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答えのない問題について色々考える相河先生と子供達の様子が面白いですね。こういう授業やクイズは今後も続けていってくれると嬉しいです。それにしても最後の「水本先生はどちらかというとウサギですね」みたいな言葉はいったいどういうつもりで言ったのか……。相河先生は悪気なく言った風にも見えるのですが、結果的に水本先生の心にグサッと刺さる一言になってしまいましたね。次回どんな会話が二人の間でなされるのかとても楽しみです。

少年が、大人になったような一輝。大好きな生き物の前では、他のことが、耳にはいらないようで。なんだか可愛いですね。みんなの中では、浮いた感じになってしまいますが、そんな生き方もよい気がします。一方、育美は、バリバリ働く歯科医。でも、技術はすごいのかもしれませんが、人の心を察するということがないですね。言ってることは、間違ってないですが、なんだか、寂しい気がします。また、相反する一輝と、育美。どんな接点が出来るのでしょうか。ところで、一輝の講義、なんだか楽しそうです。

人にどう思われようが全然気にせず、自分のしたいことだけをしていて自由人だが、でもその自由なところに引き込まれました。うさぎとかめの解釈は、うさぎはかめを見下して自分はすごいだろと自慢したいのと、かめはそんなうさぎのことなんて全然目ではなく、ただ前に歩きたいから歩くと言っていたのに、納得いくものがありました。人の目を気にせず、ただ自分のしたいことをするのが、自分にはできないので、羨ましく感じました。

一見、変な人の一輝ですがスッゴい奥の深い人だと分かりました。治療の予約を忘れたり、一方的に喋り出したりドン引きな行動で分かりにくい人ですが「ウサギとカメの話で何故カメはウサギに声をかけなかったんでしょう?」って生徒に聞いた質問の答えにようやく納得しました。カメは前に進むことにしか関心はなくウサギはカメを見下すために競争したんですね。そもそもカメは競争に興味がないから競争してるつもりもなくウサギに声をかけなかったって事でしたが最後育実に言った「先生はウサギっぽい」と言う一言は説明を聞いた後はショックですよね。彼氏に言われたばかりの追い討ちの見下してる発言ですよね。でも、それが一輝の本音なんでしょうね。

自分が予約した歯医者の時間を守らないのはマイペースという性格で片付けてしまうのはどうなのかなと思いました。しかも歯を抜くことになって、そうなったのは家政婦の山田さんのせいだとか、いい大人が何を言っているのだろうと思いました。「先送りが得意技。」って意味がわかりません。でも、そんな文句タラタラ言う一輝のことを受け止めてくれて、それなりに叱ったりもしてる山田さんのキャラが私は好きです。山田さんも一輝に言いたいこと言ってるし、いい関係なんだなと思いました。

一輝先生役の高橋一生の、フワッとした雰囲気がそのまま生かされていて、見ていてなごめました。カメのジョージを散歩させているシーン、虹一くんと「ウサギとカメ」で盛り上がっているシーンが良かったです。歯医者の予約をアラーム登録したというシーンには「絶対スマホを置き忘れるだろう」と予想していたら、案の定自宅に忘れていたので、「やっぱり」とすごく受けてしまいました。戸田恵子演じる住み込み家政婦の山田さんもコミカルないい雰囲気を出していたと思います。山田さんの「ピリ辛キュウリ」を食べたくなりました。

マイペースすぎる主人公の相河先生と、家政婦の山田さんとの間に流れる空気感がまったりしてほのぼのしました。面白かったところは、歯医者に行った相河先生が喋り出したら止まらないので、椅子を倒して話をさせなくしたところです。相河先生はみんなとは少し感覚が違うけど、色んな人がいて、色んな考えがあるということを考えることが出来るドラマだと思いました。要所要所で動物について考える話があるので、普段考えることのない世界を知ることができました。

マイペースな講師高橋一生演じる一輝が、うさぎとかめの生態を榮倉奈々演じる育実に何の悪気もなく淡々と伝えます。かめは無関心、うさぎはかめを見下していると言い、自分をかめを見下すうさぎだと言われ私生活と重なりカッとなる育実。帰ろうとする一輝を追いかけ感情的に問い詰める場面が印象的でした。彼氏との関係がうまくいかず悩んでいたところに突き刺さる言葉を言われ取り乱す育実。出会いはあまり良いものではなかったのですが、一樹の存在が今後育実にどのように響いていくのか気になりました。また、動物の生態を用いて、それを通して人を見ていくところが面白いと思いました。

