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2020年1月1日

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史朗さんのしっかりとした性格に、感心してしまった回でした。仕事は、面倒臭い案件もきちんとこなしているし、節約に勤しんでお金を大切にしているし、料理も上手だし無駄がない。どれだけ完璧なのかと驚きしかありませんでした。しかも、彼氏の金銭・体調管理まできちんとしていて、時に厳しく、時に優しく接しているところも完璧で、カッコいいの一言に尽きました。でも、そんな史朗さんも、賢二さんが落ち込んだりじゃれて来たりすると折れてしまっていたので、そこは可愛いと思いました。

原作からのファンなのでとても楽しみにしていました。原作通りの脚本と役者さんの再現度の高さに驚きました。正直おじさんが料理して二人で食べるだけのほぼレシピ本のような原作をドラマにして大丈夫なのかと思っていたのですが、西島さんと内野さんがシロさんとケンジにピッタリで感動しました。同性愛者が主人公のドラマが、深夜枠とはいえ地上波で放送されるようになったことも感動です。西島さんに関しては「あすなろ白書」を思い出しました。ケンジが一緒に住んでいる人のことを自由に話したいとシロさんに訴えるシーンでは、みんなが好きな事を話せて、偏見を持たれず自由に生きられる社会になればいいなと思いました。最後のアドリブっぽいシーンも可愛らしくて良かったです。

シロさんケンさんの生活は中々楽しそうですね!お料理も細かく説明してくれるので、とてもお勉強になります。お料理のレパートリーも増えそうで、主婦必見でしょう。何より安売りのスーパーを周り特売品のみを買い一種のゲーム感覚で主婦の仕事をこなし、一喜一憂しながらも、主婦の仕事を楽しい物だと捉えているところは、見習うべきかとおもいます。ゲイの事はこれから分っていくと思いますが、それは個人が選んでゲイなったのではなく、神様が決めた事なので、彼らが楽しく楽しく生きて行くお手本になる事でしょう。

筧史郎が買い物をして献立を考え料理をするシーンが見入ってしまうほど良かった。史郎が倹約家で牛乳の価格にこだわるシーンが愉快、将来のためにお金を大事にする姿勢が堅実に思えた。美容師の同性愛者賢二が一緒に生活している設定が面白い。史郎は弁護士という堅苦しい仕事で絶対に人に知られたくない気持ちと、賢二は美容師で自由な感じで女々しく、人に同性愛者であることを隠すことはしたくない気持ちがぶつかってしまうシ－ンがせつなく思えた。賢二が男役という関係が意外だった。

ゲイのカップルの日常、そして年齢が45才くらいだと、将来頼りになるのはお金…それはゲイじゃなくても同じかなとはおもいましたがノーマルな人達以上に苦労することが多いのだと考えさせられました。そして、ゲイのカップルの日常を少し見れて感動しました。素敵ですね。面白かったシーンは買い物で激安狙い、そして家に帰り料理を始めるところで頭の中にレシピはもちろん、冷蔵庫の中の賞味期限が近いなど、細かな所まで節約家？倹約家なのだなと、普通の主婦より主婦でした。見習わないといけないとおもいました。喧嘩のシーンは、あーあるあるこう言う終わり方、って感じで共感できました。ストーリーも見てて面白かったので次回も気になります。

すごく暖かい気持ちになった第1話でした。原作は未読なので、メインテーマが同性愛なのかご飯なのか分からないまま見始めました。「どうして俺だけ一緒に住んでる人の話をしちゃいけないの」お客にシロのことを話し、シロに咎められたことでケンジが言ったこのセリフが最も考えさせられました。家族や恋人の話を人にするなんて普通のことなのに、そんなことも黙っていなきゃいけのかというシロのやり切れなさが伝わってきます。ラストに2人が小さいソファーに座り、アイスを食べながら掛け合いをするシーンが、まるでアドリブ合戦のように自然で暖かい気持ちになる最高の締めでした。

ゲイカップルの話なのにいやらしさがないのがすごくいいなと思いました。子供を将来的に持つことができないから、将来頼れるのはお金だけといい節約にするシロさんはケチ臭さが感じないのが不思議でした。ゲイを家族以外にはカムアウトしてないシロさんと、カムアウトする事に抵抗のない賢二さん、対照的な2人が愛し合ってるのも不思議でした。だけど、男女の恋愛のようにベタベタした感じはなくても心の底から信頼して愛し合ってる気がして素敵なカップルだなと感じました。

西島さん演じるシロさんが手慣れた様子でフライパンを振るシーンがたまりませんでした。CM等でも料理されている事がある西島さんですが、やはり料理している姿が様になります。ケンジも、原作通りのキャラでとても可愛らしかったです。ふたりで、マカダミアナッツのハーゲンタッツを頬張るシーンは見ていて癒されました。同性愛者ということを言われたくないシロさんと言いたいケンジのシーンがちょっと重めだったので、意外でした。来週からだんだん軽い感じになっていくのかな？と思いました。

