『絶対正義』見逃し動画の無料配信＆再放送日程はこちら！【1話から最終回まで】

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確かに規則は守らなくちゃいけないんですけど、範子を見ていると「もう少し融通をきかせてくれても……」といけない事を考えてしまいますね。高校時代は卒業まで僅か3ヶ月の付き合いで、その後は進路の事もあって範子とあっさり離れられた友人一同ですが、現代においては一体どうなるのか？　家族とか仕事があればそう簡単に引っ越しもできないでしょうし、範子の方だって大人になって行動力は増していそうですからね。これはもう逃げ切れないような気が……。彼女達が平和に暮らしていけるのかとても心配です。

範子は確かに正しい、だけど何かが違うというのがよく分かりました。やっぱり人間だからこそ、ロボットでは決してできないいい加減さがあっていいものではないかなと思いました。だけど範子の言っていることが間違っているとは言えないし難しいなと感じました。範子の高校生時代が人形みたいにキレイで見惚れてしまいました。これから大人になった友だちとどうなるのかが楽しみです。まずは不倫している麗香が罰を受けるのかなと思うと、田中みな実さんの演技が楽しみです。

範子は間違ってはいないと事は理解出来ます。母親が行きすぎた教育をした為の犠牲者かもしれません。結局母親がルールを破った為、事故に遭ってしまった事がトラウマになっているのでしょう。そして、正義に執着し過ぎ、正義に支配される事になってしまったのでしょう。『正義のヒロインは、時として恐ろしい悪魔となる…』この言葉がむねに刺さります。結果的に彼女のお陰で仲間のトラブルは解決出来たが、その犠牲者がいる事を考えると、これで良かったのか？他の手段は無かったのか？もっと考えて欲しいです。

確かに正義とは正しいことを行っているからこそ、正義とは大切であるものの、タイミングや場の状況を読むのも大事だと考えさせられる。範子は間違ったことなんてしていないと主張する時、誰もかも言い返せなくなるように範子の正義とは正しいことである。だが空気を読まないところで範子に妥協できないと思う部分がある。それでも範子に言い返すような言葉が見当たらず、誰もが範子に説得できるわけがないので、なんて恐ろしい話なのだろうかと痛感した。

範子の正義に振り回されてきたという由美子、理穂、和樹、麗香はどんな大人になっていくのだろうかと気になった。範子は毎日のように正義を大切にしているのだと伝わってくるが、あまりにも堅苦しいのだと感じる。毎日法律にのっとるというのは、範子自身は疲れないかどうか考えさせられる。範子が時々やるという、吸う音とはどういうものか？が気になった。タバコを吸ってしまった生徒に関しては矢沢の説得により、解決したかのように見える。範子の正義感がどのように暴走していくかどうか次回に展開が楽しみになってきた。

正義より大切なものはないという始まり方がもう面白くて、目を隠した演出がとても不思議感を増大させていてよかったです。学校の自己紹介での衝撃の発言の連続で、掴みがもう面白くて、どんなドラマが始まるのか興味津々にさせる演出がよかったです。主人公の考えを、文字にして写すのが、とても斬新でメッセージ性が高くて考えさせられる場面がありました。学生の頃と大人になった頃が交互に描かれているので、どんな成長をしていったのかがよくわかって、学生時代の経験がどのように成長に関わるのかがわかって考えさせられました。

冒頭で、主人公の範子が目を黒塗りで出てきたシーンの不気味さに圧倒されました。週刊誌のような演出で、これからの範子の悪の部分を表現するような、口元だけが、笑う表情は、悪のヒロインの誕生にふさわしかった。普通、まあこのくらい見逃して、円満に解決するしょうとする世の中に対して、もし、範子のような、正論を通したら、どんなに怖いか、その人の人生をも、狂わせることになる。人間関係もおかしなことになるだろうと予想される展開でしょう。15年ぶりに再会した、友たちが、範子によって救われるのか、いや、どん底に落とされるのか、興味深いドラマが始まりました。