高橋一生さんがハマり役すぎるところが面白いです！！マイペースででも憎めない感じが、これから榮倉奈々さんとどう関わっていくのか楽しみです。榮倉奈々さんの医者でありながらも男の人を立てず奢ってしまい無意識に人を見下してるように見えてしまうところは、男の人に同情しつつも逆ギレしてたので情けない男だなぁ〜と思いました。学生教授としての授業の勧め方もとても斬新でこれから生徒たちがどう変わるのかが気になりました。

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第2話ではフィールドワークをしているシーンが良かったと思いました。バードコールを一輝が作って生徒たちが上手く出来なかったのに一輝はとても上手で鳥がなき返えしていてすごいと思いました。また鳥の距離や種類を聞いているだけで分かる一輝の知識にも感動しました。生徒たちもフィールドワークが楽しそうで良かったです。一輝は昔の自分が1番嫌いだったのにフィールドワークを通して好きになれて良かったです。見ていて私も色々と興味がもてて面白い2話でした。

のほほんとしている相河先生ですが、「僕は人と仲良くなるのが苦手です」とか「昔は自分が大嫌いで毎日泣いていました」とか色々と悩み多き人生を歩んできた人でした。そうした悩みについてもやっぱり真剣に向き合ってきて、それを乗り越えたり上手く折り合いをつけたりしてきた結果が現在の相河先生なのかもしれないですね。そこに祖父の相河義高の愛情と協力があったのは想像に難くありません。二人がどんな年月を歩んできたのか、今後ももっと描いてほしいですね。

今回も、大学講師の一輝の好奇心旺盛でピュアな様子に、心が癒されました。動物生態学を学んでいる学生たちも、最初は一輝のことをちょっと馬鹿にしてるところがありましたが、今回のフィールドワークを通して、徐々に面白がるようになってきて、なんだか自分まで楽しくなりました。歯科医の育美も、一輝のことを変な奴だと思いながらも、一緒にいるうちに、一輝ワールドにはまりつつあるようです。歯医者で出会った虹一とは、興味もつところが同じで、一輝の子供の頃とにているのだろうなぁと思いました。次回の授業は、何なのだろうと、学生たちもきっと楽しみにしていることでしょう。みんな、一輝ワールドにはまっていくのですね。

相河一輝（高橋一生さん）はとても感性が豊かで、みんなが気が付かないようなことを楽しく感じられるところが素敵です。そんな無邪気な一輝をみて、かわいいと思う生徒まで現れてきて、ドキドキしました。守ってくれる周りがいて、一輝は幸せですね。山の中にいる一輝は本当に生き生きしていました。育美（榮倉奈々さん）は頑張っていますが、彼氏のずたずたになったプライドは元に戻りそうもありませんね。男性のプライドって本当に難しいです。昔は自分が嫌いだったと告白した一輝を育美がちょっと意識し始めたような気がして楽しみです。

山田さんに、歯を一緒に洗濯してしまったことを攻めている一輝が可愛かったです。でも、山田さんを攻める前にいい大人なんだし、カゴに入れる前に自分で確認するという知識はないのか、ティッシュを入れて洗ってしまったときに何か山田さんに言われたけど、忘れてしまったのかどっちなのだろうと感じました。小さい頃も授業中に席を立って先生に怒られたことをおじいちゃんに相談したら、その授業中に見つけた虫の足は何本あったか聞かれて楽しそうに話す一輝は人の話よりも、本当に虫が好きなんだなと思いました。

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相変わらず相川先生がマイペースすぎて面白かったのと、育実先生が不憫です（笑）真面目すぎる育実先生は本当は相川先生みたいになりたいのかもしれないなあと思いました。私もあれだけ自分に正直に生きれたらどんなに楽だろう？と考えてしまいました。正反対すぎる2人ですが、それぞれ魅力があるなと。それから、虹一くんの未来はきっと相川先生のようでしょうね！お母さんのせいで才能を潰しそうで怖いです。なんであんなに相川先生を敵対視するんだろう？虹一くんは相川先生を求めていると思うので、引き離さないでほしいです！