何の前情報も入れず、何の気なしに見始めました。男性同士の同棲カップルの日々の食事や日常を描いたドラマでした。カップルの自然な日常が描かれていて、男性同士だという事を忘れてしまうようなドラマでした。ドラマの中でも今後、世間体などを気にして揺れ動く心情なども出てくるのかと思いますが、現実の世界では同性カップルも異性カップルも自然と居られるようになればいいのにと考えさせられました。そして、ドラマの中に出てくる食事がとても美味しいそうで、深夜帯なのにお腹が空いて、ついつい料理を作ってしまいました。献立も参考になるので、今後も楽しみなドラマです。

買い物友達の佳代子さんの家に初めて行き,ゲイだとカミングアウトしてしまったシロさんだったが,周りにカミングアウトするのはポリシーに反するのではと思った。佳代子さんは家族以外の人にシロさんがゲイだと話す人ではなさそうな感じもした。ケンジとシロさんが夕食の時にシロさんの昔の彼女の話になった。「あのまま付き合っていたら結婚して子供もいたかも」と言っていた。シロさんの親は「人それぞれでいいの」とゲイなのを理解していたけれど,孫の顔は見たくないのかなと思った。ゲイの人でも子供は欲しい人はいるだろうから,男の人も女の人も両方好きでもいいかとも思う。

あんなにガードの固いシロさんガード、意外にもスイカが原因で、富永一家にカミングアウトすることになるとは、意外でした。しかし、興奮している富永さんに、まず弁護士と名乗らずにゲイといってしまって、しかも黙らせる効き目が全くなかったのは、面白かったです。さらに、富永さんも騒いでいた割にはしっかりとゲイだと聞き取っていたのにも笑えました。こうやって意外にいい関係を持てるご近所ができたことは、2人のためにもいいことなんだろうな、と感じました。

ゲイではあるが、昔女性と付き合っていたシロさんにヤキモチやら嫉妬やらが巻き起こるケンジがひたすら可愛いかった。ただでさえゲイというくくりの中で、割と自分は気を使ってシロに応えているのにそれをなしにされるような不安感は相当なものだったと思う。それを真摯に受け止めて、料理を間にいれながらも正直に話すシロさんはケンジのことが好きなんだなぁとニヤニヤしてしまった。自分はゲイ発言で窮地を脱したところも、コミカルではあるが当事者的には相当な覚悟が必要なだったと思う。また来週も楽しみ。

1話に引き続き二人のかわいいやりとりが見れて癒されました。嫉妬深いケンジがシロさんのスマホに女性からのLINEがきたのを偶然見つけて変装して待ち合わせ場所に行くシーンはとても可愛かったです。シロさんが昔無理をして付き合っていた女の人とそのまま長く付き合っていたら結婚し、子供を作って外に彼氏を作っていたかもしれない、そうならなくてよかったとケンジに話す場面は同性愛者の方ならではの苦悩の部分が見えて考えされられました。また相変わらず出てくる料理が美味しそうだし、自分でも挑戦してみたいなと思いました。

シロさんが、ケンジと2人で食べるにはスイカが大きすぎだけど安い！買いたい！と思い、見知らぬ主婦の佳代子さんと分け合うことになり、それで佳代子さんの家に上がっただけなのに、だんだん佳代子さんの方が「知らない男を家にあげてしまった！あぁ、この人はもしかして私をレイプするつもり？」とどんどんシロさんを悪人として想像していくところが面白く、それを察知したシロさんが慌てて「僕、ゲイなんです！」と言ったのにまだ怖がっていたのに名刺を出して「弁護士」と分かるなり、態度を変えて冷静になったところは、人間って肩書きに弱いなぁと思えて笑えました！

｢ただいま～！｣と言って実家に帰った時、｢いらっしゃい！｣と両親共に言われた時、どんな気持ちだったのか？聞きたいです。とても違和感を覚えました。そして、シロさんのお母さんはゲイでも犯罪者でも受け入れるとは言ってくれたが、顔が受け入れられないと言っている表情をしていたので残念です。ケンジは､悩み事を話してくれないシロさんの事が不安に思ったが、シロさんもクライアントから話を聞いてくれる事を感謝され、ケンジに話を聞いてくれるか？…と､これでわだかまりが取れた様で、スッキリしました。

今週も佳代子さん宅でのシーンがあって嬉しかったです。2人が作ってたコールスローも美味しそうで作りたくなりました。ゲイ仲間となる小日向さん登場でテンションが上がりました!演じる山本さんがカッコよくて見とれてしまいました。ゲイ同士仲良くなってと、今回も佳代子さんの夫が嫌みなくナチュラルに酷くて笑ってしまいました。本当に憎めないない富永夫婦です。シロさんが作った弁当も美味しそうでした。弁当箱がタッパーでそこは男らしいんだなと、設定が細かいなとおもいました。