とても良いイントロダクションだったと思います。一番強く感じたのは範子の絶対的な正義感に対する恐怖感。冒頭の母親の事故死に対するトラウマともとれるとり憑かれたかのような絶対にぶれることのない規律を守ろうとする姿。余りの揺るぎなさに見ていて恐怖を感じました。卒業式後の音楽室でピアノを前に涙を溢す範子の中にある深層心理とは一体何なのかとても気になります。また、範子の信者のように魅了されていく友人たちにも画も言われぬ恐怖感を感じました。彼女たちの中にある深い闇が『現在』の彼女たちにどのように影響しているのか、また、再び友人たちの前に現れた範子の正義感が彼女たちの人生をどのように揺さぶっていくのか大変楽しみです。

テレビで告知を見て興味を持ち、深夜でしたが見てみました。高規範子、恐いですね～。最初は痴漢を捕まえて感謝されて、チヤホヤされていたけれど、あまりの法律遵守っぷりに、みんなも違和感を感じ始めましたね。法律がないと、色んなことが乱れてしまうけれど、ガチガチに守り過ぎると何かがおかしい感じになる時があるわけですね。正しさって何だろうと考えさせられますね。自分に都合のいい正義は諸手を挙げて歓迎するけれど、そうでない時はどうなのかも、ちょっと考えさせられますね。

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のりこの奇妙な行動が面白かったです。いつも後ろで暗躍していて、ストーカー並みになってきて恐怖を覚えました。それと共に行動を見ていると笑えてしまうところがあり面白かったです。鶏肉のスープにかなりこだわりがあって、時間をかけて作っていて差し入れしに来たり…ピンチにすぐあらわれたり、一体のりこはいつ寝たり、プライドの時間を過ごしているのかな？なんて想像してしまいました。また、のりこと子供がそっくりすぎて瓜二つでびっくりしてしまいました。本当に不思議なキャラクターすぎて目が離せません。

学生時代の仲間が集合したが、範子の絶対正義は相変わらずで、あの頃と同じように、次々と首を突っ込んでお騒がせですね。先ずは理穂の会社の横領事件を解決、次は和樹、麗香、最後が由美子で、ろくでなしの旦那に仕事を紹介したのはいいが、こらえ性の無い彼は借金まみれ、そこに範子が登場し、あらぬ方向に展開してしまった。範子の絶対正義は行き過ぎだが結局上手く収まりますね!やっぱり、正義を貫く事は正しいのか?彼女に忖度や斟酌と言う意味を教え、もう少しソフトな対応をお願いしたいです。

範子の神出鬼没なところと、相変わらずわずかな不正も見逃さない融通のきかないところはかなり恐ろしかったです。まさに和樹のいう通り、「範子の正義は人をも殺す」という言葉がぴったりだと思います。みんな一見範子に助けられたようで、じわじわとプライベートに侵入されて、人格全てを崩壊させられていくような気がします。特に由美子は、ただでさえ働かないモラハラ夫に苦しめられているのに、子供まで取り上げられようとする境遇は悲惨だと思いました。間違いを正すことが必ずしも正解じゃないことが改めてわかりました。

範子の言っている事は確かに正しいけど、少し度が過ぎると思いました。ルールは守らないといけないけど、１度の間違いや失敗も許さないなんて、息が詰まる。それに友達といっても、人の生活や人生に土足で入り込んでくるのは、やり過ぎだと思います。範子は友達だから親切でやっていると思うけど、友達からしたら、大きなお世話ってこともあるし。それぞれの考え、やり方があるんだから、少し離れた所から見守ってあげればいいと思います。もちろん、本当に間違った方にいってしまいそうな時は手を差しのべてあげないといけないけど。人間誰しも、間違いをするものだと思う。だから範子も言葉だけで１度注意して、それでも直らなければ、警察や児童相談所に連絡すれば良いと思う。範子が間違った事を言ってないからこそ、みんなが何も言えない所が見ていて少し辛くなります。