一輝は虹一君に自分の子供時代を重ねてるんだと思います。泣いてばかりの自分は嫌いだったと言ってましたが動物園で思いっきりしたい事をやらせたかった気持ちは虹一君のお母さんには通じないでしょうね。「お母さんは人と違ったら嫌がるんだ」って言ってましたね。でも子供時代にしかできない事は沢山有ります。不思議に思う好奇心の芽を大人が摘まないで欲しいですね。反対に一輝に育美が言った「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と知らず知らず愚痴のようになってしまってましたが「やりたくなさそうですね。」とまるで、やりたくない事はやらなければいいと言ってる感じました。育美も怒りを爆発させながらも一輝の言う事を考え始め少なからず影響されてる感じがしました。

周りの人の事は、目に入らず夢中になる一輝。とても純粋で可愛いと感じます。しかし、育美達からすれば、振り回されている感じですね。母親に黙って虹一を連れていってしまったことは、駄目なことですが、虹一がやりたいことを、本当に理解しているのですね。喜んで一輝の元に戻ってきた虹一のキラキラした笑顔が、良かったです。一方、一輝の事が気になる琴音。強気な発言をしていますが、なんだか可愛いですね。また、一輝の祖父か、山田さんに言った「このままで、良いのか」という言葉。どういう意味なのか、とても気になります。もしかしたら、山田さんは、一輝のお母さんなのかと、想像してしまいました。

相河一輝が、歯医者で出会った少年、虹一を動物園へ連れていったとき、虹一はスケッチに夢中になるあまり、閉園のアナウンスをちゃんと聞けず迷子になります。歯医者の水本育実や、一輝の大学の学生たちが懸命に探す。しかし、一輝は、「虹一は戻ってくる」といって動かなかったが、その理由は虹一がやりたいことを思う存分やらせてあげたいからだろうと、教授が言う場面がとても印象に残っています。一輝は興味のないことには耳をかすことすらしないけれど、学生たちもだんだん一輝の授業に興味を持ち始めてるのが、教授が一輝を講師にした理由なのだろうと思います。一輝の虹一を信じている純粋な気持ちなどにも、心がほっこり暖かくなりました。

インプラントにするかどうするか育実が聞いているのにそんなことそっちの気で、猿の交代が気になる一輝はやっぱり変わり者だなと思いました。虹一くん、一輝と出かけるとお母さんに言ったら、絶対反対されるとわかっていたから言わなかったんだと思います。これはきっと小学生あるあるだなと感じました。でも、閉園の放送が聞こえなくて、探索に没頭してしまって、集合時間に遅れても怒らなかった一輝はきっと虹一くんの気持ちがわかるからなにも言わなかったんだと思いました。

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一輝は、動物にしか興味がないのかなと思っていたのですが、こんにゃくにまで、引き込まれるとは。偶然出会った学生の新庄の両親に教えられたこんにゃく作りの過程は、とても手間がかかっています。そんなことは、誰も気がつきません。でも、大事に大事に、心を込めて作ります。それは、人間関係にも、共通しているのかもしれないと、思いました。そして、琴音、さくらだけでなく、新庄も、一輝に引き込まれていったようですね。一方、恋人鳥飼との関係が上手くいっていない育美。自分の気持ちが優先してしまい、鳥飼の心を理解していなかったように見えました。なんだか切ないですね。

イノシシとかこんにゃくに興味を持って群馬まで行ったのかと思いきや、実は天文台目当てだったり、こんにゃく作りを絶賛してこんにゃくについて熱く語ったかと思いきや、新庄に実家のこんにゃく屋を継ぐべきか相談されると、自分ならやらないと答えたり、一樹の言動がいちいち予想外で面白い。新庄の「こんにゃく屋をダサいって思ってる自分が一番ダサいってわかってる」みたいなセリフに、進路に悩む若者感がよく出てて良かった。歯医者の水本先生は毎回なぜか一樹の言葉が刺さるみたいで、彼氏と上手くいくのか一樹と結ばれたりするのか今後の展開が楽しみ。