史郎が実家に来たした時に父から「どんな女ならいい」と言われたことがショックだった。やはり父親からは受けいられていないようで空しい。富樫家で史郎が同性愛者の小日向を紹介された時に空気の流れが変わったように感じた。小日向は賢二よりも好青年で史郎が惹かれてしまうのではないかと期待してしまった。史郎がシルベ－ルの話を聞いての妄想シ―ンが面白かった。史郎が料理をするシ－ンはとても好き、細かい作業を丁寧に説明がついているのが嬉しい。

第三話は、筧さんのシーンが一番面白かったです。登場したばかりの筧さんには、怪しい感じの人だな、暗そうな感じの人だな、とシロさんと同じように唖然とした顔になってしまいました。ですが、筧さんの悩みを訊くシーンで、まず恋人を「ジルベール」と言うところも変わっているし、回想シーン（シロさんの想像）で筧さんが苦笑しながらワタルさんに謝っているところもシュールで笑ってしまいました。それを「のろけ」というシロさんも面白かったです。そのあとの、おじさん2人が真顔でふるふるしているところもシュールで笑えました。

シロさんはお友達の富永さんの家でコールスローづくりをしていたときに富永さんの旦那様にテニス仲間の小日向さんを紹介される。彼もまた、ゲイだった。そんな日に家に帰り食事をしているところでシロさんの父親に病気が見つかる…。同性愛ということについて考えどうにかしようと思うシロさんの両親の心理描写やガンということが発覚して家族のかたちについて考えているシロさんとケンジは今回の見所だと思います。個人的に、富永さん（奥さん）の「かけいさん、私にとって他人じゃない！家族とはちがうもん！」といいきった富永さんの強さにグッと来ました！その言葉に何か気付かされた自分と、自分もそういうふうに誰かの背中を押したり、悩みをすこしでも解決することができたらなと強く思いました。

史郎の父が手術することになり、母の動揺が異常にすごく伝わり意外な母の姿が可愛らしい女性に思えた。ずっと気になっていた史郎と賢二の出会いが新宿2丁目であったことを知り納得できた。二人のクリスマスは普通の恋人よりホットな関係であることが素敵に思える。史郎が勇気を持って賢二から渡されたミニタオルを母に渡すが、名前を言えなかったことが気になっていた。父の手術も終わり賢二の名前を母に告げたことは大きな進歩に思え、それを受け入れた母の偉大さに感動した。

シロさんの父親が今回大手術ということで、母親と個室で手術が終わるのを待つことになったのですが、母親の取り乱し具合がめちゃくちゃ笑えました！シロさんが「まるで間欠泉のようだ。」と表現していましたが、もう的を得ていてさらに面白かったです！ケンジが母親のためにプレゼントにとミニタオルを買ってシロさんに持たせるところは、まるで女性のように気遣いが出来ていて「私よりも凄いなぁ！」と感心しました。最後に母親にシロさんがミニタオルをくれた相手の名を、ちゃんと言えて良かったと思いました。

子供が独立して､夫婦二人だけで暮らしているのでなおさらだと思いますが、いつもそこにある何気ない日常がどんなにか幸せな事だったのかシロさんのお母さんは感じた事でしょう。お父さんの長時間にわたる手術が成功したからこそ感じとれた思いでしょう。それを聞いていたシロさんも自分にとってもケンジの存在が何者にも替えがたい大切な存在になっている事を身に染みて感じたと思います。独りではない幸せに感謝したいと思いました。又、何気ない日常が戻って来て、何よりです。

第四話は、前回判明したお父さんの食道がんの、手術のシーンから始まりました。お母さんのお父さんへの気持ちにも心打たれるものがあったのですが、シロさんへそっと寄り添うケンジさんの様子にさらに心打たれました。また、回想でもシロさんが勇気を出してケンジさんへ同棲を持ち掛けるシーンもほほえましくて印象に残っています。そして、2人のクリスマスディナーのラザニアが本当においしそうで、私も作ってみたくなりました。それから過去の、2人のぎこちないクリスマスの様子から、今のくつろいだ2人の様子に代わるまでの経過を思うと、ほっこりした気持ちにもなれました。

お母さんの「会社の書類なんか読んでないで。」っていう気持ちなんかわかるなぁって思ったし、それに対して驚くシロさんの気持ちもなんとなくわかる気がしました。シロさんの仕事に対して、「裁判なんか負けてもいい。」っていう言葉は少し酷いなと感じました。でも、ケンジさんの選んだハンカチ、すごい喜んでいて良かったです。「一緒に暮らす相手として、選んで正解だった。」と心の中で思っているシロさんが素敵だったし、ケーキを嬉しそうに選んでるケンジさんにほのぼのしました。