範子が学生時代の仲良し5人組をSNSで調べてまたみんなを集めたのはすごいと思いました。ただ友人といえども個人が特定されてしまうのはちょっと怖いとも感じました。範子がみんなのプライベートにまで首を突っ込んできて、何でも知っているのは不気味でした。彼女には隠し事はできないと思ったし、どんどんみんなが彼女の正義に追い詰められていくのがよく分かるストーリーでした。範子を演じている山口紗弥加さんが穏やかな口調なので、見ていてそんなに嫌じゃないし範子は悪気なく、親のしつけによって正義を貫いてしか生きられない人で、それもかわいそうだと考えさせられました。。

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毎回自分の考えがまとまりません。範子の絶対正義は行き過ぎの様に思えますが、結局正しい道に導いているので、これは産みの苦しみと言う事に収まるのでしょうか?今回娘の行動が気になりました。友達の為に自分の事をないがしろにされている事をどう思っているのでしょう?犠牲者は範子の子供ではないのでしょうか?仲間達も痛いところを指摘され、抵抗しようとするも、歯が立たず、結局被害を被らずにすんでいる事を認めざるをおえないですね。次回、子供はどうなっていくのかたのしみです。

自分の正義感のためには娘も犠牲にするという範子の感覚は、親として全く理解できませんでした。普通なら、何があっても、全力で子供を守ろうとするはずです。でも、範子の場合は、娘が気を引きたくて万引きをしてしまうほど追いつめてしまっています。そのことを由美子達に指摘されても、全く響いていないところが一番怖かったです。範子には、友情も肉親の情も全く存在しないんだなと改めて感じました。律子の父親の気配も感じられないし、彼女は本気で人を大切にするという感情が欠落してるのかもしれないと思いました。

範子の正義に苦しめられることもあるけど、逆に助けられることもあって、もう範子が正しいのか正しくないのか、わたしも分からなくなってきました。娘を警察に連れて行くと言ったのも、ここで甘やかさずに、悪いことをしたら大変なことになるということを身をもって教えるためにはいいような気がするし、難しい問題だなと考えさせられました。だけと、律子ちゃんの気持ちを考えると、心が痛くなります。お母さんが自分を守ってくれるかもと微かな期待を抱いていたのに、見事に裏切られてかわいそうだなと思いました。

法律に則り小さいことにまで正義をかざす範子にイライラしていたので、由美子、理穂、和樹がそのことについて反撃していたシーンにはすっきりしました。しかし結局は範子のおかげで3人とも救われていて、いい方向に向かいかけてやっぱり範子は正しいという展開に私まで納得させられてしまいました。友人4人と同じ気持ちになって範子の不思議なパワーに巻き込まれています。範子の娘、律子は母に従っているようで万引きしてみたり何を考えているのか、どう動き始めるのか、範子の旦那さんが登場していないのでそこも気になります。

今回も少しもぶれない範子の正義を振りかざす所、すごかったです。自分の娘が万引きしたと連絡があり、由美子が声をかけたおかげで、未遂で済んだけど、万引きしようとしていたのは事実なんだから、警察に連れていくと言った時は、ビックリしました。勿論、悪い事をしたのだから、罰は必要だけど、娘の話も聞かず結果だけで判断するのは、どうかと思いました。あと、理穂が会社のパソコンから携帯の充電をしようとしたり、和樹が食事会の後、領収書が欲しいと言った時など、刑法何条とか言って、それは悪い事なんだよ!と言っていたのは、細かすぎて、そこまで言うか!って思いました。でも、範子ならあり得るって思う。自分だったら生きづらいなって思うけど、範子のように徹底しているのは、ある意味すごいなって思いました。

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第四話まで見てきて感じたのは正義による恐怖支配の世界が舞台なんだなと。ものすごい想定を立てた原作者と脚本家に拍手だと思います。範子にすれば「正しいことに対する忠義心」を曲げてしまったばあいはたとえ自殺も構わないという考えなのだろうか。範子は法的には間違っていないのかもしれないけど他人のプライバシ－を侵害しすぎていやしないだろうか。ドラマの中に謎解きがあるのではなく自分自身の中の謎を解くように見ているドラマだと感じる。他のどのドラマにも似ていないところが最大の魅力。まだまだ先が楽しみです。