桜がいつも差し出しているこんにゃくゼリーをなんでいつも龍太郎が食べないのかすごく疑問に思っていましたが、今回の回で実家がこんにゃく農家だということを知って納得しました。一輝は流星群を見るために講義を休校し、イノシシを追いかけて、こんにゃく畑の龍太郎の実家にたまたま来てしまうなんて、これこそ奇跡だなと思いました。今回、美味しそうにこんにゃくを食べる一輝の姿を見て、龍太郎のこんにゃくに対する気持ちは180度変わったと思います。私自身、こんにゃくがあんなに手間暇かかるなんて思わなかったです。

単位を取るためだけに授業に出ていたような新庄たちが、知らず知らずの間に相河先生のペースに巻き込まれ、第4話ではとうとう相河を追いかけて新庄の家で合流し、共にすき焼きをつつくという、意外な展開で楽しめた。新庄の母親のぶっちゃけキャラも面白かったが、相河が最初にしらたきをすくい上げずに肉から食べるシーンは笑った。また5人揃って夜空を見上げながら学生たちの目が少しづつキラキラして何かを取り戻していく様子が伝わり、今後の展開を予感させるものだった。何よりコンニャクのうんちくをこんなに詳しく聞いたのも初めてだし、奈良時代にはもう食べていたとか知らない知識も学ぶことができ、ふんふん納得しながら頷いて見てしまった。新庄が何故いつもつまらなさそうにしているのかも今回わかってすっきり。今回も山田さんと相河の掛け合いは絶妙だし、沼袋の独特の存在感もいい。

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相河一輝はいつも目の前のことだけに一生懸命だからこそ、あれこれ先のことを考えたりしないのだと思います。大人になればなるほど、あれこれ余計なことを考え過ぎてしまうことが、かえって今を楽しむことができなくなっているのかもしれません。水本先生は相河と一緒に森に行ったことで、今まで自分でも気が付かなかった本当の自分に気付き始めているような気がします。いろいろなしがらみを捨て、水本先生らしくなっていけば、もっと素敵な女性になっていけると思いました。

「本当の自分は何をしたいのか?」がテーマだったんですね。育美は愛されたい、が一番の願いだったんですね。一輝のように毎日やりたい事をやって楽しそうにしてる人を見ると羨ましいを通り越しムカつく存在になってるかもしれません。でも、いつも一輝の一言は人の心を揺さぶります。「そうか、私は愛されたかったのか」と気が付かせてくれた一言だと思います。何で泣いてるのかは全く女心が分かってないので一輝には難問だと思いますが確実に育美が一歩進む原動力になったと思います。今の所学生には理解されてきた一輝ですが虹一君のお母さんにも理解して欲しいですね。

一輝が育実にこんにゃくを渡さなかったことに驚いていた山田さん。どうして渡さなかったのか問いただす姿がお母さんみたいで面白かったです。でも、一輝が濁すと、料理をしない人だと悟っていてさすがだなと思いました。ですが、一輝に内緒で育実のクリニックに歯がしみるということを理由に育実がどんな人だか偵察しに行ったのにはびっくりしました。そこで再会した鮫島教授とお茶をしているとき、一輝にはクリニックに行ったことを言わないでほしいと頼んでる姿は一輝のことを心配しているんだなと感じました。

一輝さんの何気ない一言一言が、育美さんの心に突き刺さっていた場面が面白かったです。育美さんは結局、愛されたかったのですね。毎日朝から晩まで働いてばかりで、自分の心に向き合う時間がなかったんだなぁと思いました。そんな中、一輝さんが育美さんに「一緒に森へ行きましょう」と言った瞬間、私のテンションは上がりました。「よくぞ言った!」って感じです。森へ行くと疲れた心も癒されますから、行ってくれて良かったです。育美さんも少しずつ一輝さんを見る目が変わってきたのではないでしょうか。

