2018年4月11日(水)21時からテレビ朝日系列で放送がスタートする春ドラマ『特捜9(とくそうナイン)警視庁捜査一課特別捜査班』。これま渡瀬恒彦主演で放送されていた『警視庁捜査一課9係』のメインキャストはそのままに、新たな部署で活躍する姿を描きます。井ノ原快彦が主演、さらに寺尾聰が加わることで話題になっています。
そこで今回は春ドラマ『特捜9』のキャストや登場人物の相関図、気になるあらすじやスタッフ情報について紹介していきます。
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『特捜9』のあらすじ
拳銃を手に宝石店を襲撃、逃走した2人組の強盗犯を追う浅輪直樹(井ノ原快彦)。現在の肩書は渋谷中央警察署刑事課主任だ。走る直樹は目の前に突然現れた若い男と接触し倒れてしまうが、男は直樹を羨望の眼差しで見返すと新宿中央署の新藤亮(山田裕貴)と自己紹介、直樹とともに追跡を開始する。
とあるショッピングモールに逃げ込んだ犯人を見つけた直樹は、ゆっくりとその距離を狭めていく。一般客に害が及ばないよう気遣いながら犯人逮捕を試みる直樹を、偶然モールに来ていた一人の男が注意深く見つめていた。直後、その男の機転で強盗犯の身柄を確保。直樹が礼を言いに行くと、「守るべきは弱い者。基本だよね」と謎めいた言葉を残して、その男は去っていく。
翌日、直樹が今では妻となった倫子(中越典子)と話していると人事から呼び出しの電話が入る。警視総監室に向かった直樹は、神田川警視総監(里見浩太朗)から、しがらみに左右されず初動捜査から送検まで一手に行うチームとして「特別捜査班」を立ち上げると聞かされる。その班長に任命された男・宗方朔太郎(寺尾聰)の姿を見て驚く直樹。その宗方こそが、昨日ショッピングモールでの強盗犯逮捕に一役買った男だったのだ!宗方は、強盗犯逮捕時の直樹の動きを見ていて、メンバーにと指名したらしい。
さっそく「特捜班」の部屋をあてがわれるが、メンバーは宗方と直樹の2人きり…。しかも、宗方は子育て優先だからと直樹一人を残してさっさと帰ってしまう。宗方から「特捜班」のメンバーを集めるように言われた直樹は、さっそく志保(羽田美智子)に声をかけるが、「うまくいかないんじゃないかな?」と断られてしまう。村瀬(津田寛治)は電話にも出てくれず、話を聞いてくれたのは矢沢(田口浩正)だけ。更に、矢沢によると青柳(吹越満)は警察を辞めてしまったという。そこで、直樹は矢沢とともに青柳に直談判をしに行くが、「戻っても同じ事の繰り返しだろ?」と言われてしまう。直樹を不憫に思ったのか、矢沢だけは「特捜班」への参加を約束してくれる。
そんな中、東中野署の村瀬から「特捜班」への“出動要請”が入る。事件は縄文土器の発掘現場で美穂(実咲凜音)という大学講師の遺体が発見された、というもの。そばには青酸性の毒物が入っていたと思われるビンが落ちており、警視庁捜査一課は服毒自殺と判断。後処理を村瀬らに押し付けたというが、村瀬はその判断に納得していないらしい。
臨場した直樹も、現場の様子から自殺という判断に疑問を抱き、真澄(原沙知絵)の解剖に立ち会うことに。とそこに、真澄に呼ばれた志保がやってくる。あくまでも「特捜班」の“応援”という志保と村瀬だが、直樹、矢沢との絶妙のチームワークで捜査を進めていく。更に、積極的に動く気配のなかった宗方も、事件の核心に触れ…?そして、直樹らは徐々に警察組織の闇へと近づいていくのだが…!?(公式ホームページから引用)
2006年から放送されてきた『警視庁捜査一課9係』。全12シーズンすべて平均視聴率が10%以上と、安定した人気を誇ってきました。そして、その中心にいたのが主演の渡瀬恒彦ですが、2017年3月14日に逝去されました。翌月の4月から『警視庁捜査一課9係シーズン12』は、残ったメンバーで放送されましたが、シーズン13の放送がどうなるのか?心配する声も少なからずありました。
そして今回、警視庁捜査一課9係メンバーがそのままに、ドラマタイトルや部署を新たにして、スタートを切ります。渡瀬恒彦が残したものをしっかりと残し、そこから新しいテイストを加えて、さらに進化していってほしいですね。名前は変われども、このドラマを続けていくことこそが、渡瀬恒彦への弔いになると思います。
『特捜9』は警視庁捜査一課9係が一度解散し、1年間の空白期間を経て、神田川警視総監が早期の事件解決を目指す独立した『捜査班結成』を指示したことからスタートします。寺尾聰が加わり、さらに強力になったメンバーたちの新たな歴史の幕開けです。
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『特捜9』のキャスト&スタッフ情報
キャスト
浅輪直樹(あさわ・なおき)/井ノ原快彦