「ああ、そうか。うちの親は、孫のかわりに隣の子どもたちを可愛がることに決めたんだ」シロさんが頭の中でつぶやく言葉が胸にささった。シロさんとケンジの関係を受け入れることと、一人息子が子どもを持つ可能性がないことを受け入れるのは全く違うこと。後者は、こどもが持てなかった夫婦が老いていく親世代に対して抱いてしまう罪悪感と同じもので、誰を愛するかと同じくらいどうしようもないもので。自分勝手でも怠慢でもないけれど、自分勝手で怠慢なことに思えてしまう、この感覚はいつまでも慣れることがない。むしろ年を重ねるごとに強くなっていく。そういうとてもデリケートな部分を、そっとやさしく取り上げてくれるこのドラマが好きだ。原作も、ドラマ化スタッフも、もちろん俳優さんも、「一人一人、それぞれの事情をいきていく」ことへのリスペクトがあればこそ、と思う。

ケンジの、シロさんは恵まれているという言葉にとても考えさせられました。子供がLGBTだということを、シロさんのお母さんみたいに認めてあげられる親ってどれくらいいるんだろうかと思いました。そういうわたしも、手放しに認めてあげられることはできなさそうで、それがどれだけ子どもを傷つけることなのかと、悲しくなりました。シロさんのお母さんは、何にも恥ずかしく思うことなんてないと、全面的に認めてくれていてすごいし、これが本当の母親の愛情なんだろうなと思いました。

あんかけ炒飯から具沢山サッポロ一番味噌ラーメン、餅アレンジのオンパレードとカロリー高めの回だった。仲直りのしるしだったり、独りだけの夜の自由の象徴だったり、ひたすら消費優先思考だったりと、今回特に料理をうまく使っていたように思えた。筧家の見事なお節を観賞しながら一人息子がゲイだったらと想像してはみたものの、45なら、性別問わず愛し合う相手がいるだけで救いではないのかとその程度のことしか思いつかなかった。隣家の子供を孫のようにかわいがるようになるまでに筧夫妻はどれくらい悩んだのだろうかと息子不在の夫婦の心境を思った。

ケンジさんが親思いのいい人だなという点が感動しました。シロさんの作り料理はいつもおいしそうで見ているとお腹がすいてしまいますね。餡かけチャーハンすごく食べたくなりました。2人とも美男子なのにゲイでいちゃついてるところは正直気持ち悪いのですが、ついつい見てしまいます。ケンジさんの作る自分流インスタントラーメンもおいしそうですね。たしかにいつもしっかりしてた家庭料理食べててもこういうの定期的に食べたくなる気持ちはわかると思いました。

大みそかを一人で過ごすのに、インスタントラーメンを好きなようにアレンジして食べる！これは長く主婦をやってきた私にはすごくあこがれることなので、ケンジの姿にはすごく共感できました。また、シロさんのお母さんのいうこともとてもわかります。45歳では私も老いのことなど考えもしませんでしたが、60の声が聞こえるようになってからは、生前整理とかに興味を持つようになったからです。そう思うと、このドラマが発信している問題は本当に幅が広くてすごいな、見ている人が多いのもわかるなと思いました。また毎回思うことですが、今回のおもち料理のレパートリーは参考になります。ドラマとは時期外れな話でしたが、今でも正月のおもちが冷凍庫にある家庭はきっと多いと思うので、タイミングはベストだったかと感心しました。

執拗にメッセージを毎日送ってくる小日向さんに、仕方なくレストランで食事をすることになったシロさんですが、自分に告白するのではないかとドキドキする場面では、かなり自意識過剰だなぁと感じていました。そこだけでなく、弁護士の指導をしていた女性にも、「いかん。もしかして好意を持たれてしまったか？」と如何にも自分がモテていると思ってしまう辺りは、あまりの自意識過剰さに笑えてきました！シロさんはかなり行き過ぎてますが、男の人ってそういう所があるかも知れないと思いました。

シロさんの勘違いが面白い回でした。勘違いでその気のない相手から二連続でフラれるとか残念過ぎる。いろいろ考えすぎた結果、自意識過剰になっていましたね。にしても、小日向さんとジルベールのインパクトが最高です。あのハリネズミＴシャツ、ちょっと欲しいｗ毎回そうですが、今回もまた料理が美味そうで美味そうで。深夜ドラマでこんなに美味そうな料理を見せるとは、まさに飯テロ。そして、おっさん二人が夕飯を食べるシーンがなぜあんなに可愛いんだ。微笑ましいことこの上ない。すごく癒されました。

小日向から食事の誘いを受けることになった史郎の妄想が面白かった。普段は紳士に振る舞う小日向がジルベ-ルわたるのことを、甲斐甲斐しく世話し、わたるの前だと物凄いギヤップで可愛くなるのが最高に面白かった。ジルベ-ルわたるが物凄い美少年を想像していたのに、現れた人物が髪もボサボサで髭を生やしヨレヨレの服装で現れた。かなり不釣り合いな二人に見えたのが、かなりドラマを盛り上げることになり楽しかった。手羽先の水炊きも手際よく作る史郎を見るのが大好きで美味しそうだった。