矢野先生もう少し範子を追い詰めて、次話で、範子が反撃するのかなと思っていたら、長くなかったのが残念でした。でも、がんばったかな。和樹が、出版した本の取材源が、人を騙して入手した情報だと範子が前話で特定したところもすごかったけど。和樹が、なんとかその取材源を説得しようとしたのだが、範子が介入して訴訟まで発展しそうになるとは。それを阻止しようとして、取材源を説得する矢野先生の姿はけっこうまともなことを言っていると、これで、範子は断念するだろうと思ったのですが。結局いいかげんで化けの皮が簡単にはがれ、和樹も矢野先生を信用しなくなりましたね。これで、矢野先生もう出てこないのかな、範子被害者の会があるみたいだけど、もう一度頑張って欲しいですね。

第4話までのところで、一番キツイのは、不妊治療が上手くいかなかった理穂でしょうね。範子が卵子提供しようということですから、理穂は、範子のDNAを持って生まれてくる子を育てないといけないわけです。これは辛すぎます。ただ、ドラマでは、理穂の困惑とか、怒りの表現が足りなかったように思います。そういう大事なことを、ジョーイが範子に頼む前に、何故、妻の理穂に相談しなかったのかが不可解です。また、範子の余りの配慮の無さが、範子の「死への希求」にしか思えない場面が多過ぎます。自殺願望を持ちながら自らは死に切れないので、友人4人に「完全犯罪」で殺して貰うことを願っているとしか思えないのです。で、それはそれでうまい着地点にはなります。幼い頃、自分が帰宅時間ルールを破ったことで母親が死んだという罪の意識が、死への希求ということで納まります。原作とは違いますが、ドラマとしては、そういうのもアリです。

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範子がなんだか可哀相になりました。正義を振りかざして人を正そうとするのはやっぱり間違っていると感じました。約束を守るということは大切だけど、人を殺してまで果たすものではないと思いました。やっぱり範子はお母さんの死でちょっと狂ってしまったんだと思いました。旦那さんのことは家族じゃないと言い切るのも驚きました。不倫していることを悪いとも思っていない旦那さんと不倫相手にこそ正義を振りかざしてほしいと感じました。続きがとても気になります。

結局、範子も自分の利益とまではいかなくても、同窓会という名の「家族写真」を撮るという目標達成のためには、殺人も辞さないということがわかって、とてもどす黒い気持ちになりました。血まみれの服のまま写真を撮って満足している範子の狂気が恐ろしかったです。ただ4人の友人たちが、その場で範子を殺そうとするなんて、すでに狂気が伝染している感じがしました。落ち着いていれば、110番通報や精神病扱いなど、知恵も働いたと思いますが「4人」という集団心理も狂気に拍車をかけたのですね。

家族の約束をした４人は範子に振り回される人生となり、合わせて五軒分の管理をするのは無理でしょう！結局自分の旦那が不倫をしても何も正さなかったのは、彼を家族だと思っていなかったからですか？。１５年前に記念写真を撮ろうと約束した場所に向かう途中で矢沢に邪魔され、正当防衛で殺してしまった。約束の場所にたどり着いた5人は過去を振り返り、範子の手助けを感謝はしているが、しっくりこない気持ちが範子の首を絞め崖から突き落とす結果となった。複雑な気持ちがよく分ります。

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人を殺してしまったとしたら、幻覚をみるほどに怖い思いをするというのは、わかるような気はします。ホラー映画さながらに四人が範子の存在を怖がっていた夜のシーンは絶対正義ならではの独特の世界観だと思いました。演出の仕方が凝っていて、こちらもハラハラとしてしまい、おもしろいと思いました。堀部圭亮さんが愛人に暴力をふるっていて、しかもその愛人に公衆の面前で殺されたというのもなかなかショッキングな展開で、さすが大人の土ドラっぽくて好きでした。