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自由な一輝と、出会ったことで、育美は、今まで歩んできた型にはまった人生が、自分の本当の気持ちではないと悟った感じですね。育美の心の中にあった氷の壁が、少しずつ溶けていっているような。一輝と、折り合っていなかったのは、一輝のように生きたくて、羨ましかったのかもしれない気がします。ほんの少しだけ、素直だったら、元カレとは、別れなかったのかもしれませんね。一方、あんなに生き物が大好きなのに、なぜ「タコ」が苦手なのでしょうか。「タコせんべい」を見た山田の表情も気になります。一輝の過去に、何があったのでしょうか。また、樫野木の、離婚原因も、何か、深そうですね。そして、変わらず、沼袋の存在が、癒されます。

郁実が彼氏と別れるとなった時に、素直になれば良かったと反省していたが、自分に置き換えてみても大事な事だなと感じました。ただ、郁実と一緒にいるのに、メッセージを読んで嘘をついてまでそちらを優先しようとする彼氏と別れたのは良かったかもしれないと思う。また、「森に行きたい」と郁実の方から言うとは思っていなかったので、意外な感じはしたが、その前に虹一君とのシーンがあったので、郁実の口から虹一君に状況を伝えたかったのかなと思っています。

これまで人に興味を示さず、人の名前も覚えられなかった一輝が名前を覚え、育美の誕生日だからとサプライズも兼ねて山田さんのごはんで釣って食事会に招いたりと、ちょっとやり方は独特ですが成長したなあと感動してしまいました。プレゼントともいえないものでしたが一応プレゼントを育美に渡していましたし、これまでの一輝だったらなかったようなことばかりです。ようやく人とふれあうことの喜びや興味を持つことの楽しさなどが分かってきたのかな、とこっちまでうれしくなってしまいました。

育実のように真面目過ぎる人ほど、頑張り過ぎて自分をいじめてしまうのだと思います。しかし、かつての一輝もそうだったのかもしれません。これは誰にでもある経験だと思いますし、それを乗り越えるからこそ、人の痛みが分かる本当の優しさを持った人になれるのではないかと思います。家政婦の山田さんは一輝と育実をくっつけようとしていますが、彼女が頑張らなくても、自然に任せていても良いのではないのかと思ってしまいます。今後の展開を楽しみにしていきたいと思います。

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「誰でも出来ることは、スゴくないんですか」という言葉に、ハッとさせられた思いです。特別に出来たこと、人とは違うことが出来た時には、スゴいと感じます。でも、一輝のいう通り、人が行うこと全てが、スゴいんだと気づかされました。また、一輝の過去の話を聞いた虹一の母涼子が、ちゃんと、虹一の眼の異変を理解したこと、良かったです。もし、一輝の話を聞き流していたら、虹一の辛さは、ずっと続いていたのですから。母親とわかり合えたこと、本当に良かったです。一方、一輝の母親は、山田さんのようです。今までの対応から、やっぱりと、思いましたが、なぜ、山田さんは、名乗らないのでしょう。一輝の「タコ嫌い」の解明が、鍵でしょうか。そして、育美が少しずつ変わってきました。心に余裕ができ始めたようですね。

人にはできることとできないことがあり、それが違うからこそ人の個性が生まれることを改めて教えられた回だったと思います。一輝先生の過去の話は特に胸に刺さりました。自分の当たり前は人の当たり前ではないし、みんなと同じことができるだけで実はすごいというセリフはとても印象深かったです。最後の水本先生と一輝先生がすごいところを100個言う姿は微笑ましくてよかったです！二人の進展はどうなるのか、ゆっくりとした進みですがそれも楽しみです。

これまでけっこうハッピーに生きてる人のように思えていた主人公の相河一輝でしたが､一輝にも､ヒロインの水本育実のように､みんなから「すごい」と思われたくて､がんばればがんばるほど「楽しい」から遠ざかっていった経験があったことが語られ､なんだか､胸にぐっときてしまいました。一輝を見るとき､ついつい「発達障害だよな……やっぱり変だよな……」なんて思いながら見てしまうのですが､何が楽しいとか､どこが辛いとか､そんなのみんな一緒に決まってますよね。いい脚本に恵まれたドラマだと思います。