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・巡査部長。新班長・宗方から最初に召集された特捜班のメンバー。正義感が人一倍強く、曲がった事が大嫌いな性格の持ち主。頭の良さや運動能力に関しては二十代で捜査一課に抜擢されただけのことはある。加納倫太郎の娘・石川倫子とついに結婚。
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小宮山志保(こみやま・しほ)/羽田美智子
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・警部補。仕事に生きる女として覚悟を決めていたが、ついに結婚も視野に入れているようで、直樹からの特捜メンバー召集の連絡にも、これまでとは異なる反応を見せるが…?一方で、頼りになる女性としての一面も健在。捜査では手腕も発揮していく。
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村瀬健吾(むらせ・けんご)/津田寛治
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・警部補。
大学卒業後、ノンキャリアとして警視庁に入るが、自分の能力はキャリア以上と信じて疑わない自信過剰の男。実際、頭の回転はよく、品行方正で、何をやってもそつのないエリート刑事である。出世しか頭にないようだが、実は熱い刑事魂を内に秘めている。
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青柳靖(あおやぎ・やすし)/吹越満
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・警部補。反骨精神の塊のような男で、金持ちと上流階級が大嫌いな皮肉屋。同居している恋人の垣内妙子は、暴力団から青柳が救出した。それゆえ反社会勢力の事件には過剰反応する。妙子との関係をよく思わない警察組織のなかで、刑事という職業を巡り葛藤する。妙子のことで辞表を提出し、無職となっていたが、再び刑事に道に戻る決心をする。
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矢沢英明(やざわ・ひであき)/田口浩正
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・巡査部長。持ち前の大らかな心で、変人・青柳を受け止めて、聞き役やサンドバックに徹することもできれば、時には厳しく叱ることもできる優れた相棒。奥さんの矢沢早苗は売れっ子の漫画家。今回も退職した青柳を相棒として、直樹とともに特捜班に勧誘するが…。
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新藤亮(しんどう・りょう)/山田裕貴
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・巡査。新たに特捜班に加入する元新宿中央警察署刑事課の若手刑事。積極的で実直ではあるが、その一方でゆとり世代的な若者気質の持ち主。そんな性格からか、時に軽々しい発言をしてしまい、直樹に怒られたり、特捜班のメンバーとも衝突したりすることも?
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浅輪倫子(あさわ・みちこ)/中越典子
パティシエールとして活躍している。加納倫太郎の実の娘。直樹と出会い、好感を持つが、亡き母を苦しめた父・倫太郎を恨むが故、警察官が大嫌いだった。直樹とは紆余曲折あったが、今回めでたく結婚!新婚生活を謳歌している。
<中越典子出演のドラマ『必殺仕事人2018新春スペシャル』撮影場所まとめ>
<中越典子出演のドラマ『未解決事件File06.赤報隊事件』キャストまとめ>
早瀬川真澄(はやせがわ・ますみ)/原沙知絵
東京都監察医務院に勤務する監察医。事件遺体に関する臨床例を求めて大学の法医学研究室から転職した法医学者。その動機はどうやら近親者の不審死らしいが、詳細は明かされていない。遺体に関する徹底的なプロフェッショナル。女同士、そして友達がいないもの同士、志保とは仲が良い。
<原沙知絵出演のドラマ『再捜査刑事・片岡悠介10』撮影場所まとめ>
<原沙知絵出演のドラマ『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』撮影場所まとめ>
猪狩哲治 (いかり・てつはる)/伊東四朗
警視庁鑑識員。志保が所轄署勤務のころ、同じ所轄で鑑識員として勤務。すでに定年退職していたが、鑑識の腕を買われて復職、現役として活動している。口数の少ない職人肌の仕事人だが、懐の深い頼り甲斐のあるベテラン。彼の心ある一言が事件解決のヒントになることも。
<伊東四朗出演のドラマ『おかしな弁護士16』撮影場所まとめ>