ゲイ同士のカップルがダブルデートを行います。話に聞いていた恋人と実際に会っていろいろ考えるさまが面白かったです。わたるくんは全然イメージと違いますが、独特のキャラクターがいい味わいを醸し出しています。本人はいたってふつーといった雰囲気がまたよいです。ダブルデートの後、雨にふられて、いつも家事をこなしている弁護士が風邪をひいてしまい、彼はかいがいしく世話をやきます。手際が悪いといっていましたが、一生懸命作った料理はとても愛情がこもっていて、おいしそうでした。看病してもらっていてとてもうらやましかったです。美容師彼が弁護士彼のことをシティーハンターの冴羽遼といったときの周りの雰囲気は笑えました。私もどうしてそうなるの？絶対違うという意見に賛成です。

史郎と賢二の人間関係の中で一番気になる存在が、小日向とジルベ－ルわたるであった。とうとう4人で出会うことになるが、やはり小日向が言っていたようにわたるはかなり小悪魔的な存在であった。賢二がいたおかげで、微妙な空気もどうにか収まることが出来たので、賢二の存在が大きく思えた。小日向がいつもより紳士的に振る舞っているが、わたるが小日向に意地悪を言って慌てふためいている小日向が面白い。4人の関係がこれからも見たいと思うほど面白かったです。

第７話は恋人同士の可愛いやり取りが盛りだくさんだったと思います。男4人で食事をしていて、周りも男性ペアばかり、少し異様に思えましたが、デートをしていた、男4人はWデートをしていると思ってみると違和感がなくなりました。航の会話運びにシロさんが慌て、ケンジが落ち込んだり、喜んだりと表情をコロコロ変えるのが可愛かったです。シロさんが風邪をひいた時のケンジの喜びようや料理の仕方、第３者から見れば可愛いのですが、風邪をひいている時だとイライラもするし、どうでも良くなってしまったりして、相手にキツく言ってしまいそうですが、シロさんの対応が大人な対応で素敵だなっと思いました。こっそり喜ぶシロさん、ケンジが手作りケーキのお礼の裏にチケットがあることを知った時の２人のやりとりが、恋人同士の日常のやりとりの中で、相手を大切に思いながら楽しく過ごす理想的なカップルだなと感じさせる第７話でした。次回も楽しみです。

第7話は賢二とシロさんの可愛さ満載の回だった。ストローの袋に水垂らしてイジイジしたり、シロさんが風邪でお世話できる！とウキウキしたり…とにかく賢二がピュアな女子高生みたいで可愛い。賢二の可愛さだけかと思いきや、賢二がシロさんに一目惚れだったことを知り、ニヤニヤしちゃうシロさんもまた可愛い。二人のちょうど良い距離感だったり、目に見えない思いやりのようなものを感じて、ほっこり優しい気持ちになれる。2人の会話やシロさんの心の声ももちろん面白いが、ドラマ内に出てくる調理シーンがすごくリアルで生活感があって、献立の立て方の参考になる。明日はさっそく、だし巻き卵と白和えを作ってみようと思う。

看病イベントに浮かれるケンジが可愛かったです。ほうれん草の洗い方は丁寧を心がけているようでも雑だったり、細かいところを気にするのもふだん料理しない人らしくて、おかしかったです。原作数話をまとめていたので、面白エピソードがいくつか抜けていたのが残念。バナナのパウンドケーキを、史朗がケンジにサーブするところはよかったですね。普段は生活習慣病を気にしている史朗が、夜中にハイカロリーのものを食べさせてあげるほど上機嫌だったというのがよくわかる場面でした。

義之役の正名僕蔵さんと鉄郎役の菅原大吉さんカップル、ハマってました！史朗と賢二よりリアルに存在していそうな二人だと思う。義さんが、自分が築いた財産を、実の両親にはびた一文渡したくない！と強い口調で言っていたのが印象的でした。多分、両親は義さんと鉄さんのこと、猛反対しているんだろうな…。と容易に想像できます。それがわかったから、史朗も快く受けたのだと思う。同性カップルが置かれているリアルな現実、生きにくさが伝わる印象的なシーンでした。日本は、外国に比べてまだまだ遅れているんだ。と実感。今日のメニューも、ささっと手軽にできて美味しそう。でも、実際に作ったらあんな風に簡単にはいかないのだろうな…。いつも史朗さんが傍にいるなんて、賢二が羨ましい！

簡単なお料理の作り方を紹介してくれるところがいつも面白いです。今回はブロッコリーの付け合わせソースをメモしてしまいました。またゲイの方の悩みを知ることができ、まだまだ社会はLGBTの人に応じられる環境が整っていないことに考えさせられます。今回は財産相続についてで、手段は養子縁組でしたが、それについてもまだ知らない人はたくさんいると思うので、こういう事案をドラマ化されるのはいい影響になると思いました。またシロさんと賢治の距離感も良く、離れちゃうの?とドキドキしましたがお互いの愛を確認出来るのも良かったです。

