『透明なゆりかご』4話の見逃し動画配信＆再放送日程！【8月10日放送分】

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「赤ちゃんを産んだだけじゃん」という、若い夫の町田陽介の言葉が刺さりました。女性に対してそんな考え方でいるのが普通なんですね。それがまず、カンに触りました。確かにいきなり奥さんを亡くしたことは辛く、耐えがたいとは思いますが、これっぽっちも妻に危機を感じていなかった雰囲気だったので、少しは自分にも責任を感じてもらいたいな、と思いました。「母体死亡は悔しいね」という総合病院の先生のセリフが、日本の医療の限界で、本音なんだなぁと、しみじみ思いました。

お産は、無事産まれて当たり前ではないと改めて感じました。さっきまで元気で話をしていた人が急にいなくなってしまうなんて、ご主人は受け止めきれないと思います。そして、育児が始まる。。親にも頼れなければ仕事をやめるしかないし、そういう人への制度とかってあるのかなと気になりました。真知子さんからの付箋が天国からのメッセージに感じて余計にせつなくなり、泣けてきました。いつか、美月ちゃんを連れて病院に来てほしいです。

真知子が女の子を出産後亡くなった。突然、妻がいなくなった陽介の気持ちははかりしれません。赤ちゃんも妻も無事なのが当たり前であると疑わなかったはずです。そして、妊娠中を見守っていたアオイには、辛い経験だったですね。ひとりで子育てしている陽介。自殺をしようとします。真知子がいない寂しさと子育ての忙しさに、ノイローゼのようになっていたのかもしれませんね。でも、それを救ったのは娘の美月と真知子があちらこちらに残したメモ。「死なないで」の言葉には、悲しみが沸き上がりました。

無事に赤ちゃんを産んだはずの真知子の容態が急変し、亡くなるという悲しい展開でした。以前から真知子夫妻の幸せそうな姿を見てきただけに、正直衝撃も大きかったです。病院も最善を尽くした結果だとは思いますが、夫の陽介は納得できず由比を責めます。この場面を見ながら改めて完全に大丈夫、と言い切れる出産はないのだと感じました。母子共に健康で産まれてくる事は当たり前ではなく、感謝すべき奇跡なのだと思います。一人で娘を育てることになった陽介、きっと様々な苦労があるはずです。でもそれ以上に娘の存在が、これからの生きる支えになると信じています。アオイも心配しているので次回以降も、陽介親子の頑張る姿が描かれたらいいですね。

まずはじめに漫画も読んだことがあるのであらすじは知っていました。ただドラマで見ると亡くなる前のシーンにはリアリティーがあったと思います。亡くなったご家族の心境を考えると、いたたまれない気持ちになりました。自分の子を恨んでしまう気持ちもわかります。自分も出産経験があるので、子供が元気で生まれてくれた事。私も元気に退院できたことは当たり前でないということ。それは奇跡的なことなんだと思いました。きっと主人公の青田さんはいい看護師さんになられるのだと思います。今後も楽しみです。

先月2人目の子供を産んだばかりで、自分が無事に出産を終え、子供を抱きながらドラマを見ていることに涙が出てきました。1人目の子供を産んだ時、何もかもが初めてで分からないことばかりの中、小さくてすぐに死んでしまいそうな命を自分が守れるのかの不安と、こちらのことは御構い無しに無く子供へのイラつきとで虐待して殺してしまう親の気持ちが分かると思いました。昨日の話では妻を亡くし1人で育児をする父親は、虐待ではなく自殺を選ぼうとしましたが、その気持ちも共感出来ました。1人での新生児育児は過酷です。最後に様々な言葉の付箋（恐らく最後の方のいくつかの付箋は父親が見た幻かと思いますが）が見つかる場面で、父親は少し救われたと思います。あのまま何とか育てていって欲しいと願います。

出産により妻が死んでしまい、父と子だけになったときの苦労と絶望が観ていてとても辛かったです。ですが、妻の残したメモが、天国からの言葉のように陽介に降り注いでいったシーンはとても美しく印象的でした。育児の苦労を、シングルファザー側から描くのも新しく、いろいろな人に観て欲しい回でした。陽介が「元気ではなかった」と正直に由比に伝えているアオイのシーンもリアルで良かったです。由比の言葉にしない辛さも、高い演技力によってとてもよく伝わりました。

ドラマが始まってすぐ、妊婦に不幸があったと示唆され、夫がうろたえ、医師に対して怒りを爆発させるシーンが壮絶で、思わず引き込まれました。夫役の葉山奨之さんの演技がとても好きになりました。優しそうで男っぽさの少ない口調で、妻をとても好きだったのが窺える様子ながらも、その気持ちが逆に妻を失った悲しみや怒りを増幅させてしまったような、やり場のない怒りの演技が、見ていて本当に絶望的で、生死について語るドラマにふさわしい真剣さだと思いました。そして毎回のことですが、主演の清原果耶さんがほぼずっと目を見開いた真剣な表情をしているのが、ドラマの真剣さに合っていてすばらしいです。

事前の検査ではなんの問題もなかったのに、母体死亡という結果は全員やりきれない気持ちになる。ずっと苦しい気持ちの中、生まれてきた赤ちゃんの泣く声だけが大きく生命力にあふれていて、残された家族の生きる希望になっていくのがよく伝わってきて泣けた。こういう悲しみを経験した人は強く生きていくんだろうなと思う。ショックに耐え切れず辞めた看護師を見ても責める気持ちにはなれなかった。いろんな形のお産をみてきた看護師が、自分の出産を考えると怖くなるのも共感できる。やっぱり無事に産まれてくること自体、奇跡なんだと感謝の気持ちでいっぱいになった。

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