虹一くんのすごいところを100個言えると言った一輝がすごいなと思いました。それを育実に話したら「それ、誰にでも出来ることですよね。」と言われていて、それに対して一輝が「誰にでも出来ちゃうことはダメなんですか？」みたいなことを言っていて、当たり前なことでも出来ることは凄いことなんだと感じさせられました。100のことを言い合っている育実と一輝の姿を見てほっこりしたのと同時に、私も100個誰かのことを褒めたくなってしまいました。

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山田さんが、僕を産んだんですよねという言葉が、一輝と山田さんが保っていた距離が、揺らいでしまいました。でも、山田さんが母親だと、11年前に知っていたのに、なぜ、言わなかったんだろうと。それは、きっと山田さんとの関係が、崩れるのが怖かったんではないかと思いました。そして、出した答えは、山田さんが一輝を産んだことに、感謝したこと。山田さんの子供になったことが、奇跡だということ。山田さんと、新たな関係が築けたこと、良かったです。心が、なんだな温かくなりました。そして、嫌いな象徴であった「タコ」が、食べられたことも、山田さんを許したということですね。ホッとしました。

自分がこの世に産まれてきた確率を考えていくと本当に奇跡だなということがとても良く分かり、感動しました。当たり前に生きているけど、当たり前じゃないということに気付かされました。ほんわかしていて、温かい気持ちにさせてくれるとてもいいドラマだと思います。ピリ辛きゅうり私も作ってみたくなりました。また、山田さんも見えない敵を作ってしまっていたんだなというのが意外でもあり、子どもを思うがゆえにそうなってしまうのが母親でもあるんだなと感じました。

自分が山田さんから生まれて来たことを問いただした一輝。私が一輝の立場だったら、自分からそんなこと言えないと思いました。パスポートを申請したときに知ったと言っていましたが、そのときに知っていて、私だったら何十年もモヤモヤしながら家政婦さんと過ごすと思います。なのに、心の中にしまっていた一輝がすごいです。もしも、一輝がパスポートを申請していなければ、山田さんが実の母親だと知らずにいて、山田さんが亡くなるまで知ることはなかったのかもしれないですね。

山田さんが、本当は母親だと知っていた一輝。理由を知りたかったけど、そのうち忘れていたというのがなんとも素直でかわいい。でも、山田さんが、一輝の個性を受け入れられなくて、一輝を他の子どもと同じようにできないとダメな母親と言われると追いつめられてたことを知った一輝。一輝も山田さんも辛かったと思う。でも、一輝が「この世に生まれたのは、本当に色々な奇跡が重なった凄いことだ、山田さんから生まれて良かった」と山田さんに言うのを聞いて、私も嬉しくて、涙が出てきた。山田さんから生まれたのも奇跡。再び会えたのも奇跡。素晴らしい奇跡に乾杯！

今回は家政婦の山田さんが実は相河先生の母親だったということがわかり、どのように接したらいいか距離感がつかめずに挙動不審でいる相河先生が面白かったです。「僕らは奇跡でできている」というのは母親が確率を超えて奇跡的に生んでくれたことに対する感謝だったり称賛だったり、今の自分が存在しているのはすごいことなんだということを伝えているのだと感じ取りました。今回は水本先生にも進展がありました。職場の人と飲みに行ったり山田さんに料理を習ったり元カレに本音を言ったり、相河先生に会ってからの良い方面の変化があったと思います。

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面白かったのは相河先生が水本先生に気持ちを告白する場面。水本先生の期待の表情から拍子抜けの表情にかわるとこが最高でした。面白いって……毎回、相河先生の素直な自由な真っ直ぐな性格が素晴らしいと思う反面、人はそんな風には生きられないと思う自分がいたので、今回の樫野木先生の言葉は酷いとは思うものの頷いてしまった。鮫島教授の言うように問題のすり替えではあったが、素直な感情が出ていたと思う。相河先生のように生きられたら幸せだと思う。

