわず、常に自分に立ち位置を考え、キャリアとして出世を狙っている。ノンキャリアの肩を持つ東田捜査二課長の動向を気にしている。
杉谷朱鐘/真飛聖
1996年ペルー大使館公邸をゲリラが占拠した事件の際、看護師として日本から派遣され、そこで真瀬と出会う。懐が大きく、真瀬を愛情で包み込む。真瀬が最も愛した愛人である。
若木麻里江/石橋なつみ
あおば銀行の大口顧客である真瀬に助けられ、支店長の信頼を得ることが出来た。それ以来、大学時代から付き合っているフィアンセがいるにも関わらず、真瀬と愛人関係に。
秋村篤郎/羽場裕一
外務省の前要人海外訪問支援室長であり、ノンキャリア職員。九州沖縄サミットでは、真瀬に沖縄の仕切りを奪われる。
<羽場裕一出演の『科捜研の女 正月スペシャル2017』撮影場所まとめ>
<羽場裕一出演のドラマ『100の資格を持つ女12』撮影場所まとめ>
<羽場裕一、佐野史郎出演のドラマ『警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~』撮影場所まとめ>
児玉英臣/清水伸
外務省のノンキャリア職員。外務省に入省した1975年にアメリカ局北米第二課で真瀬和則と出会い、常にサポート役にまわっている。
鈴原彰一/田中健
外務省のキャリア官僚。入省した時から澤井の部下として働いてきた澤井の腰巾着。
<田中健出演のドラマ『天下御免トラック野郎 銀ちゃんの事件街道!』撮影場所まとめ>
澤井勲平/山田明郷
外務省のキャリア官僚。ノンキャリアとして尽くしてくれる真瀬を可愛がっている。
安西俊春/佐野史郎
外務省のキャリア官僚。内閣とつながっている人物。外務省を守る為には手段を選ばない。真瀬の動向を誰よりも注視している。
<佐野史郎出演のドラマ『おみやさんスペシャル2』撮影場所まとめ>
<佐野史郎出演のドラマ『返還交渉人 -いつか、沖縄を取り戻す-』撮影場所まとめ>
溝口恭輔/津嘉山正種
政界だけではなく中央官庁の裏事情に精通している元民主自由党総務会長。木崎以外にも、新聞社の社会部デスク、雑誌記者にとっても貴重な情報源となっている。
<津嘉山正種、笹野高史出演の映画『空飛ぶタイヤ』ロケ地まとめ>
菱岡博文/笹野高史
元は吉田茂首相の犬の世話係であった。バカヤロー解散後、公用品梱包運送業である東成梱包会社を立ち上げる。
<笹野高史出演のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』撮影場所まとめ>
<笹野高史出演のドラマ『100の資格を持つ女12』撮影場所まとめ>
スタッフ情報
脚本/戸田山雅司
代表作にドラマ『科捜研の女』、『スペシャリスト』、『相棒』、映画『UDON』など
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