ノンケに近いイメージのシロさんが、いろいろ理屈をつけつつも結局ケンジをすごく愛していることがわかり、すごくほのぼのしました。自炊して来客を待つことといい、桃のシェアに飛びつくことといい、真心が素敵です。一方で、婚姻届を出せないカップルの財産問題が切実にわかり、興味深かったです。ケンジの知り合いのカップルが、3分の1すら親に遺産を取られたくないと思ったのは、自分たちに理解のなかった恨みの気持ちがあるのかな、と感じました。

ゲイカップルにとっての結婚は養子縁組になると知ってはいたけれど、両親にビタ一文遺産を残したくないからだという理由の裏を考えるとなかなかつらいものがありました。我が子がゲイであるということを受け入れられなかった親と、激しい拒絶を受けて故郷を後にした息子という構図が容易く想像できたからです。同性で愛し合う者同士というのは思っている以上に祝福されることが少ないのでしょうね。そういった過去を踏まえてレストランでの二人の様子を思い返すと、いろいろなものを越えてきたんだなと思えて感慨深かったです。

賢二の友達がお店に現われ、大きな声で会話している風景で、他のお店の人達に同性愛者とわかってしまうのではないかと思う史郎がもどかしい。史郎はゲイなのにカミングアウトできないのは、弁護士という職業柄なのか。あんなに激怒する史郎とは驚いた。しかし史郎のことを大事な存在と思っているのは、主婦の佳代子のかなり踏み込んだ会話でよくわかった。どんなに喧嘩をしても、賢二だと自然と仲直りできる存在で、史郎と賢二はとても素敵なカップルと思えた。

シロさんはモテモテで、女性に言い寄られない為に結婚指輪が必要だと、良いことを思いつきましたネ！でも中には結婚指輪をしている人をあえて狙って来る女性もいるのでご注意あれ！ケンジも理由を聞いてちょっとガッカリした様ですが、あの喜び方は乙女チックで、キモカワイイって感じでした。せっかく買った指輪もお仕事柄ずっとつけていられない様ですが、又ひとつ絆を深めた事でしょう。料理も食べてくれる人がいるから作りがいがあり、男、女、関係なくパートナーを大切にしましょうと言うことでしょう！

賢二が三宅から浮気の相談を受けていたが、本人に全面的な見方でない、パ－トナ－を大事にと言った言葉は重みもあり心に響いた。意外と男らしい気がした。史郎が結婚式でモテモテとなり、指輪を欲しいと感じていた。何気なく賢二に指輪を買ってあげようかといった話に、賢二の喜ぶ姿が面白かった。史郎と一緒に指輪を買いにくことになったが、史郎は恥ずかしそう、賢二のクネクネした女性らしい仕草が最高に盛り上げた。しかし指輪を日常につけることが出来なく残念である。

第9話は、テーマが指輪だったのですが、ラブとしての二人の象徴として指輪がほしい夢みる乙女のケンジと、実用的必須アイテムとして指輪を買おうとしているシロさんとの考え方の違いが面白かったです。でも、今回ばかりは愛が深めのケンジの強い押しにシロさんが押されぎみでそれもほほえましく、愛されているな、ケンちゃんと顔が緩みました。家族のあり方や、長年連れ添った夫婦の悩みなども盛り込まれており、妻への不満を漏らす美容院店長に、贅沢な悩みだと諭すケンちゃんがなんだか素敵でした。

シロさんとのペアリングを指につけてうっとりとしているケンジが可愛すぎました。シロさんも、そんな感じの姿を見て微笑んでいたし、本当にこの二人にはかなり癒されます。ケンジが、指輪も大事にするけどと言った後に、なにがとは言わなかったけど、「大切にする」と言ったことにキュンとしました。シロさんも、頷いただけだったけど、ちゃんと意味が伝わっている感じで、二人の絆が感じられる感動のシーンだったなと思います。結局指輪は二人とも日常的につけられないというオチもおもしろかったです。

かわいすぎるケンジに感動させられるエピソードでした。特に、「別れるつもりがないならパートナーは大事にしなよ」と店長を一括した後に、たった一言だけですが力強くシロさんに伝えた「大事にする」という流れが良かったです。その言葉を伝える際に少しだけあった間に寂しさを感じてはしまいましたが、幸せそうなケンジの笑顔にこちらまで嬉しい気分になってしまいました。そして面倒と言いながらナポリタンを作ってしまうシロさんの家事力の高さに感服。見習いたいです。

ケンジが勤める美容室の店長はケンジが担当しているお店のお客さんと浮気をしています。お店の空いている部屋で奥さんがエステをやったらどうかと店長が提案し、奥さんもその気になります。しかもそのお客さんの第一号がかの浮気相手となりそうな展開になっていました。殺伐とした雰囲気にケンジは耐えられないと店長に訴えます。しっているものだけがわかるその雰囲気に耐えられない気持ちは共感できました。そして、奥さんが意味深な言葉をケンジに伝えます。やっぱりばれているようで、ぞくぞくっとしてしまいました。女の怖さをかいまみた気がします。こんな状況からシロウさんが浮気をするのではないかとケンジは心配でしょうがありません。涙目になりながらうるうると必死に訴えるケンジの姿はかわいらしかったです。そんなケンジの様子をみて、2人きりとなる飲み会を即座に断るシロウさんんもかっこよかったです。