範子が普通に亡くなったとは思っていませんでしたが、ここまでホラーな展開になるとは驚きでした。範子の影に怯える4人の女性たちの恐怖の演技がすごくリアルで、共感してドキドキしながらも、釘付けになってしまいました。特に理穂が、夜に崖の下を確認に行くとは、すごい胆力です。やはり、「自分の血を引く子供が欲しい」という、身籠もる前からの母性がそうさせたのだなぁと感じました。死んだことになっている範子が、夫の愛人を操って「正義の鉄槌」を下すとは、予想のはるか上を行かれて、気味が悪くなりました。

このドラマを見ていて、正義は絶対なのか？どうか、いつもモヤモヤ疑問に思っていましたが、あの一言『正義こそこの世で一番大切なものよ！』この言葉を範子が言ったときやっと分った様な気がしました。一番大切なもの、それは『人の命』であるべきでしょう。どんな理由があっても人を殺してしまったら、それこそ正義に反する事だと思います。4人はその後、悩みながらも平和な日常を取り戻した様ですが、そろそろ範子の反撃が始まった様で、恐ろしい限りです。どうやら死んでいなかった様ですね。

生き地獄から解放されるも、範子に対する罪悪感に疲弊していく４人の姿がとても印象的でした。範子を含めた５人の目と口のみのカットなど、ホラー成分が多く、範子の夫の提案を受け、秘密を抱える選択をするも、５年後に発生した断罪とも言える事件に、かつての恐怖が蘇る。田中みなみさんの迫真の演技がとてもリアリティーがあふれていて、ドキドキハラハラがとまりません。黒幕は誰なのかとても気になり眠れなくなるほどです。次の展開が予想がつかなく何が起きるのかわからないとても魅力的な作品です。

今回の放送で一番考えさせられたのは、正義って一体なんなんだろう。と、4人の女性たちが言いながら犯罪を犯すところです。範子の正義は当たり前と言えば当たり前。しかしながら、それが生きていく上では、誰もが窮屈に思える。そんなジレンマと戦いながら、犯罪を犯してしまった4人の女性たちの葛藤が、見ていても苦しくなるような内容でした。その葛藤で、罪を犯してしまった範子への罪悪感、そして範子への恐怖感が観ていてもハラハラしてしまいました。私は範子にはなれないなぁ。と、毎回思ってしまいます。

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あれから５年後､4人は範子から解放され、それぞれ幸せに暮し､犯した罪を忘れかけようとしたとした所、範子から？招待状が届き四人は再び恐怖の縁へ…でもそれは娘の律子からの物であることが分りちょっと安心したのもつかの間で､範子の腕時計が見つかり、録画機能が作動していたと言う、そんな時計があるにでしょうか？まるで｢007｣です。あえなく逮捕｡押し寄せる恐怖のシーンは最高ですが、結局正義はどこにあるのでしょう？生きていた範子が結論を出してくれるのでしょうか？

本当に怖い、恐怖を感じました。範子を殺してしまった4人がバレないようにずっと暮らしていたのに、突然範子が現れた気配を感じ始めてて範子の娘律子が自分の父親を愛人に殺すように仕向け殺させた。そして2人の葬儀をした時に由美子達4人も呼び、母の死の真相を証し4人に罰を与えるシーンは、範子の正義より、律子の正義はもっと黒い闇の中にある正義なのではないかと感じました。律子は罪を償った由美子達4人を刑務所から出してもなお、許すことなく異常な執着心で、由美子達4人を苦しめていこうとしているシーンは本当に狂ってるとしか思えない。こんな恐怖とスリルを味わいたい、やめられないのもどうかしてるとは思いましたが、子供には見せられないドラマだとおもいました。正義とはただ、法律に則ってあれば全てが正義ではないと考えさせられました。