<伊東四朗出演のドラマ『黒革の手帖2017』キャストまとめ>
<伊東四朗出演のドラマ『植木等とのぼせもん』撮影場所まとめ>
<伊東四朗出演のドラマ『三匹のおっさんスペシャル』撮影場所まとめ>
<伊東四朗出演のドラマ『特命刑事カクホの女』キャストまとめ>
神田川宗次朗 (かんだがわ・そうじろう)/里見浩太朗
警視総監。冤罪と警察の隠蔽体質を誰よりも嫌い、元警察庁の首席監察官で現法務大臣の高森を危険人物と感じている。加納倫太郎がテロ対策室に出向になり、解散の憂き目に遭った9係を高く評価していて特別捜査班として再結集を宗方朔太郎に託す。
<里見浩太朗出演のドラマ『刑事吉永誠一ファイナル』撮影場所まとめ>
<里見浩太朗出演のドラマ『朝比奈耕作シリーズ2 鳥啼村の惨劇』撮影場所まとめ>
宗方朔太郎(むなかた・さくたろう)/寺尾聰
警視庁捜査一課特別捜査班刑事。階級・警部。警視総監・神田川から直々に特別捜査班班長に任命された元人事課職員。かつて監察官の補佐として警察内部の事件に関わっていたが、5年前のとある事件をきっかけに2歳の桜庭琴美を引き取り、退職。妻と共に琴美を育てていたが、その妻も他界。現在一人で琴美を育てている。神田川からの特捜班への復帰も断ろうとしていたが、あることを理由に引き受ける。ただし「子育て優先の9時5時」が条件。一風変わった男だが、5年前の事件など、隠された秘密は多そうで…。
井出博光(いで・ひろみつ)/宮川一朗太(第1話のゲスト出演者)
木場伸一(きば・しんいち)/堀池直毅(第1話のゲスト出演者)
野村美穂(のむら・みほ)/実咲凜音(第1話のゲスト出演者)
武村茂明(たけむら・しげあき)/黄川田将也(第2話のゲスト出演者)
向笠博子(むかいがさ・ひろこ)/平塚千瑛(第2話のゲスト出演者)
斎藤真希(さいとう・まき)/中島亜梨沙(第2話のゲスト出演者)
大屋千鶴(おおや・ちづる)/洞口依子(第3話のゲスト出演者)
大屋源治(おおや・げんじ)/下條アトム(第3話のゲスト出演者)
森田亜紀子(もりた・あきこ)/冨樫真(第3話のゲスト出演者)
北原里香(きたはら・りか)/長尾純子(第3話のゲスト出演者)
中岡孝(なかおか・たかし)/中野剛(第3話のゲスト出演者)
江波太門(えなみ・たもん)/伊嵜充則(第3話のゲスト出演者)
三好泰三(みよし・たいぞう)/小松政夫(第4話のゲスト出演者)
三好加奈子(みよし・かなこ)/松岡由美(第4話のゲスト出演者)
村田肇(むらた・はじめ)/伊東孝明(第4話のゲスト出演者)
三橋涼子(みはし・りょうこ)/大谷直子(第5話のゲスト出演者)
酒井菜々子(さかい・ななこ)/篠原ゆき子(第5話のゲスト出演者)
西川大吾(にしかわ・だいご)/タモト清嵐(第5話のゲスト出演者)
近藤瑠未(こんどう・るみ)/遊井亮子(第6話のゲスト出演者)
宇田川順一(うだがわ・じゅんいち)/瀬川亮(第6話のゲスト出演者)
宇田川徹(うだがわ・とおる)/三浦孝太(第6話のゲスト出演者)
太田恵子(おおた・けいこ)/大島さと子(第7話のゲスト出演者)
福島ゆり(ふくしま・ゆり)/菅井玲(第7話のゲスト出演者)
中島達也(なかじま・たつや)/村上剛基(第7話のゲスト出演者)
水上洋次郎(みずかみ・ようじろう)/団時朗(第8話のゲスト出演者)
水上康子(みずかみ・やすこ)/舟木幸(第8話のゲスト出演者)
片山浩之(かたやま・ひろゆき)/佐伯新(第8話のゲスト出演者)
和田幸太(わだ・こうた)/出合正幸(第8話のゲスト出演者)
佐野真一郎(さの・しんいちろう)/伊藤洋三郎(第9話のゲスト出演者)
見村岳(みむら・がく)/笠兼三(第9話のゲスト出演者)
高森徹也(たかもり・てつや)/中原丈雄(最終回のゲスト出演者)
川勝雄太郎(かわかつ・ゆうたろう)/大門正明(最終回のゲスト出演者)
安達芳男(あだち・よしお)/山下徹大(最終回のゲスト出演者)
相関図
スタッフ情報
脚本①/深沢正樹
代表作にドラマ『警視庁捜査一課9係』、『三匹のおっさん3』、『ドクターカー』、『警視庁ゼロ係』、『信長のシェフ』、『GTO』、『サラリーマン金太郎』、『相棒』など
脚本②/岡崎由紀子
代表作にドラマ『水戸黄門』、『大岡越前3』など
脚本③/真部千晶
代表作にドラマ『科捜研の女』、『遺留捜査』、『警視庁捜査一課9係』、『相棒』など
脚本④/瀧川晃代
代表作にドラマ『科捜研の女』、『警視庁捜査一課9係』、『ゴーストフレンズ』、『エースをねらえ!』など
脚本⑤/徳永富彦
代表作にドラマ『相棒』、『警視庁捜査一課9係』、『おみやさん』、『刑事7人』など
主題歌/V6「Crazy Rays」
最後に
井ノ原快彦主演で新たなスタートを切った『特捜9』。前作の良さを引き継ぎながらも、新しいテイストを加えていってほしいですよね。
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