今回は、ケンジのシロさんに対する焼きもちが嫉妬に変化し、小日向さんとシロさんが二人で会うことになり、二人に対する妄想からだんだん負のループに陥ってしまい、ついに爆発してしまうところがメインの回でしたが、それまでに夫婦の不安定な感情を美容院店長から見せられたりする伏線があり、将来においてのケンジの悩みが深くなって行くところも手に取るように分かり、考えさせられるドラマでした。シロさんに小日向さんと二人で会わないでと気持ちを爆発させる理由も、ものすごく共感し、胸に迫りました。そのケンジを受け止めるシロさんは、温かく、大きい存在感で、シロさんいい男でした。その後の休日に手の込んだ昼食を作り、二人で食べるシーンでは、シロさんがおいしい昼食を作ってくれたお礼を言うケンジに、「ごめんと言われるより、ありがとうと言われる方がいいな。」とポツリと言うシロさんがカッコよくて、いつにも増して素敵な回でした。

シロさんがケンジに、謝られるよりありがとうと言われる方がいいからもう謝らなくていいと言った時の表情がとても穏やかで、2人の絆が深まったんだなということが伝わってきて感動しました。やっぱり2人が本音で話せる場は美味しいご飯のある食卓なんだなとほっこりしました。それにしても、あのクレープたちが美味しそうすぎました。おかずクレープはわたしも食べたことがなかったけど、ハムエッグとバターとチーズを入れて食べてみたくなったのでチャレンジしてみようと思いました。

内野聖陽さん演じる賢二さんが西島秀俊さん演じる史朗さんへ感情を爆発させるシーンがあり、そこの二人のやりとりに感動しました。最初は史朗さんの浮気を心配しての賢二さんのわがままと思っていましたが、そうではなく、自分自身、昔浮気をしてパートナーを傷つけたことがあり、その罪悪感と自分もそうなってしまったらという恐怖で史朗さんとの幸せを感じるたびに怯えていたのだと思うと胸が苦しくなりました。史朗さんも最初は怒っていましたが、賢二さんのあまりの取り乱し方に驚きながらも、最後まで賢二さんの言葉を聞き、「嫌いにならないから」と言った一言で二人の関係の深さや愛情の深さを改めて感じました。また、史朗さんが「ごめんよりありがとうがいい」「謝らなくていい」とさりげなく賢二さんに伝えたシーンがあったのですが、その言葉に心が温かくなりました。賢二さんの顔を見ずに言う史朗さんが、史朗さんらしいなと思えた一面でした。

賢二はいつも優しく、他人に気を使ってばかりいるのは、生い立ちの影響もあるのかなと思いました。そんな賢二だったけど美容室の店長の奥さんに言われた言葉から史朗さんに二人で、会っちゃダメと焼きもち焼くなんて意外でした。でも史朗さんは賢二の言う事を聞いて断ってくれて、本当に賢二の事好きなんだぁ～。料理がいつも美味しそうだし、参考になるし、お腹が空いちゃいます。真似して作ってみようかな？ドラマがどうやって終わるのか想像がつかないけど、今後が楽しみです。

親と子の思いがテーマで、シロさんのご両親とシロさんとの少しずれた掛け合いが切なかったです。シロさんのご両親は、シロさんのことを精一杯受け入れようとしているところが、シロさんには後ろめたさとしてずっとあるんだなと改めて思いました。でも、親はありがたいんだなとつくづく思わされるシーンでした。シロさんとケンジのお家で小日向さんとジルベールカップルを呼んでのクリスマスパーティで、ケンジがジルベールに仕掛けるマウントが痛快で、ひねくれ屋のジルベールの悔しがり方が面白かったです。今回もご飯は素晴らしく美味しそうでした。シロさんが、パーティで自分の両親への気持ちを吐露する場面がありますが、「両親に、自分が決して不幸ではないところを見せたい。」という台詞に複雑な思いが込められているなと感じました。

ドラマでの季節はクリスマスですが、クリスマスディナーの口直しとして出てきた紅茶のアイスがこれからの季節にピッタリで作ってみたいと思いました。ですが、甘さがあるから美味しいのだと思いますが、砂糖以外に練乳が１本丸ごと入っているのは糖質を考えると知りたくなかったようにも思います。ドラマの内容としては、親子の思いやりを考えさせられるお話でした。どんな子でも親は子を思っているし、子どもだって親は理解してくれないと言いつつも親を思っていることがシロさん達のようにそれぞれにちゃんと伝われば、最近多い親子の悲しい事件も減るのかなと考えさせられました。シロさんが大切な人たちとどんな新たな１年を迎えていくのか、来週も楽しみです。