生きていないはずの範子から手紙が来てパーティに行く事になった、由美子、理穂、和樹、麗香の４人を待っていたのは、範子の娘の律子だったので驚いた。範子の時計に動画撮影機能が付いていたのにびっくりした。その映像を一緒に４人で見るなんて、さすがに証拠がありすぎてドキドキしてしまった。しかも、範子の夫の愛人を支持して自分の父を殺させ、それが正義だと思っている律子が母の範子以上に怖かった。それを麗香と恋人だった亮治がテレビ中継するとは、そんな裏切りがあって恐ろしい男だと思ってしまった。

ミステリ－やホラ－作品って、あらすじも重要なのですが役者の力量は普通のドラマ以上に求められるような気がします。外国のホラ－映画が格段に怖いのはひとえに迫力のある演技があるからこそですよね。絶対正義出の美村里江はズバ抜けていい演技をしていました。毎回よくあんなにたくさんの涙を流せるなぁと感心しましたし驚くシ－ンでは一番奥の歯まで丸見えになるほど大口を開け白熱の演技を見せてくれました。そもそもホラ－はあらすじを楽しむ娯楽ではないけどハラハラと安堵と次の瞬間はまたドキドキさせられたり。ときどき、キャラクタ－の顔にモザイクがかかったりカメラの演出効果も大きいドラマだったと思います。バッドエンドのラストも、いい流れでナイスだと思います。

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娘の律子が範子の代わりに正義の鉄拳を下そうとした時範子が現れたが、以前の範子とは違っていました。突き落とされた時、自分の正義がみんなを苦しめていた事に気づき、謝った。意外な展開にビックリしましたが、わかり合えた様なので、ホッとしました。人にはそれぞれの正義が有ること、正しい事は、何か?話し合いながら考えて行こうと和解できて良かったのですが、娘の律子には理解できず、飛び出し、又、母親を無くした時と同じ状況になった。範子はお母さんが赤信号で渡ってしまった意味を理解できたと思います。

大人たち5人が本心から泣き崩れている姿に感動しました。さすが演技達者な女優さん達です。少々調子がいいようにも思いましたが「話し合ってみんなが幸せになれる正義を探す」というのは、特に殺されかけた範子が言うと説得力がありました。女子高生時代の姿をオーバーラップさせて、5人が笑い合って会食している姿は本当に幸せそうで、警察の到着が遅れてよかったなぁと思ってしまいました。その後5人と律子がどうなったか、もう少しだけ続きが欲しかったです。

範子は、由美子たちに、殺されかけた時に、自分の正義が間違っていたことを知ったのですね。さとった範子は別人のようでした。正義とは、人への想いがあってからこそなんですよね。それを、法律だけを頼りにしてしまうと、行きすぎた正義になって、人を追い詰め、それが、変な方向に行ってしまうわけですね。何事も、行きすぎたは行けないのでしょうね。逆に、由美子たちも、自分が止められなかったことを、反省してましたね。確かに、言い合えは、ここまで酷いことにはならなかった。

皆で料理をして食事をするシ－ンは、空白の時間を埋めさせられたようで良かった。範子が母親の意見ではなく自分の殻から抜け出し、皆から教わることが以外で素直に思えた。正義は簡単にわかるものではなく、何なんだろうと皆で考えたシーンで、人それぞれの正義があるだろうと思った。範子の正しいことを理解あるまで話し合うことができれば良かったのだろうと感じた。由美子から「これからがあるよ」と言われた範子はとても嬉しそうで、5人の関係が修復されていくだろうと希望が見えた。

何やかやと生活の全てに踏み込んできた範子を止められず歪んだ形で範子の暴走を止めようとした４人の女性たち。そこから波乱がどんどん広がり始めたと思うのですが、ちょっと考えてみると私たちの日常でも「そこまで頼んでいないのに」って思うことは多々ある者ですよね。一途過ぎる押しつけに自ら気が付かず自爆するいわゆる「空気読めない女」にはなりたくないなとつくづく思う。最終回は範子の生死のほどがはっきり分かったこと律子が何をたくらんでいたかなどが見所な回でした。

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