女子大生の青山さんが高橋一生さんに告白したときはびっくりしました。恋のライバル出演ですね。高橋さん、モテますねー。そろそろちゃんと榮倉さんが好きなことを認めてほしいですけど、サクサク進まずにウダウダしてるところがこのドラマの良いところだと思います。ヤモリが出て高橋さんを家に呼ぶのはちょっと～って迷ってるけど、やっぱり呼んじゃったり、ゴキブリと聞いて高橋さんに抱きついちゃったりする榮倉さん、かわいかったです！　榮倉さんもかなり高橋さんのことが気になってますね。高橋さん、ちょっと鈍感過ぎますね。嫌な奴だった要潤さんのプライベートのことも少しずつ明らかになってきました。要潤さんなりの葛藤があるんですね。生きてくことって辛いなぁって思いました。

一輝さんと水本さんの仲が進展した、家にやもりが出てビックリして後ろから抱きついたのがとても、ドキドキして楽しかったです。その後の2人のそわそわしてるのをみて甘酸っぱい気持ちになりました。あと、樫野木さんの子供がフィールドワークのことを話してる時にスマホで見せてたのを見て樫野木さんはいいお父さんだったんだなと思いました。元奥さんが再婚するのか、樫野木さんと元に戻るのかもとても気になりました。次の回も気になる予告だったのでとても楽しみです。

学生に告白された一輝のはっきり断る態度が彼らしくて面白かった。それに比べ育美に自分の気持ちを正直に伝える姿も彼らしい感情表現で素敵でした。きっと一輝は育美のことが好きなんだと勝手に理解しています。樫野木が娘の対応がきっかけで、一輝に今までたまっていたイライラを思いっきりぶつけたのは見ていて悲しくなったしショッキングでした。その後に鮫島教授が樫野木をたしなめたけど、一輝の心は確実に傷ついたように見え心配です。これまでどんなことでも物事をポジティブに考える一輝だったので、この後の行動が気になります。

山田さんと一輝の仲が元に戻って本当に良かったです。やっぱり、山田さんと一輝はボケとツッコミのような関係でなきゃ。琴音は一輝に結婚して欲しいと迫って、若いっていいなぁと思ってしまいました。ストレートに気持ちを伝えることが出来るって羨ましいな、そういうところは琴音も一輝に似ている部分があるなと思いました。でも、一輝はきちんと「できません。」と断って、その後にちゃんと育実と向き合って、「水本先生は、面白いです。」と育実に伝えて、まぁ鈍感な一輝にしてみれば面白いと気付けたことが、恋の第一歩なんだと思います。

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凄い！一輝の夢は、なんと宇宙まで広がるなんて！できない理由を見つけるのではなくて、やると決めたら、やる方法を考える。そんな素敵な発想で、好きなことを、続けられたら、こんなに幸せなことはないだろう。一輝は、これまで、やりたいことしかやってこなかったのに、「宇宙に行く」という目的のために、初めてやりたいことではないけれど、ロシア語や水泳をやることにする。一輝の中に、出会った数々の人たちが、たくさん入ってるからこその変化なんだろうな。一輝のお陰で、変わった学生、歯科医の育実、そして樫野木先生も。一輝は、その全てで出来てるって、キラキラした目で言ってた。そして、本当に宇宙へ旅だつ。まだまだ、私にも出来ることがある気がしてくる。見終わって、とても清々しい気分がした。

最終的にたどり着いた答えが宇宙にいく。とんてもない発想だなって思いましたが、このキャラクターのことを思ったら、あり得る結果かもって思いました。考え方が突飛でもないですけど、ここまできたら天才かもと思わざるを得ないなって思います。こんなに純粋に自分の好奇心に従えるのは羨ましいとも思えますし、才能かなってやきもちの感覚もあります。周りには。もちろんこんな人物はいませんが、出会ってみたいなって思える人間像。とても楽しく観れたドラマでした。

心があったかくなるような終わり方だったのは良かったですが、まだまだ余韻にしたっていたいような、もう少しみんなの行く末を語って欲しいような、そんな気分です。例えば樫野木先生の指輪は本当に埋められたのか、それとも一輝はやっぱりやめた、と本人が思うように仕組んだのか。また学生たちの間で付き合うカップルは出るのか、新庄は結局こんにゃく作りを継ぐと決めたからYouTuberをやることにしたのか、などです。また、最後に育実が振り返った人物、一輝のように自転車に乗り山歩きを楽しんでいる人物は一体どういう存在なのか、秘密のまま終わっていくのが、にくい演出だなと思いました。

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