美容院の店長の奥さんが浮気を許しているようで許していないのがすごく怖かった。　「ある程度、軌道に乗ったら独立するかもしれない。」と、ケンジに話しているシーンに、ケンジだけじゃなく、ドラマを観ている自分も震えてしまった。ケンジがシロさんの浮気を疑って、ヒステリーを起こした女性の様になっているシーンの迫力がすごかった。　男性が女性の様にヒステリーを起こすと、場の破壊力が女性の比ではないと思った。不倫や浮気は、やった方もやられた方も心に残ってしこりの様になるんだなあと改めて思わされた回だった。

クリスマスディナーに誘われたシロさんが、年末の出費を気にして家でご飯を作って小日向さんカップルを招待する話をした時には、私はケンジが「嫌だー！」とダダをこねると思っていたら、「シロさんが良ければいいけど」とシロさんがゲイカップルを呼ぶことに抵抗があると、そちらの方を心配するところを見て、本当にケンジは優しいなぁと思いました。実家にケンジを連れていくことに、抵抗があったシロさんでしたが、歳ゆく親が自分のことをどう思っているかを考え、ケンジを連れていく決心をしたシロさんはすごいと思います。結構勇気がいる決断だと思いました。

何といっても一番感動したのは西島秀俊演じるシロさんが涙ぐんだシーンです。「自分の親に幸せだとわかってほしい」という気持ちには胸を打たれました。理解してもらうことよりも、可哀そうと思われたくないというのは、日常でもそうかもしれないな、と感じました。それに対して、ケンジが指輪を自慢したがったり、ジルベールこと航が文句をつけつつもシロさんの料理を堪能してケンジに焼いたりする姿は、コミカルで面白かったです。「親の悩みはノンケでも同じ」というのにも少し心が動かされました。

賢二は史朗のことが大好きで、そのことしかないのかと思っていたけど、意外にもいろいろな事を考えていたのですね。特に、史朗の家で卒アルを見たとき。この頃から既に、同性愛者として今後生きていく手立てを考えながら過ごしてていたなんて。10代から、惚れた腫れただけではなく、真剣に人生について考え、それに向かって進んできたふたりだったから、今こんな風に幸せでいられるのかも。ある程度の苦労は想像していたけど、想像以上にいろいろな事があるのだと知らされました。でも、今回の史朗宅訪問で、二人とも何かが吹っ切れた様子。また1歩前に進めた気がします。続編が見たいです！

史朗の両親の元を訪れた帰りに、賢二にこわれて二人して入ったカフェのシーンが個人的には良かったなと感じました。史朗は両親が自分がゲイである事から辛い思いをさせてきたと思っていて、それがトラウマの様になり人前でゲイである事を隠す様になりましたが、それが両親に賢二を会わせ、もういい加減良いかなとゲイである事を、人の目を気にしない態度を始めた史朗の賢二を思いやる気持ちや、前向きに変わろうとする姿勢が偉いなと素直に感じられましたので、とても感動的で印象に残ったシーンでした。そんな二人のその後も是非見てみたいと感じた最終回でした。

一緒にご飯を楽しく食べれる人がいることの幸せさを感じさせられるドラマでした。最終回、シロさんは今まで親を避けていたと思うのですが、最後は自分の幸せを見せるような感じで、安心してもらおうとしているように見えました。本人にとってもかなりの大きな変化だったのではないでしょうか？わたしはまだ親ではないですが、自分の子供ができた時に、その産まれた子の意志を尊重できるようになりたいと痛感させられるドラマだと思います。同性愛というものを軽く考えずに、身近な存在、自分の身の回りの人物に起きるかもしれないものとして意識して過ごしていきたいです。

しろうさんの両親に会うために、ケンジはお正月に実家に行きます。仕事場の人にいろいろ相談し、どうすればいいのか助言を聞くケンジが可愛かったです。しろうさんの両親が聞きたいことがあったということで、ケンジに「どちらかが家で女装しているのか？」と聞いたというのはなんだか身に包まされてしまいました。普通でも女装しているわけではないと知る前と知った後のお母さんの豹変ぶりがおかしかったです。それだけ心配していたのだと感じました。

ついに賢二がシロさんの両親に会いに行くシーンから始まる。ぎこちない感じでの対話からスタートするも、最後には打ち解けて別れる。シロさんの心境の変化が見られた回だった。いつも一人で行くスーパー「中村屋」に賢二と二人で行く。帰りに賢二に誘われて、女性客で溢れるカフェに行く。そして今までは外食するときは周りの目を気にしていたシロさんが、今回は全く気にしない。賢二の方が気にする展開。自分が同性愛者であることを「きっと理解してもらえない」と思っていた両親が思いもよらず賢二と打ち解け、受け入れてくれたことによるところが大きいのかと考える。これまでシロさん、賢二が仲良く談笑する姿などはあったが、今回初めて賢二がシロさんを後ろから抱きしめるシーンがあった。「同性愛」であることを忘れ、とても自然なシーンだと感じた。

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